• ベストアンサー

地震の規模と年代がわかるサイトを教えてください。

puni2の回答

  • ベストアンサー
  • puni2
  • ベストアンサー率57% (1002/1731)
回答No.4

まずは『理科年表』…と答えようと思いましたが, >大きな地震だけではなくて日常の小さな地震まで網羅している情報がほしい ということなので,これではちょっと不足ですね。被害地震は古代から載っていますが,それ以外となると過去1年分の,M5以上の地震に限られますので。 個別の地震データを検索するのであれば,財団法人地震予知総合研究振興会(http://www.adep.or.jp/)が開いている,「地震加速度情報の検索ページ」(参考URL)があります。 ただ,ここに出ているデータは速報値です。また,あまり小さい地震は載っていないようです。 それ以上詳しいものとなると,やはり『地震月報』(97年9月まで)と『地震・火山月報』(97年10月以降)でしょう。 これには,その月に日本付近で発生した(あるいは,震源は遠くても日本で地震波を観測した)全ての地震について,その震源の緯度・経度・深さ,マグニチュード,最大震度などが載っています。 以前は,全ての地震について,さらに各観測地点の震度や揺れの方向や幅などの詳細なデータが載っていたのですが,情報量があまりにも多くなったので,(たしか95年から)ある程度大きな地震のみ掲載し,すべての地震に対する各地での験測値は『地震年報』というCD-ROMのほうに載るようになりました。 なお,97年10月から,従来の『火山月報』と合併して『地震・火山月報』となったのですが,実はこれには「防災編」と「カタログ編」があり,従来の『地震月報』の内容を引き継ぐのは「カタログ編」のほうです。 従来の月報やカタログ編は主として研究者向けの内容で,読み取るのにかなりの専門的知識を要し,またMなどの値も公の確定値としての意味合いがあるため,地震発生直後に発表したMや震度などの値をはじめとして観測データを全て点検し直して計算するので,実際の発行は半年以上遅れることがありました。 特に兵庫県南部地震が含まれる95年1月号は,実際に出たのは2年以上たってからでした。(最近はだいぶ追いついて,半年程度になってきた) 「防災編」は,自治体等の防災担当者でも分かる(というと担当者に失礼ですが)ように,内容をかなり分かりやすくしており,図も豊富に使い,また地震用語の説明などのコラムもあります。 データとしては基本的に,発生直後の速報値を用いています。また,載っているのは有感地震に限られますが,そのかわり,「各地の震度」が詳しく(自治体の設置した震度計の値まで)載っています(「カタログ編」では最大震度しか分からず,各地の震度はCD-ROMを待たねばならない)。 発行は原則として翌月の末(たとえば2002年4月号は5月の末)です。 ここで,「○○年○○月号」といった場合,昔から一貫して「○○年○○月号に発生した地震のデータが載っている号」という意味でして,実際に出るのはもっと後ですので,お間違いのないように。 もし,直接お買い求めになりたい場合は,財団法人気象業務支援センターが発行していますので,そこに問い合わせてみましょう。(参考URL2番め) 同センターのサイト http://www.jmbsc.or.jp/ で,「書籍の頒布」「CD-ROM等の頒布」のところをクリックしてみてください。 CD-ROM版『地震年報』2000年版には,1926年~2000年に発生した全地震(地震月報に収められているものが全て,また月報がなかった時代のデータも極力調べた上で)の震源の緯度・経度やマグニチュードなどが収録されています。 以前は,このデータは別売りで,地震年報自体には1年分のデータしかありませんでしたが,最近は一緒に収められるようになりました。 『地震月報』『地震・火山月報』をとっている図書館は,たとえば国立情報学研究所の検索ページ http://webcat.nii.ac.jp/ で,「タイトル・ワード」欄に「地震月報」または「地震・火山月報」と入れるとヒットします。 ただ,ここのデータベースに登録している図書館は大学図書館がほとんどです(公共図書館は,県立が少しある程度で,市立などはほとんどない)。 長くなってきたので,一旦切りますね。

参考URL:
http://www.adep.or.jp/shindo/EqSearch.html,http://www.jmbsc.or.jp/
noname#1985
質問者

お礼

本当にわかりやすく丁寧に、ありがとうございました。 何せ、地震について学び始めたばかりでこのような 「地震・火山月報」のような雑誌があることやまた、 国立情報学研究所の検索ページ なるものがあることも 知らなかったのでとっても役に立ちました。わざわざ行かなくても どこの図書館にあるのかということがわかるのはいいですね! さっそく、近くの大学図書館に行ってみようと思います。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 大地震

    東北のほうで、大地震がありました。雑誌を見ていると、次、関門海峡(福岡 門司=山口 下関の境目にある海)で、マグニチュード9の地震が来ると、かいてありました。これに関して、皆さんの意見を聞かせてください。

  • 地震速報のサイト

    このカテゴリーでいいのか分かりませんが。 地震を感じた時、震源地や震度、マグニチュードなどを、 テレビのニュース速報くらいのタイミングで表示してくれるサイトってないでしょうか? さっきも、パソコンやっていて、ぐらっときたのですが、 TVのニュース速報って、うっかり見逃したり、自分の地域の震度が表示されるまで、テレビから目が離せなかったり、イライラします。(私だけ?)

