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X線回折について

大学の研究テーマで液晶を研究することになりました。そこで、XRDに関して勉強しようと思い、英語論文を読んでいるのですが、数点わからないことがあります。 まずは単語で、 ・Bragg spacing ・Bragg peak ・halo がわかりません。図書館のX線の本も開いてみましたがわかりませんでした。 あともう一点ありまして、論文にのせられているX線のデータ(SAXS。XRDとデータの読み方は同じだと思っているのですが・・・。)が、横軸に散乱ベクトルq(単位はA-1)をとっているんです。どうグラフを読んでいいのかがわかりません。 最後に、もし何か結晶に関することでお勧めの本がありましたら教えていただけると助かります。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • wata717
  • ベストアンサー率44% (72/161)
回答No.2

XRDは過去100年以上の知識が集積された膨大な体系です.少なくとも1冊の本を購入して1週間位は集中して最後まで熟読することが絶対必要です.どんな本が良いかは貴方の知的バックグラウンドに依存しますが,易しい本でしたらカリテイ著X線回折要論が良いのではないでしょうか.所で本題のBragg Peak, Bragg Spacingは辞書に無いとのこと.何故かそれはBragg,Peak,Spacing各自が自明だからです.もし連結するならばBragg reflection, lattice spacingと書くべきところを自明なために著者がつい筆をすべらせただけのことです.Haloは本来シャープであるべき(デルタ関数的)Bragg reflectionがぼけてしまった反射をさします.これはBragg反射の由来は十分大きな結晶の周期性に由来するのですが,その周期が不規則化するか,或いは結晶が小さすぎる等が原因です.これについてはギニエの著書が良いです(理学訳本あり).散乱ベクトルq=2sinθ/λ(θBragg角,λ波長)ですから,その次元はA^(-1)です.このような場合は単結晶を扱った本桜井敏雄や中性子回折の本などを参照するとよく分かります.指数関数の肩につける位相因子2πをつけたり,つけなかたりしますので,幾つかの本を見るときは要注意です.

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.1

> 図書館のX線の本も開いてみましたがわかりませんでした。 いやあ,それはありえないと思うんですけどねえ... XRD といえば Bragg の式なわけで. SAXS X線小角散乱は XRD とは違います.ちゃんとそれ用の本を読んだ方がいいです.

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