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スズメやハトは死なない??
先日、小学生の息子から「スズメやハトは死なないんだよ」という話を聞かされました。 何のことかよく分からず、どういうことかとよくよく尋ねてみると、これだけスズメやハトが街中にあふれているのに死骸は一度も見たことがないから死なないはずだ、というのが息子の見解でした。 確かに私自身、30余年の人生の中でスズメやハトの死骸は見たことがなく、なるほどなあ、子供は面白いことを言うなと感じました。 しかし、スズメやハトが不死身なはずはなく、必ずどこかで最期を迎え、生涯を全うしているはずです。 息子の小学校でも議論になっているらしく、息子はどうやら「死なない派」で詭弁を揮っているようで、「否定派」とのバトルがクラスで繰り広げられているようです(いやはやお恥ずかしい…)。 インターネットで調べてみても、生息地や寿命などは記載されていますが、最期を迎える場所についてはどれも記載がなく、未だ解決できないでいます。 子供たちの疑問解決に対して画期的な回答をしてあげたいのですが…。
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子供の議論は実に興味深く面白いものです。 子供同士の話題ならば、その論議の答えは大人ではなく、子供自身が本来なら見つけるべきでしょう。親はそのきっかけを手助けするぐらいの方が、自分で結果を導き出すという意味では良いかもしれません。 既に回答があるように、鳥の最後は捕食されるかひっそりと森や町の片隅で息絶えるかのどちらかです。町で死んでしまった場合は、見つけ次第、保健所などで処分するか、見つけた人が埋めてあげるかするケースが多いです。 また、隠れた場所なら、雀などは小さいため探す気があって植え込みなどを探さないと死骸を見つけにくいということもあります。 ほ乳類の死骸や鳥類の死骸は放置すると、印象も良くないですし感染症などの恐れもありますからね。そのため、見かけない人が多いのは普通のことです。 ちなみに、生涯を全うすると言う意味では、人間やそれに飼われている動物以外の野生動物で全うできるものはほとんどいません。それは、捕食者が存在するためです。テレビの動物番組などでも放送されていることが多いですが、鳥ならば猛禽類(鷹、鷲、フクロウなど/もうきんるい)、動物ならば肉食動物(身近ならネコなど)という頂点の生き物は、弱った生き物や幼い生き物を補食することが多いのです。また、多くは寒い冬などに、ねぐらで凍死など生息が厳しい状況で息絶えますから、鳩にしろ雀にしろ老衰で死に絶えるケースはあまりないのです。 そういう意味では、人の目の付きにくい場所で死ぬことが圧倒的に多い上に、町で人が見える場所で息絶えた場合は、早期に処分されるため実際に現場に遭遇できる可能性はより低くなるのです。
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せっかくお子さんが、自分の論理を展開していますので、そっとヒントを出してあげるだけにしましょう。 お子さんの論理の原点は「スズメやハトが街中にあふれているのに死骸は一度も見たことがないから死なないはずだ。」です。 ですのでお子さんに「死なないのが正しいとした場合、すずめやハトは、子供を生むのだよ。2羽の親から一年に10羽の子が生まれるとして、その子が、一年で親になって、またそれぞれ10羽ずつ子供を生んで、そのまた子供が親になって、子を生んで、、となった場合に10年後には、何匹になっているか計算できるかな?すずめやハトは1000年以上前からいるのだから、1000年ではどのくらいになるのかな?」と聞いてみてください。 子供さんの論理の疑問には、論理で回答が出るようにヒントを与えるだけが良いと思います。
補足
なるほど。それは納得できるでしょうね。何らかの形で「死」を迎えるということを理解させるにはいい説明ですね。 >せっかくお子さんが、自分の論理を展開していますので、そっとヒントを出してあげるだけにしましょう。 ↑そうですね。そのスタンスは取っていきたいと思っています。ありがとうございます。
