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レジ袋に使われる石油の種類

現在、レジ袋税のことを調べています。 レジ袋1枚あたり、18.3mlの石油が使われていること、日本全体にあるレジ袋に使われている石油量は日本に1年間で輸入される原油量の0.1%にしか満たないということを学びました。 原油は精製する過程で、レギュラーガソリンであったりハイオクのような様々な用途に分けられると思います。そこでなのですが、レジ袋はどのような石油の部分が使われているのでしょうか。 実は、レジ袋は「捨てられるような不要な石油」から作られると聞いたことがあります。どなたかレジ袋に使われる石油の部分(分かりにくいですが)を教えてください。よろしくお願いします。

みんなの回答

  • _yoshiki_
  • ベストアンサー率71% (10/14)
回答No.6

レジ袋は重油のうち、普通は捨てられてしまうような質の低い部分を使用しています。 大雑把に言えば、ガソリン、プラスチック、レジ袋の順で質が高いです。 言い換えるなら、使えるギリギリの部分です。 日本のようにレジ袋を大量に作らない国では、この使わない部分の石油をどうしていると思いますか? 生ゴミなどのゴミは水分を多く含んでいるため、燃やそうと思ってもなかなか火がつきません。 ですから、この石油をゴミにぶっ掛けて燃焼させているのです。 また、ペットボトル飲料のプラスチックも質がとても悪く、 もう一度リサイクルしようとしても飲料用には使えないので、 砕いて別の用途に使われています。 しかし、砕くのに必要なエネルギーのほうが燃やすより環境に悪影響があります。 ですから、レジ袋やペットボトルは燃えるごみとして出したほうが、焼却所としても楽です。 せっかく作られたレジ袋ですから、燃料として捨ててあげると良いです。 本来はこのような使われ方をされるものですから、頑張ってレジ袋を作り出した というところです。 余計なことを言いましたが、最も低質な石油と考えて良いでしょう

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.5

現在は重油さえクラッキングによりガソリンの原料にしていますので、日本の場合原油のすみからすみまで、市場価値の高い商品にしています。

  • cat-food
  • ベストアンサー率61% (124/201)
回答No.4

レジ袋の原料がナフサであることについては、他の人が書かれていますので、「捨てられるような不要な石油」から作られているのではないかといことについて、若干蛇足ですが解説します。 結論からいいますと、レジ袋は「捨てられるような不要な石油」から作られてはいません。 石油製品は原油を蒸留して、ナフサ、ガソリン、灯油、軽油、重油などの製品に分けられます。これらの製品の量は原油の種類によって決まっているので、ガソリンだけ、軽油だけ・・・と目的製品だけを作ることができません。ある製品を作ると、他の製品が余剰となってしまいます。 近代的な石油産業はアメリカで興りましたが、このときはランプや煮炊きに使う灯油が目的製品で、ガソリンや軽油は余剰品でした。その後、ガソリンを燃料とする自動車が普及したためガソリンが主製品となり、逆に灯油は電球の発明で不要品となってしまいました。そこで、灯油を燃料としたジェットエンジンが開発されました。(ジェット燃料の成分は灯油です) このように石油製品は目的生産物以外は不要となるおそれがありますが、この不要品をうまく使った技術が次々と開発されてバランスを取ってきたという歴史があります。 そこでナフサですが、ナフサは自動車燃料に混合して使うことができます。しかしオクタン価が低いのでガソリンにはあまりたくさん入れられません。それで「捨てられるような不要な石油」というような誤解が生じたのではないでしょうか。 ナフサはガソリンには向きませんがプラスチックのような石油化学品の生産には都合がよいので石油化学技術が開発されました。その結果、ナフサは不要品ではなく石油化学原料として使われるようになり、今では国内で生産されるナフサでは不足して、海外からも大量に輸入されています。 ちなみに、「捨てられるような不要な石油」という表現が用いられていますが、石油製品を捨てることは決してありませんのでご心配なく。

  • kogonta31
  • ベストアンサー率67% (41/61)
回答No.3

ナフサのことは、「粗製ガソリン」とも言います。 この「粗製」の意味を取り間違えておられるのかもしれません。 むしろ、熱分解塔から精留塔で精留されたガソリン(C4以上の留分)の方が、石油化学工業から言えば、捨てるほうの成分ですね。 http://irws.eng.niigata-u.ac.jp/~chem/itou/ice/ice_h2.html

diamond12
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございました。 ようやく私も理解することができました。 とても参考になりました。

  • kogonta31
  • ベストアンサー率67% (41/61)
回答No.2

レジ袋の成分は、「ポリエチレン」から出来ています。「ポリ塩化ビニル」の袋もありましたが、これはダイオキシン問題などから、需給がなくなったようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B8%E8%A2%8B この「ポリエチレン」は、エチレンを重合反応させて出来ます。「エチレン」は原油の精製より得られる「ナフサ」から得られます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%81%E3%83%AC%E3%83%B3 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%81%E3%83%AC%E3%83%B3 石油精製については、下記のリンク先を参考にしてください。 http://www.jpca.or.jp/junior/01howto/tour1.htm http://www.jpca.or.jp/junior/80dic/index.htm#nafusa

diamond12
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 石油精製からの一連の流れが理解できたと思います。 私が提示した「捨てられるような不要な石油」を使ってレジ袋を生産するという噂は間違っていたということでよろしいのでしょうか。 もう一度ご回答いただけるとありがたいです。 よろしくお願いします。

  • dogday
  • ベストアンサー率29% (2313/7949)
回答No.1

ナフサ

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/ナフサ
diamond12
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございます。 「自信あり」とのことなので補足をお願いしたいと思います。 参考URLからですと、ナフサがどのように関係しているのか全く理解ができません。 よろしくおねがいします。

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