- ベストアンサー
わずか10人で従軍慰安婦決議案を採択した米下院について
米下院にて従軍慰安婦決議案が採択されました。 http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070731/usa070731001.htm しかし記事を読むと、下院総議員数435名に対し、本会議場にいたのはわずか10名程度。 しかも発声による投票で「反対の声が無かったから」採択されたとのこと。 米下院の形態には詳しくないのですが、普段からこのような少人数で簡略化した 採決の方法をとっているのでしょうか? この決議案には167名の賛同議員がいたはずですが、彼らは何をしていたのでしょうか? 米下院の採択形式について詳しい方、今回のような採択は普通のことなのか、教えてください。 なお、同じニュースをアサヒも報道していますが…。 http://www.asahi.com/international/update/0731/TKY200707310019.html >下院外交委員会は6月26日に39対2の大差で決議案を可決。 >本会議でも3分の2以上の賛成が見込まれたことから、今回の採決は発声投票で行われた。 >出席議員から異議は出なかった。 出席者がわずか10名だったことが書かれていないだけでなく、非常な勢いで採択されたと錯覚しそうな記事ですね。 アサヒの体質がよくわかる記事だと思います。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
米国議会では、(重要法案などの場合を除き)今回のような採択方式は珍しくありません。 【解説】 アメリカ合衆国憲法は、議院の定足数(議事を行い議決をするのに必要な最小限の出席者数)について、次のように定めています。 http://japan.usembassy.gov/j/amc/tamcj-071.html (引用開始) 第一条第五節 (一) (中略) 各議院の議員の過半数をもって、議事を行うに必要な定足数とする。定足数に満たない場合は、その当日に休会し、また各議院の定める方法や制裁をもって、欠席議員の出席を強制することができる。(引用終り) ところが、実際には下記のような慣行があります。 アメリカ連邦議会上院における立法手続(pdfファイル。松橋和夫氏、国立国会図書館総合調査室) http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200405_640/64001.pdf (引用開始) 下院では、定足数点呼は、通常、電子式投票システムによっている。 (中略) 両院とも実際に定足数点呼を行ない、その存在を確認することは、年に数回程度しかない。現に議場にいる議員数が明らかに定足数を欠いている場合でも、定足数が当然に満たされているとの前提のもとに審議を行ない、かつ議決(記録投票の場合を除く。) を行なっている。 (中略) 上下両院とも、表決の方法には次の3つがある。発声投票(Voice Vote)、起立(分列)投票(Division Vote:一般的にはStanding Vote)及び記録投票(Recorded Vote) である。 (中略) また、発声投票と起立投票は、記録投票の場合と異なり、定足数の存在は問題とされない。なお、上下両院とも、重要な問題については、発声投票の後、ほとんどの場合に記録投票の実施が要求されており、起立投票は実際には稀となっている。 (中略) 各院とも、ほとんどの問題は、まず発声投票にかけられる。 (中略) 議員は、起立投票又は記録投票の実施を求めることができる。議員からの要求がなければ、議事主宰者は発声投票の結果を最終的に議院に宣告する。 (中略) 下院における記録投票は、電子式投票システムにより行なわれる。(引用終り) つまり、下院が定足数の充足を確認するのは、ほぼ記録投票の時だけです(会期冒頭を除く)。明らかに定足数を欠いていても、それを確認しない以上、議院としては関知しないのです。定足数を確認するのは議院みずからであって、新聞記者やその他の人ではありません。なぜなら、議院はその運営に関してよそから口出しされない、高度な自治権を持っているからです。したがって、憲法違反の事実は公式には確認されていないことになり、議決も有効という解釈なのでしょう(発声投票、起立投票の時は人数を数えないから)。 議院の自治により、定足数確認の要求ができるのは議員です。下院の場合、記録投票を要求することが、定足数確認の要求を含みます。 