- Kon1701
- ベストアンサー率24% (1445/5856)
鳩やすずめの死骸も見ませんが、犬や猫も事故以外は見ませんね。どちらも(残念なことですが)捨てられたりして少なくない数がノラになっていますが・・・。 さて、死骸ですが、食べられてしまうようですね。いちど何かにぶつかって死んだ鳩がいて、近くにカラスがいたのですが、1時間もしない間に羽などだけになってしまっていました。
補足
一時間ですか~。早いですね。事故で亡くなったものの殆どが一時間以内に姿を消すとしたらそれを見る機会は少ないでしょうね。 特に息子なんかはゲームが好きで外に出ることがあまりないですから、なおさらその機会は少ないでしょうね。 やはり今回のことで感じたのは、もっと外に出て自然と触れ合うことが大切ということです。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
死にそうになると身を守ろうとして目に付きにくいところ 茂みや叢など近づきにくいところに身を潜めるようです。そんなところを探してはどうですか。 小動物の死体を処理する係りも自然は用意しています。 ファーブル昆虫記などが参考になると思います。 子供さんに議論だけではなく自然観察をすることを薦めてはどうでしょうか。 意外なところに天敵がいたり墓地があったりするものです。
補足
「ファーブル昆虫記」ですか。懐かしいですね。私も子供の頃ファーブル昆虫記を読んだ後は自分が昆虫博士になったような気分で昆虫採取したものです。 確かに自然の摂理について教えるにはうってつけの教材でしょうね。早速本屋で買ってみます。 私個人としては手塚治虫の「火の鳥」や「ブッダ」が「生命」について考えさせる本だと思いますが、小学校一年生にはまだ難しいでしょうね。
- Feb12
- ベストアンサー率29% (674/2296)
確かに他の鳥も寿命を迎えた死骸は見ないですね。 詳しい事は分からないので、体験だけ。 日曜の朝、庭で作業していたら、1羽の鳩がすぐ傍に舞い降りてきました。(1m以内) 歩き回るわけでもなく、実に大人しくしていました。 普通はエサでも持ってなければこんな近くに来ることは無いのにと思ってましたが、10分後くらいだったと思いますが眠るように死にました。 庭の片隅に埋めてあげました。 何かを求めていたのでしょうか?鳥の最期としては珍しい行動だと思います。
補足
それは珍しい体験ですね。老衰でしょうか? 調べてみるとハトやスズメの殆どが事故か病気で亡くなるようですが、やはり少数派の老衰というパターンも実際にあり、それを目の当たりにするのは貴重な体験ですね!ご意見ありがとうございます。
- neylla
- ベストアンサー率14% (9/64)
そのバトル 面白いですよ 続けさせてあげましょうよ しかし。大人の考えでは 残念ながら息子さんはまけちゃいますよね・・ どうだろう 小動物をかってあげることができる家庭環境でしょうか? また 死んでいる動物を見るために 野、山につれだすことは できるでしょうか? もしくは 野鳥観測所 野鳥病院 等 あるようで あれば つれていってあげるとか・・ 実際に傷ついた鳥などに あうことが できるかもしれませんよ。 いま 息子さんは 鳥に興味をもっている。命に対しても 興味をもっている、 人、動物、物 すべて形のあるものは 死ぬ、壊れる。これを勉強するに ちょうどいい時期、機会かもしれないですよ。言葉だけじゃなくて 実際に見せてあげる。そういう施設にいってみる 実際に育ててみる そういうことが 子供にとっていいのでは と、思います。
補足
>しかし。大人の考えでは 残念ながら息子さんはまけちゃいますよね・・ ↑そうですね(^^;)負けてしまいますね。でも今回はこてんぱに負けてほしいです。というより負けてもらわないと困ります(汗) 今のところ息子は「生命」に対して誤った認識を持っています。しかし、まだ教えてあげられる範囲での間違いですので、やはり実際に自然とふれあい、「生命」というものに対して触れてもらうことがいちばんでしょうね。そのような機会をあまり与えなかった私にも問題があったのかなと反省しています。
