締切済み

景気について

2007/04/26 07:58

最近の景気はいざなぎ景気を超えたとよく聞きますが今の景気の特徴はどういったものなのですか？？？あと、景気の良い悪いは何によって判断されるのですか？？

vvonderboy
お礼率3% (1/28)

経済
回答数5
ありがとう数2

みんなの回答 （5）
専門家の回答

みんなの回答

pluto003
ベストアンサー率17% (31/180)

2007/04/28 12:18 回答No.5

2000年以降の緩やかな経済成長は主に、設備買い換え需要が支えになっていたと言われます。長引く景気低目によって設備投資を絞りに絞っていたが、設備の老朽化などに対応するため、機器の買い換えが必要となりそこに一定の需要が発生し景気を下支えするというかたちです。また2000年以降、世界経済は人類史上これまでにない未曾有の好景気で、その流れに乗れた企業は業績も好調です。一方で主に内需形（日本国内を対象とした商売）の企業は、日本国内の消費者物価があいかわらずである事から低迷した状態が続いています。世界は未曾有の好景気、一方日本国内は相変わらずといった状況から日本経済の迷走は続いているといったことろでしょうか。このような世界経済の好景気に乗れている企業と内需依存型企業の国内景気の落差からいわゆる格差が生まれているといえるでしょう。また、政府も都市優遇と世界経済の波にのるような企業を優遇する政策を国策としてきましたから、さらにそれを助長する結果になっているといえます。

chandos
ベストアンサー率36% (267/732)

2007/04/26 19:01 回答No.4

＞今の景気の特徴はどういったものか　全体の総需要は増えずに、儲かっている輸出関連大企業の幹部やヒルズ族のような“一部の人たち”だけが“ああ景気が良い”と喜んでいるような状態です。　設備投資は増えたようですが、それは一時期ドン底までに落ちた“反動”が来ているだけです。また、中国や米国の経済が好調なおかげで輸出だけは伸びていますが、それが経済全体を押し上げる原動力にはなりません。しかも、それは数年前の極端な為替市場への介入や海外への資金の流出による円安に支えられているだけの話で、要するに“心許ない外需”でしかないのです。だいたい、外需依存ばかりだと、中長期的には円高圧力がかかります。　若年層の雇用が増えた（だから景気が良い）との話も聞きますが、団塊世代の大量退職により人手が足りなくなり、仕方なく若者を雇っているだけです。＞景気の良い悪いは何によって判断されるのですか？　政府やマスコミは“企業経営者（だけ）が儲かっていることイコール景気が良いこと”といった捉え方をしていますが、それはマクロ的には何も意味を成しません。日本経済全体が良くなること、つまりＧＤＰが高率で上昇推移することが本当の意味での“景気の良さ”だと思います。よって、現状では景気が良いとは言えません。

noname#27224

2007/04/26 14:21 回答No.3

＞景気の良い悪いは何によって判断されるのですか？労働者数や賃金、労働時間、物価など多くのさまざまなデータからなる経済統計を総合的に見て判断します。＞今の景気の特徴はどういったものなのですか？いざなぎ景気の時は経済成長率が平均で年11％でした。つまり単純な話をしますと１年間に日本の経済が11％成長していたわけです。1965年10月から1970年7月までの57ヶ月間をこのペースで日本経済は成長し続けました。これに対して、最近の経済成長率というのは平均で年２％前後です。では、なぜ「いざなぎ超え」と言われているかと言うと、この経済成長が続いた期間がこの57ヶ月を超えたからです(2002年の1月からカウントして)。景気は常に良い時と悪い時が交互に来ます。これを景気循環といいます。景気動向指数という指標を使い、波を打つような折れ線グラフで表されます。経済成長というのは要は「いつまでこのグラフが上昇し続けるか」ということです。もちろん多少の差異はありますが、大きく下降し出すと経済成長が停滞する、つまり不況となるわけです。専門家の間では「経済成長率２％がはたして“経済成長”と呼べるのか」という議論が上がっています。また有効求人倍率が上がり「労働の売り手市場(就職するのに有利)」と言われていますが、賃金はさほど上昇していないので景気回復と言われても実感があまり無いという声が度々聞かれます。以上、出来限り簡略して書いていますので、ご不明な点や新たに湧いた疑問、またデータ上の間違いなどがあったら補足質問やご指摘をよろしくお願いいたします。