【補足】 今次の決議案の共同提案者は、下院議員総数435人のうち167人に上り、その人たちは当然決議案に賛成です。一方、決議案反対の意向を明らかにした議員は、わずかしかいませんでした。在米韓国・中国系団体と日本政府との双方が、ロビー活動合戦を繰り広げたと言われていますが、日本によるロビー活動は功を奏しなかったことになります。また、167人にも反対派にも入ってない議員は、この決議案にあまり関心がないと思われます。もともと、米国自体の重要法案などではないわけです。 したがって、仮に記録投票が行われていたら、出席するのは「共同提案した以上、責任がある167人」+「少人数の反対派」+「人数合わせのためのその他議員」などで、定足数(218人?)をあまり超えなかった可能性があります。そうすると、(定足数を満たした上で)圧倒的多数で可決という形になり、日本はなおさら晒し者になったはずです。 それが分かっているから、反対派議員は採決に欠席し、賛成派議員もごく一部しか出席せず、発声投票でよしとしたのでしょう。可決自体が日本にとって痛手なのですから、傷口に塩を塗るようなことは避けようという、大人の心遣いとも考えられます。それに気付かないのは子供でしょう。 しかし、大半の日本人は米国議会の慣行など知りません。「決議案が採決された際に本会議場にいたのは、わずか10人程度」という産経の記事を読むと、「何だ、そんなことで可決したって言ってるわけ?」と感じる人も出てきます。また、読売も同様の記事を書いています。 米下院で慰安婦決議、公式謝罪要求…本会議で初の採択 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070731it02.htm > 実際に本会議に出席した議員は数人で、 産経・読売は、従前からこの決議案を攻撃するキャンペーンを張っており、印象操作にこれ努めているふしがうかがえます。出席議員が「10人程度」(産経)、または「数人」(読売)だったのは事実でしょうが、それを解説なしで報じると、印象操作に利用できてしまうわけです。実際、まんまと引っかかったあげく、朝日に因縁を付けている人までいます。 しかし、米国議会の慣行についての解説なしの報道としては、朝日のような書き方が妥当でしょう。 米下院が従軍慰安婦決議を採択 http://www.asahi.com/international/update/0731/TKY200707310019.html 「本会議でも3分の2以上の賛成が見込まれた」……その通りです。 「下院指導部は参院選への影響を避けるため、本会議採決を選挙後に先送りし、日程の公表も投開票後にするなど配慮を見せていた。」……これもその通りです。 拙文ですが、次の質問のNo.21回答も御高覧いただけると幸いです。 「慰安婦」決議採択、日本政府に謝罪要求 どうして? http://okwave.jp/qa3120401.html
その他の回答 (7)
- tyr134
- ベストアンサー率51% (851/1656)
>安倍首相の反応が「米議員に対する侮辱」にどう >つながるのかが、私にはよくわかりません。 >詳しく教えていただけないでしょうか? 言葉足らずでしたね。補足いたします。 確かに、説明することも大切でしょう。 しかし、政治家が言葉を発するには、時のタイミングを掴まなければなりません。 今回の安部首相の発言のタイミングは、政治的にも外交的にも最悪です。 この議案が提出される事を受けて、機制を制して発言し可決阻止をしたかったのかもしれませんが、結果はご覧の通り逆効果でした。 安部首相の発言が「可決しないよう圧力」をかけるために、発言した(と米議会ではとられた)事が問題です。 「可決しないよう圧力」をかけることは「内政干渉」にあたります。 米国という国は、自分たちが内政干渉やプロパガンダを受けることに非常に反発を示します。 安部発言と一部議員による公告意見が「内政干渉・プロパガンダ」ととられ、心理的に嫌悪感を持たれたことが、今回の可決に繋がったといってもいいでしょう。 つまり、多くの米国の議員にとって「決議案の内容」などどうでもいいのです。 そんなどうでも良いことで、「広義の強制云々」などと「屁理屈」を言われても、ますます頑なになるだけですよ。 頑なになった人間に、筆舌を尽くしても理解されません。 政治、外交というのは(大規模な)心理戦です。 言葉を発するタイミング一つで、結果は大きく異なります。 残念ながら、今回は最悪なタイミングで最低な言動を取った事が、政治的敗北(議案可決)となりました。 もし、安部首相他が本当に慰安婦問題について河野談話の誤りをただしたいのであったなら、あのタイミング(議案が採決されていない段階)で反応を示した事は失策であったといえます。 もし、可決されたなら、その可決された事に対して「誠意を持って説明する」というスタンスで望めば、まだ聞く耳を持つ人が現れたかもしれません。 (今となっては、既に両陣営とも感情的になってしまうでしょうから安部首相在任中に、この問題の本質(広義の強制云々)が米国議員に理解されることはないでしょう)
