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慰安婦決議案の周辺事情と下院の位置づけ

中国の喧伝工作のひとつとしてまた、アメリカ下院に慰安婦問題が提出されていますが、素朴な質問なのですが  ○アメリカ下院の非難決議、という事ですが、1)そもそも、アメリカ議会に歴史を裁く権能があるのでしょうか。 2)仮にこのマイクホンダ氏の決議案が下院で可決されたとしたら、日本はどのような対応を取るよう強制力が働くのですか・? 3)マイクホンダ氏には、中国の反日グループが多額の献金をしており、プロパガンダの可能性が非常に濃厚だと思うのですが、もし、このような決議案提出がある特定の政治団体から、事実無根のまま、明らかにわが国の名誉を傷つけ、また、日米の離間を画策する事を明確な目的とするものであったという事が立証された場合、ホンダ氏と彼を支援するグループへの懲戒処分等は、あるのでしょうか? 押しなべて、アメリカの議会というものの権威や信用性は、どのような位置づけになっているのでしょうか。 また、以上と関連して、現状として、下院議員の皆さんの体勢としては、今回の決議案に対し、どのような反応をしているのでしょう、また、アメリカの国民は、一般的に、この問題をどのように受け止めているのでしょう?

みんなの回答

  • weber7009
  • ベストアンサー率29% (72/245)
回答No.2

1について そのような権能はありません。歴史を裁いているのではなく、非難決議案の採決を出来る権能を持っているだけです。その決議案が正しいかどうかは個々の議員が判断する事です。 2について 決議案が採決されても法的拘束力はありませんので、何等強制力は伴いません。このような決議案は年間200本以上出ており、議会が言論の自由の府であると同時に、決議案発案者の名(今回はホンダ議員)を売る場でもあります。 3について 懲戒処分というものがどういうものかどうかは分かりませんが、日本政府は歴史の事実を明らかにして、誤解を是正していく努力を続けるべきでしょう。その上で、ホンダ議員に対して取り得るべき制裁を考えて行ったらどうでしょうか。 アメリカは多民族国家でそれぞれの立場でそれぞれの主張を述べ発表する事が保証されている民主主義国家です。大統領がイラク増派を決めても下院議会でイラク撤退決議を可決する国ですから、ケースバイケースになるでしょう。今回の決議(4回目)は、人権重視のぺロシ民主党下院議員が議長で、民主党が多数を占めていますので、可決される可能性が極めて大きいでしょう。 アメリカ国内のマスメディアはこの決議案に基づいて毎日非難轟々だそうです。安陪総理の答弁がさらに火に油を注ぐ結果になったようです。 日本政府も早い段階でホンダ議員と接触し対応をしておくべきだったのではないでしょうか。 http://d.hatena.ne.jp/hagakurekakugo/20070317

frogg
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 よくわかりました。 発言することは自由、という事ですね。 では、私たちもどんどん発言していくべき、ということが わかりました。

  • lequeos
  • ベストアンサー率54% (308/566)
回答No.1

1)「歴史を裁く権能」は地上の何者も有していません。ただ、議会がある人や国を非難したりほめたりするのは自由ですし、たくさんの例があります。それは「歴史を裁く」ことではありません。 2)そんなものを意図している決議ではありません。 3)そんなものはありません。それこそ「歴史を裁く」ことになりますから。 アメリカの議員さんは相応に尊敬される存在であると同時に、きわめて身近な存在です。有権者は頻繁に手紙を書き、電話をかけたりします。それを受けた議員さんはしかるべき機関に紹介したり、議会で質問したり、決議案を出したりします。それが議員の仕事だというわけです。でも彼らの仕事は多くの場合ここで完結します。つまり、決議を成立させることまでは必要ではない(多数を持たないとそうならないことはみんな知っているので、発言してくれるだけで満足する)訳です。今回はそれが思いもかけずに採択されるか否かが大注目されることになりましたので、出すように働きかけた人たちも満足していることでしょうね。

frogg
質問者

お礼

ありがとうございます。成る程、議員さんというのは、有権者の代弁者という役回りだという訳ですね。うむ、冷静に考えれば、祖言う言うことなんでしょうね。・・・今回は、思いもかけず、採択されるか否かが注目されることに・・、成る程、そういう意味合いなのですね、ありがとうございます。

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