アルコールと水の錯体?5つの水分子を捉えて脱水?
詳しくない者なので専門用語を正しく使って文を再現できませんがお願いします。
数年前、化学系と思われるある教授が一般教養レベルの講義で、アルコールは水溶液中で(たぶん)5個の水分子を捉えて存在するので、飲酒はほとんど水の補給にならないというような趣旨の話をしました。基礎知識がないなりにアルコールの脱水的性格に関心のあった私は理由はそれかと思いました。教授は錯体だか配位だかという言葉も使っていたような気がします。更に、お茶を飲んで、水を飲んだつもりになるのは要注意で、酒ほどではないが同じ理屈で、飲んだお茶の量が水の量にはならないと補足されていました。飲料物の成分が体に影響するとは思っていましたが、まさか分子同士の関係からして、そもそも水を奪われている(いわば水にならない水分子になっている)という発想のなかった私は化学の専門知識に感心しました。
私自身、これまでいろいろと調べはしたのですが、ダイレクトにこの話題を扱った解説は見当たらず懐疑的なまま現在に到ります。
この教授の話は正しいのでしょうか。簡単な化学用語を用いて、化学らしく現象をまとめたいのですが、よろしくお願いします。
http://okwave.jp/qa/q5517894.html
で、水が8分子という話もありますし、
http://www.nanonet.go.jp/japanese/mailmag/2007/132a.html
で、「エタノールのモル比が5分の1では、水とエタノール分子が層状に積み重なった構造が主体になる」というクラスターの説明も目を通しました。
ちなみに私は新しい科学には飛びつかず、懐疑的なスタンスで臨むタイプです。
物質を観察すれば、いろいろな表現が可能なのだ思いますが、どこまで生活レベルに有効な現象として身につけていいものなんでしょうか。例えばNHKの科学番組でも、水と割って寝かした酒の味は変ると放送したようですし、一部の酒飲みはクラスターの話を引用して自分の味覚を自慢したりしています。
私自身は、アルコール消毒効果は脱水によるという把握でひと段落していたのですが、
http://okwave.jp/qa/q1057862.html
の回答中のリンクを開けば、アルコールは疎水面をつくって細胞膜を破壊するとあります。
話が多岐に渡ってしまいましたが、総論的にアルコールの性質としてどれを採用するが最善なのでしょうか。皆さんは気になりませんか。
とりあえず、アルコール1分子が水5分子(5じゃなかったかもしれませんが、)を抱き込んでいるため、その分、水を取っても、取った事になっていないのかどうなのか。現実生活的に、例えば25%前後の度数の酒を飲んでも、75%前後の水を取った事にならないのか、皆さんの説明をうかがいたいです。単体で考えて、アルコールを1分子滴下すれば、何分子かの水を能無しにしてしまうのでしょうか。
リンク等調べられた方は、その際のキーワードなども教えて頂きたいです。
なにぶん知識不足なもので、お手数をお掛けします。よろしくお願いします。
お礼
ありがとうございました 水分子の大きさと粒子の大きさの比較をしたかったので 質問にいたりました。 ファンデルワールス半径ですね、了解です。