お礼
再度の回答、ありがとうございました。 わかりやすく説明していただき、感謝します。
- Ganymede
- ベストアンサー率44% (377/839)
ご存知ないのかも知れませんが、この Q&A サイトは議論を禁じているそうです。また、有名なマーフィーの法則の一つは、次のように諭しています。「○○と議論するな。はた目には、どっちが○○だか分からない」。「○○」な人は、「普通に考える」の「普通」の基準が尋常ではありません。係わり合いになった私も○○だと反省しています。 ここでは、傍目にも明らかな虚偽を訂正し、何を議論しないかを述べるにとどめます。 1.「委員会修正案ですら賛成39反対2棄権204」…… 捏造。 正しくは、米下院外交委員会の委員数は50(下記資料作成時は欠員2)です。「賛成39反対2棄権204」というのは、委員数(50)とも下院総数(435)とも合いません。 House Committee on Foreign Affairs - Committee Rules(pdfファイル) http://www.internationalrelations.house.gov/110/rules110.PDF 慰安婦決議案を可決 米下院外交委 首相の公式謝罪促す(産経、2007年6月27日付) http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070627/usa070627002.htm (引用開始) 米下院外交委員会は26日、慰安婦問題に関する対日非難決議案を原案を一部修正のうえ、39対2(欠席9)の賛成多数で可決した。(引用終り) 2.「議案の根拠となるのが吉田証言と河野談話」 …… 今次の決議案の根拠となったのは、(作成にかかわった)議院スタッフらが渉猟・研究した膨大な各種資料であることが、詳しい報道記事によって伝えられています。 まず、決議案は、軍による強制連行を「告白」した吉田証言とは一致しません。なぜなら、軍による強制連行を書いてないからです。次の質問の No.3 回答をご覧ください。 従軍慰安婦の決議案についてどうも全体像が判らないのですが http://okwave.jp/qa3180410.html (引用開始) 決議案では、(軍、官憲の)「強制連行」をあまり強調していないというのは、その通りだと思います。(…っていうか、全然書いてないよな…)(引用終り) 通過した「慰安婦」決議の原文(WAM のサイト) http://www.wam-peace.org/main/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=16 また、河野談話は日本政府の公式見解であり、安倍内閣を含む歴代の内閣が継承しているものです。安倍首相の国会答弁、および2007年3月16日付けの内閣答弁書が、それを明言しています。したがって、日本政府に諸措置を求める今回の決議案が、河野談話を根拠の一つとしているのは、至極当然のことです。 3.「20万飲を拷問しただの」…… このたびの決議案に、そのような文言はありません。「20万人」という数自体、出てきません。決議文を読みもせずに因縁をお付けになっているのがバレバレです。 4.「普通考えません」「普通に考えれば」 ……「普通」の基準が尋常ではないようなので、議論しません。 5.「共同提案者に名前だけ貸して本決議はボイコットした」 ……矛盾した脳内捏造で、不自然です。しかしこれも、「自然な考え」の「自然」の基準が尋常ではないようなので、議論しません。
お礼
