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投信の分配金について教えて下さい。
購入しようとしているファンドに二タイプがあり、a.分配金なし、基準価格があがったら売却益を得るタイプ b.毎年分配金がでる、基準価格は分配金支払い後にさがってしまうタイプ のいずれかを選べます。 aの方が再投資する分得なような気がするのですが、投資する側からみるとどっちが得なんでしょうか???
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- 91091
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分配なしの基準価格で考えて、右肩上がりに基準価格が上がっていくと、分配金なしのタイプが得になります。 右肩下がりに基準価格が下がっていくと、分配金ありのタイプが損失が少なくてすみます。 一進一退が続き、基準価格が変わらない場合は、どちらも大差ありません。 リスク回避を重視したいなら毎月分配型でしょうが、経済政策はも少しづづのインフレを目指しているので、期待値的には分配金なしのほうが得をします。 波乱要因があって、譲渡益税率が2009年から20%になると、10%のいまの内に売却益を得る毎月分配型が得になる可能性があります。 また、分配金なしだと、売る時にすべてが決まるので、年中基準価格が気になるようになります。いつ売るか、それを気にするようになります。 それで、心理的には、分配金ありのほうが落ち着けます。 分配金で適当に買い物もできますし。
- hatichikin
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買いたいファンド内に分配金がでないタイプとでるタイプがあるんですね。 投資する側からみると基本的にaの方が得です。 分配金は出る際、税金がかかります。 そのときの基準価格は税金+分配金の額だけ下がります。 特にbで分配金を再投資する場合は、分配金が出る際に引かれた税金の分だけまるまる損になってしまいます。 bを選ぶ合理性があるのは、高齢者の方が大きい額を運用して、毎月のお小遣いもしくは年金の足しにする場合など限られてきます。 ですから運用により資産を増やすことが目的であれば、aを選ぶべきです。 運用側からみた場合、a,bで特に安全性など差はないですね。 同じマザーファンドで運用して、bのタイプでは分配金を出して基準価格を調整しているだけです。 (したがって同一ファンド内のaとbの人気の差は運用成績に影響しません。) 分配型を用意する理由は、分配型が人気あるからです。 人気がありたくさん売れれば、運用資産額が増えそこから得られる信託報酬も増えますから。 分配型が人気あるのは、定期的な分配金で安定した運用と錯覚させるとか、 分配金をもらうと得した気になってしまう心の会計と呼ばれる心理的なバイアスをうまく利用しているためと言われています。
当然ながら、トータルで見るとa.のほうがトクです。 分配金が出るタイプでは、分配金をもらうたびに税金も取られる。分配金としてもらわなければ、税金として払うはずだった分も運用にまわせるので、その分運用効率が上がる。 ただ、現状では分配金が出るタイプのファンドのほうが人気です。年金的に、毎月ある程度決まった額がもらえるというのが、高齢者などに人気だからです。 人気のあるファンドは基準価額も上がりやすいわけで、そういう意味では一概にa.に投資すべきともいえないかもしれません。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 運用側から見ても分配型のほうが安全?なんでしょうか。。
お礼
>心の会計と呼ばれる心理的なバイアスをうまく利用しているため 「心の会計」とはうまく言いえてますね。 この場合はaを選択しようと思います。