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detの意味が分かりません

順列の各成分を行列式にしたものがdet(a,b,c…)ですよね。では、順列が(4,3,2)だったら、detに直すとどうなるんですか?

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回答No.1

さきほど別の問いに答えた者です。 行列式の定義は P を置換として、3×3行列なら det(A) = Σ_P (-1)^P a_{1P(1)} a_{2P(2)} a_{3P(3)} です。P(i) は置換 P によって i がどこに移るかです。 Σ_P はあらゆる置換 P について和をとるということ。 (-1)^P は P が偶置換なら +1、奇置換なら -1 です。 置換というのは、順列に対応していて、順列 (3,2,1) でしたら、置換 (1,2,3) → (3,2,1) に対応します。これは、1を3に、2を2に、3を1に置き換えるということです。これを置換 P' としましょうか。 この P' に対応する項は、det(A) の和の中の一つの項で、 (-1)^P' a_{13}a_{22}a_{31} です。 この置換は、隣り合った数字の入れ替えを奇数回行って、 (1,2,3) → (2,1,3) → (2,3,1) → (3,2,1) のように実現できますから、奇置換です。従って (-1)^P' = -1 です。 これが det(A) の和の中の一つの項ですから、 - a_{13}a_{22}a_{31} が det(A) に寄与することになります。 det(A) への寄与はこれだけではなくて、他のすべての置換(合計3!個ある)に関係する項の総和になります。 それが最初の定義 det(A) = Σ_P (-1)^P a_{1P(1)} a_{2P(2)} a_{3P(3)} の意味です。 従って、 > 順列の各成分を行列式にしたものがdet(a,b,c…)ですよね。 順列の各成分を行列式にするのではなくて、行列式とは各順列に対応する置換Pに関係する項に(-1)^Pをかけたものの総和です。 > では、順列が(4,3,2)だったら、detに直すとどうなるんですか? 順列が(4,3,2)は意味を成しません。 (3,2,1)の書き間違いとしたら、それに対応する上で説明したような項がdet(A)に寄与します。一つ一つがdet(A)なのではなくて、すべてのPにわたっての総和で一つの実数値が定義されます。

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