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トリプシンの・・・

こんにちは。 卵白を使って、トリプシンの実験を行ったのですが。 卵白のタンパク質のアルブミンは、加熱によって変性しますよね。 変性する、ということは、タンパク質とは別の性質を示す、ということでしょうか。 トリプシンはタンパク質を分解する酵素なので、変性したタンパク質はもう分解されないのではないでしょうか。 しかし、加熱すると消化しやすくなる、といいますよね。 消化されやすい、ということは分解を受けやすい、ということでしょうか。だとしたら、つじつまが合いませんよね。 これはいったいどういうことなのか、どなたかご教授お願いします。

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  • c80s3xxx
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回答No.1

> 変性する、ということは、タンパク質とは別の性質を示す、ということでしょうか。 タンパク質はタンパク質ですが,もとのタンパクとは性質が変わる,というか.たとえば酵素なら酵素活性がなくなるとか,そういうこと. > トリプシンはタンパク質を分解する酵素なので、変性したタンパク質はもう分解されないのではないでしょうか。 変性してもタンパクなので分解されます. ただし,速度が変わることはよくありますが. > 加熱すると消化しやすくなる、といいますよね。 すくなくともゆで卵はそうではないですね.固ゆでがいちばん消化が悪いと言われます.

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回答No.2

タンパク質はたくさんのアミノ酸がペプチド結合(-NH-CO-)によってつながっているのはご存知かと思います。 アルブミンもそうですが、酵素は一般的に水素結合、疎水結合、イオン結合などが働くことによって立体的な形を取り酵素としての働きを示すのですが、加熱するとこの立体的な構造が壊れてしまうので酵素の働きを失ってしまいます。 変性したからといってペプチド結合が切れてしまうということではありません。 トリプシンはペプチド結合を切る働きがあるので、酵素の働きを失ったアルブミンを消化してしまうことができるのだと思います。 もし加熱によって消化がしやすくなっているというのなら、立体的な構造が崩れたタンパク質に酵素が働きやすく(近づきやすく)なっているのだと考えられますが、今回の場合は当てはまらないかと思います。

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