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ε-N論法

(a)→(b)の証明はできたのですが、(b)→(a)の証明ができません。誰か教えてください。 f(x)はI=(a,b)で定義された単調増加関数{xn}は、a<x1<x2<・・・<xn<xn+1<・・・<b ,limxn=b (n→∞)を満たす数列とする。このとき、以下の二つは同値である。 (a) f(I)は上に有界である (b)有限な極限値limf(xn) (n→∞)が存在する。

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  • tinantum
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回答No.1

(b)が成立するとし, limf(xn) (n→∞) = M < ∞ とします. ε-N論法で書くと, 「任意のε>0に対し,ある自然数n0が存在し,n≧n0を満たす任意の自然数nに対して,|f(xn)-M|<ε」… (1) εは文字通り任意ですので,例えばε=1とかに固定します. (1)より,やはりある自然数n0が存在し, n≧n0を満たす任意の自然数nに対して,|f(xn)-M|<1 が成立します. よって,任意のn≧n0に対しては, f(xn)<1+M が成立するので, 任意のnに対しては f(xn)≦ max[1+M,x1,x2,…,xn0] < ∞ となって,数列f(xn)が上に有界であることがわかります. さて,任意のx∈(a,b)に対して,lim xn=b ですから,ある nが存在して,x≦xnなります.fは単調増加関数ですから, f(x)≦f(xn) < ∞ となり,fはI=(a,b)上で,上に有界であることが示されました.

cLoveR-1
質問者

お礼

ありがとうございます。とてもわかりやすくてたすかりました。本当にありがとうございました。

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