  • 宝永地震と東日本地震、どちらが大きかった

    宝永地震、推定マグニチュードは、気象庁マグニチュード8.6 一方、3/11の東日本地震は、当初発表された気象庁マグニチュードが8.4その後のモーメントマグニチュードは、9.0 どっちが大きかったのでしょうか? 同じ気象庁マグニチュードで比較すれば、宝永地震の方が大きそうですが。

  • 地震について

    東北関東大震災の被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。又1日も早い復興を願っております。 私も及ばずながら募金をさせて頂きました‥ 今まで北海道、東北、信越、中部、阪神と悲しい事ですがマグニチュード7以上の地震に襲われました。私は九州大分の人間ですが‥いつか九州をマグニチュード8クラスの地震が襲う危険はないのでしょうか?データでは過去の歴史には大地震の記録は九州にはないと聞きましたが‥それとも昔大地震が起きなかったからと言って将来その危険はゼロとは言えないものでしょうか?少し専門的になりますが、お詳しい方におお願い致します。

  • 地震の分布について教えてください。

    東京に住んでいますが、日ごろから地震が多いと思っていましたが、 次のサイトを見てびっくり。 やっぱり多かったと思ったのですが、他のサイトで見ると、東京で地震が多いというのがよくわかりません。 データの比較が、震度とマグニチュードの違いからだとは思いますが、それでも納得できません。 どうして、震度では東京がダントツに多く、マグニチュードでは、あまり差が見られないのでしょうか。 それから、東京で地震が多いのは、単なる偶然でしょうか。それとも人間の活動(埋め立て、ビル建設、地下水の流れの変化など)も影響しているのでしょうか。 私は、昔、平野では川から運ばれる土砂の堆積で地面の重量が増え、若干でもプレートに影響を及ぼすので、平野部では地震が多いと信じていました。 1. 東京の震度による地震の多さと、マグニチュードでの目立たなさについて、説明ください。私の、引用したサイト情報に問題があるのでしょうか。 2. 日本では平野部、海岸部で地震が多いですが、何が人間の活動、自然の変化と関係があるのでしょうか。 教えてください。 震度の分布(東京がダントツ)1987-2006 http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/region/kanto_report2006/2006_1_2_8_anzen.pdf マグニチュード(3-8.5)での分布1985-1998 http://wwweic.eri.u-tokyo.ac.jp/db/junec/index-j.html

  • こんな地震ってあるのでしょうか。

    2013年11月19日 4時10分頃 三重県沖の遠州灘を震源として起きた、マグニチュードM5.7の地震についてお聞きします。 先ずこちらを見て下さい。 http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20131119041128.html リンクにあるように、震源付近やその近隣地震観測点では、全く揺れていず、はるか離れた関東や東北の方が主に揺れています。 普通、震源に近い所の方が、多く揺れて、震源から離れれば、徐々に揺れの大きさは減ってゆくというのが普通と思うのですが。 この地震についてはそれは当てはまらず、震源付近地域には、震度表示すら出てないです。 こんな地震ってあるんでしょうか。

  • 地震と津波について

    最近、地震や津波などの悲しい災害が続いています 以前、テレビで、地震にはP波とS波というのがあって それぞれの伝播スピードの違いを利用した安全システムが新幹線にありますが、直下型の地震だとこのタイムラグが短いので、このシステムが機能しずらいというのを見ましたが、 日本で地震が起こるとまずテレビではニュース速報で各地の震度が伝えられ、 それから、すこし時間がたってから、より詳しい各地の震度や震源地、マグニチュード、そして津波の危険性の有り無しを伝えてくれるみたいですが、 津波の危険性は震源地が陸上か海底かとマグニチュードで判断されているのでしょうか? そもそも震源地、マグニチュードはどうしてわかるのでしょうか? センサーみたいなものがいろんなところに設置されていてそれらのデータからわかるのでしょうか? 初歩的な質問ですいません。

  • 地震と津波について

    最近、地震や津波などの悲しい災害が続いています 以前、テレビで、地震にはP波とS波というのがあって それぞれの伝播スピードの違いを利用した安全システムが新幹線にありますが、直下型の地震だとこのタイムラグが短いので、このシステムが機能しずらいというのを見ましたが、 日本で地震が起こるとまずテレビではニュース速報で各地の震度が伝えられ、 それから、すこし時間がたってから、より詳しい各地の震度や震源地、マグニチュード、そして津波の危険性の有り無しを伝えてくれるみたいですが、 津波の危険性は震源地が陸上か海底かとマグニチュードで判断されているのでしょうか? そもそも震源地、マグニチュードはどうしてわかるのでしょうか? センサーみたいなものがいろんなところに設置されていてそれらのデータからわかるのでしょうか? 初歩的な質問ですいません。

  • 地震のマグニチュードの定義は???

    現在地球規模で普及している地震のエネルギーの評価スケール(マグニチュードの定義)は; 「マグニチュードが1大きくなると約32倍、マグニチュードが2大きくなると約1000倍のエネルギーとなります。」という事でございます。 このスケールは直感的にわかりにくく、比較演算も暗算が不可能です。 もし、 「マグニチュードが1大きくなると約10倍、マグニチュードが2大きくなると約100倍のエネルギーとなる」スケールを使用して地震のマグニチュードを評価するようにすれば、直感的にわかりやすく、また比較演算も概算でできるようになります。 現在のスケールを採用している理由(科学的なメリット、一般人にとってのわかりやすさなど)はなんでしょうか? 地震エネルギーの評価に関する科学史にお詳しい方からのご教示をいただけれるとありがたいです。

  • 過去の地震のデータ

    過去数十年ほどの地震のデータはどこで入手できるでしょうか? 色々調べてみたのですが、過去数十年でデータを公表しているところが見つからないためご質問いたします。 必要なデータは、日時、震源の座標、深さ、マグニチュードで、個人で利用します。 震度3以上のデータのみでも構いません。 データを公表しているWebサイトあるいは、入手手続きについて教えてください。 よろしくお願いいたします。