日本野鳥の会ホームページ http://www.wbsj.org/birdfan/bw/hint/anzai/022.html
補足
ありがとうございます。ココでは「食べられてしまう」パターンの解説ですね。う~ん…でもこれを教えても鳶やフクロウなんか見たことないよ、と言われてしまいそうですね(苦笑)
- inaken11
- ベストアンサー率16% (1013/6245)
人の目のつかないところで死ぬか、死骸を見つけた人が片付けてしまうか、他の動物に食べられてしまうから。
補足
非常にシンプルで的を得た回答をありがとうございます(^^)確かにそうなんです!それをうまく伝えられたら良いんです!でもそれが具体的にどこなのか、誰が片付けるのか、食べてしまう動物が何なのか分かれば説明もしやすいのですが・・・。
- ruitarou
- ベストアンサー率44% (258/579)
私は趣味で登山をしていますが、林道やその周辺では色々な鳥の死骸をよく見ます。 街中でよく見るスズメは、周辺の林に住んでいることが多くその中で最期を迎えることが多いのではないでしょうか? 広い林の中に小さなスズメの死骸があってもほとんどの人が気づきません。 またすぐに落ち葉などで埋まってしまいます。
補足
そうですか・・・。私も子供の頃はよく山に遊びに行ったのですが、残念ながら(?)ハトやスズメの死骸は見たことがなかったので実体験を教えてあげれませんでした。 ということはやはり人目のつかない山や林で最期を迎える場合が多いのでしょうかね。
確かにスズメやハトの死骸はなかなか見ませんね。 私自身は一度だけスズメの死骸を見たことがあります。 でも死骸を見たことが無いから寿命がないというのは無理がありますよ。 野良猫や野良犬の死骸も見たこと無いですし(車に轢かれてというのは除いて)。
補足
そうですね。確かに野良犬や野良猫を例に出して教えるのもいいかもしれませんね。やはり子供にしたら実体のないものに関してはあまり柔軟な考えができないでしょうしね。ありがとうございます。
- hamutaro25
- ベストアンサー率15% (248/1631)
まず生き物は必ず死にます いくつぐらいのお子さんなのでしょうか? 私の近辺ではすずめはあまり見ませんが、鳩の死骸には遭遇します 土地柄鳩が大量に居る中国地方の某市内なので… ほとんどは公共機関や自家用車などとの接触による事故死です 車にはねられ瀕死状態を他のドライバーが見つけそれ以上にはねられないように他の場所に移ししばらく経って亡くなりました 論争になりえる以前に生命とはどのようなものかを教師の方に教授してもらったらどうでしょうか?
補足
息子は今年小学校に入学したばかりです。 ”論争になりえる以前に生命とはどのようなものかを教師の方に教授してもらったらどうでしょうか?” ↑確かに、息子は都心地で育ち、「生命」自体に触れることが少なかったのかなとも感じます。 私は田舎で育ったのでそれこそ山の中を駆け回り、川で遊んだりと「生命」に関して実地で学ぶことができました。 様々な形で生命の「死(または生)」に触れてきましたので、そのような疑問を持っても「死なない」という結論には至らなかったと思います。 以前、家の中にトカゲが入り込んできたことがあり、私が息子に見せてあげるとひどく脅えたのが印象的でした。私が子供のときはトカゲやカエルなどを平気で触っていたのですが、殆どそういったものを目にしたことがない息子にはショッキングだったのでしょう。 今回のこの疑問は息子が「生命」について学ぶいい機会と考え助言をしていきたいと考えています。また、今後、生命に実際に触れる機会を多く与えていきたいとも考えています。
補足
なるほど。非常に分かりやすく理論的な回答をありがとうございます。これを私なりに噛み砕いて息子にヒントを与えてあげます。 息子は捕食者などの存在はまだ理解できないかもしれませんし、そのショッキングな事実を受け入れることができるかはわかりませんが、その事実は「生命」について考える際必ず必要になる知識ですので是非教えていこうかと思います。 妻は動物番組でライオンが鹿を捕らえるシーンなどがあると子供にはショッキングすぎると、すぐにチャンネルを変えてしまうのですが、やはりそこは事実として受け止めさせるべきなんでしょうね。