再度の回答、ありがとうございます。 むろん私も○○や×××とここで議論をするつもりはありませんので、 ご心配なく。 ですので最低限のレスにとどめます。 >1. これは私の勘違いでした、失礼しました。 >2. 私が言っているのは、それ以前の段階の話です。 >3. オハーンさんの証言も採用しての議案だったと思いましたが? >4. 「出席人数が多いとダメージが大きいから、わざと人数を減らして それを軽減するという大人の心遣い」よりは尋常かと。 >5. 4.と同じです。私には、あなたの「不自然」の基準が尋常では ないように見受けられます。 再度言いますが、私もここで議論をするつもりはありませんので。 回答には感謝します。
- tyr134
- ベストアンサー率51% (851/1656)
この問題は、別に日本としては徹底的に「無視=黙秘」が政治的には吉ですね。 この問題の発端は、マイク・ホンダ下院議員がロビー活動の一環として決議案を出したことに、安部総理が過剰反応した事です。 この過剰反応が、「米議員に対する侮辱」と受け取られたこと、日本の一部の議員による「プロパガンダの為の新聞広告」に「感情的に嫌悪感を持たれたこと」が、この決議が可決された裏に流れています。 それを示すかのように167名の賛同議員の殆どは出てこずじまい。 まぁ、この議案を可決させることで取り合えず「嫌がらせ」は達成されたんでしょうね。 そんな下らないことに付き合うくらいなら、個人の政治活動を優先させた方が遙かにメリットになりますし、出てこなかったんでしょうね。 朝日の記事には、確かに熱が入ってますが =========================== 決議案の共同提案者は下院(定数435)のうち民主、共和両党の167人に達した。そのうち142人は安倍首相の3月1日の発言後に共同提案者となっている。安倍首相は4月下旬の訪米時にペロシ下院議長(民主)やブッシュ大統領らを前に謝罪を表明。一時は沈静化したが、日本の国会議員らが6月14日付の米紙ワシントン・ポストに、決議案は「現実の意図的な歪曲(わいきょく)だ」とする意見広告を出し、議会内の反発が再燃した。 =========================== この下りは、正しいですね。
お礼
確かに大多数の議員にとっては、名前だけ貸しておいて あとは自分の活動を優先する方が、ずっと実になるでしょうね。 賛同しながらも出席しなかった議員達も本気でこの議案を 考えているわけではなかったと思います。 しかし、「黙秘が正しい」というのはどうでしょうか? 慰安婦決議案には「集団レイプ」「強制堕胎」というような 今までの慰安婦問題に尾ひれをつけた内容になっています。 これを黙ってほうっておけば、日本はこれらの内容を 認めたことになり、いいがかりの種をみすみす放置する ことになるでしょう。 これは南京大虐殺や竹島問題と同じく、放置していた ことにより問題が巨大化し後々足を引っ張ることに なるのではないでしょうか。 日本はもっとしっかりと己の言い分を通すべきだと、 私は思っています。
補足
安倍首相の反応が「米議員に対する侮辱」にどう つながるのかが、私にはよくわかりません。 詳しく教えていただけないでしょうか?
- rx78ns00k2
- ベストアンサー率32% (184/561)
#3です 誤り 最近のニュースでは、こんなのもあります。 正 決議案のニュースでは、こんなのもあります。 失礼致しました ^^;
- rx78ns00k2
- ベストアンサー率32% (184/561)
慰安婦決議案は過去に4回提出。 昨年初めて下院外交委員会で可決された後、廃案となっていました。 今までも、外交上のカードとして、脅してきたのが 何度も使っているので、新鮮味が無くなったのかは分かりませんが、 軽くカードを切ったのでしょうね。(ただし何の為かは不明) 政府も冷静に受け止めているようですし、大きな問題では無いのでしょう。 (大きくしたい人はいるみたいですが) 決議に法的拘束力はないが、嫌がらせ程度には、なるもんなんでしょう・・ 外交上のカードを、切る切らないの問題で、米国内の予算がらみじゃないから、本会議場にいたのはわずか10名程度なのでしょうね。 今後は何度も切れるカードとして FX選定と情報流出 管理の甘さで損なわれた国益 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070731-00000913-san-pol て事で、これは米国側は、しばらく使えそうなネタですよね。 最近のニュースでは、こんなのもあります。 http://www.shikoku-np.co.jp/national/international/article.aspx?id=20050429000018
お礼
過去数回廃案になっていることからも、米国では 慰安婦決議案というのは実際はほとんど話題に のぼっていないそうですね。 まぁ下院の決議案って、調べてみるとどうでもいいような ことまで手を出していますから、当人たちの意識も それほど関心があるわけではないなと思います。 本来ならば大騒ぎするべき相手でもないのでしょうけど、 一部マスコミは着火に必死になっていますからね。
- United_93
- ベストアンサー率37% (430/1139)
ア*ヒは 先日の「従軍慰安婦」なるものに関する「裁判ごっこ」でのでっち上げ報道で 月刊誌などで安倍首相からはっきりと反撃されたものだから 安倍さんが憎くて仕方がないんでしょう。 参院選の報道姿勢をみていると この紙は安倍さんへの怨念だけでやってるとしか思えないくらいでしたし。 今回の決議も嬉しくて仕方ないんでしょう。 そりゃ10人だけで決議されたなんて載せないでしょうね。
お礼
裁判ごっことは「女性国際戦犯法廷」のことでしょうか。 それ以外でもアサヒは事あるごとに安倍首相に噛み付いていますし、 「怨念」という言葉が本当にぴったりくると思います。 参院選の最中もひたすら与党のアラ探しに一生懸命でしたし、 ジャーナリズム精神とやらはどこにおいてきたのやら…です。
- kantansi
- ベストアンサー率26% (658/2438)
ご指摘の通り、今回の決議は正常じゃないですね。 中・韓・朝とそのロビイストから毒饅頭を食わされた一部の議員と、意図的な反日議員の仕業でしょう。 日本の国会議員と違い、アメリカの国会議員は少しは歴史も勉強しているはずで、大半は「従軍慰安婦」といわれる物の実態を理解していると思います。 よって斯様に馬鹿らしい決議案の採決には、まともな多くの議員は出席する気になれなかったのでしょう。 それにしても、仰るとおり相変わらず朝日はひどいですね。
お礼
そうですね、10名しか出席がなかったのは「採決確実で 出席の必要がなかったから」なんて言う人もいますが、 普通に考えればおかしい話ですよね。 慰安婦問題が女性の人権問題にすりかえられている米国では 決議案に反対すれば人権意識のない議員だといわれる、 しかし少し考えれば内容がおかしいとわかる…その 間をとっての棄権したのが大多数だと思います。
お礼
まずは米議会に関する解説、ありがとうございます。 つまり定数が決められているにもかかわらず、それを守らなくても 議案が通る。人数なんて関係ない場所ということですね。 しかし、補足部分の説明は説得力がなく、納得もいきません。 >傷口に塩を塗るようなことは避けようという、大人の心遣いとも考えられます。 普通考えません。 議案が通ったこと自体が大きなダメージであるのだから、 賛成人数が少なかったからと言ってそれが相殺されるわけでも ないのですから。 そもそも過去に4回廃案になり、公聴会に出席した議員は4人 (うち一人はもちろんホンダ氏)、委員会修正案ですら 賛成39反対2棄権204、そして今回の出席者が10名。 よもや日本の負う傷を軽減するために、数年前から 人数をセーブしていたわけでもないでしょう。 普通に考えれば、最初からほとんどの議員がこの慰安婦決議案に 興味を持っておらず、本決議においても賛意だけ示しておいて 実際は棄権した議員がほとんどだと考えるのが妥当ではないでしょうか。 慰安婦問題は米国では「女性の人権問題」という、本来の問題とは かけ離れた主題で扱われています。 実際の慰安婦問題を知っていればこの決議案は噴飯物ですが、 もし反対すれば「人権意識のない議員」というレッテルを貼られる。 だから共同提案者に名前だけ貸して本決議はボイコットした、 というほうが自然な考えだと思います。 >産経・読売は、従前からこの決議案を攻撃するキャンペーンを張っており 攻撃キャンペーンではなく、単に事実を書いていただけでしょう。 議案の根拠となるのが吉田証言と河野談話、内容は「集団レイプ」 だの「強制堕胎」だの、20万飲を拷問しただの、尾ひれを つけまくったシロモノです。 こういった内容の決議案に対する反対が、なぜ「攻撃キャンペーン」 になるのですか? >朝日のような書き方が妥当でしょう。 それならば米議会のシステム、それまでの経緯などをきちんと 記した上であのような記事にするべきです。 それを省きあたかも圧倒的賛同で議案が可決したかのように 書いているアサヒのほうがよほど「印象操作をしている」でしょう。 失礼ながら、あなたの言い分は賛同者が10名しか出席して いなかったことに対し、理屈をつけて正当化しているようにしか 思えません。