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環境心理と進路

進路に悩んでいる文系の学生です。 僕は将来の目標は「人にとって"よい場所"を追求し、提供すること」です。 とても漠然としているのですが、例えば異文化の味わえるテーマパークや、ムードのあるバー、やる気のでる教室、落ち着ける住まいなどです。 そこにいる人にとって、感動、刺激、安らぎなどのよい影響を与えられる場所を考えて造りたい、もしくはそれに関わりたいんです。 目標を実現させるためには、大学で何を学べばいいでしょうか? 建築学は理系なので無理でしたが、 文系で環境心理という分野をみつけました。 そこで教えてください。 1、この分野は僕のやりたいことにかなっていますか? 2、この分野を大学院まで勉強してから社会に出たとき、具体的にどういった仕事で力を発揮できますか? 3、環境心理のほかに文系で、僕の将来の目標に関わる分野はありますか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • Diogenesis
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回答No.3

#2です。 回答を送信してから, 肝心の質問に何も答えていないこと気づきました。 御紹介したサイトを熟読すれば答えは見つかるかもしれませんが, 私なりの回答を書いておきます。 1、ほぼかなっていると思います。 心理学者が形あるものを自ら「造る」ことはほとんどありませんが, 「造る」ための方向性を示したり,「造る人」に助言をしたりすることはできます。 2、心理学,あるいは美術,建築,家政系の教育研究職(大学の先生)。 それ以外では建築,造園,都市計画などの実務家が考えられますが, 正直,環境心理学の専門性を評価してくれる企業や自治体がどれだけあるかは未知数です。 個人の力量で開拓していくしかないでしょう。 3、環境というテーマは社会学方面から攻めることもできるように思います。 家政学ないし生活科学からのアプローチも可能ですが, 圧倒的に女性の多い分野ですし,基本的に理系ですね。

wirer
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 環境心理はとりわけ理系的なんですね。 自分は文系頭の持ち主なので、統計などは少し心配です。 心理職といえば一般的にはカウンセラーなどをイメージしますが、 その他には「心理学」を実務でそのまま応用できる分野は少ないのでしょうか。 僕は最終的には研究職ではなく実社会に出ようと考えているので、環境心理を直接応用できないとすれば、他の分野を学んだほうがよいのかもしれませんね。。

その他の回答 (3)

  • backs
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回答No.4

> 自分は文系頭の持ち主なので、統計などは少し心配です。 高校までの数学は"問題の答え"を自分で解かなければいけませんが,我々は数学者ではないので数学の計算はコンピュータに任せてしまえば良いのです。計算することとアルゴリズムを理解するのとは別物なので,数学よりはコンピュータの慣れ次第で克服できる問題ですよ。 > 環境心理を直接応用できないとすれば、他の分野を学んだほうがよいのかもしれませんね。。 他の分野にしても同じですが,現場(企業)で応用する場合,実際に有用かどうかよりも企業側の理解が必要です。だから,仮に環境心理学の分野で学んだノウハウが役立つものであっても,採用する人たちがそれを理解していなければ"不採用"というかたちで返ってきます。 要するに「宝の持ち腐れ」ということになってしまうわけです。 応用できる職場があるかどうかというよりは,環境心理学を学んだ経験をどう活かせるかを売り込めるようにした方が将来的にも安定すると思います(私の経験からして)。

wirer
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 企業の理解ですか…。 現場で直接応用することが難しいならば、たしかに自分の経験を売り込むことが大切になってきますね。 エキスパートとして採用されないとしても、「場所づくり」を追求するための自分なりの視点を得る意味では、心理を学ぶ価値は十分にあるように思いました。 となると、学ぶのは修士までで、その後就職(不動産方面?)というのがいちばん現実的でしょうか。

  • Diogenesis
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回答No.2

すでに御存知かもしれませんが, 気鋭の環境心理学者のサイトを御紹介しておきます。 環境心理学に関して日本語で読めるものとしては 最も充実したポータル・サイトと言って良いでしょう。 羽生環境心理学研究室 http://loki.psych.chs.nihon-u.ac.jp/~hanyu/index.html #1さんの回答にもあるとおり, 環境心理学を研究するには 実験,調査など基礎的な心理学の研究法をしっかりと身につけておく必要があります。 文献を読んであれこれ議論する学問ではありませんので。 文系,理系などというものは入試段階での便宜的な分類に過ぎませんが, あえて言うなら, 環境心理学は心理学の中でもとりわけ理系的素養を要求される分野でしょう。 覚悟のほどを。

  • backs
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回答No.1

まず基本的なこととして,どの分野の心理学を専攻したとしても,心理学の方法論と統計学を勉強してマスターしなければ大学で心理学を勉強しても役には立ちません。子どもの世話をしたいとかカウンセラーになりたいという人は別ですが、、、 > 異文化の味わえるテーマパークや、ムードのあるバー、やる気のでる教室、落ち着ける住まい > 感動、刺激、安らぎなどのよい影響を与えられる場所を考えて造りたい とありますが,例えば,「ニューヨークのようなビルがたくさん建っている大都会の風景の絵が飾ってある部屋と森や湖などの風景の絵が飾ってある部屋とでどちらがリラックスするか」という問題を扱うとします。 こういうことを科学的(心理学的)に研究するためにはデータを取る必要がありますね。そしてデータを正しく取るためには心理学の方法論を学ぶ必要があるのです。さらにそのデータを解析するためには統計学(数学の確率論を発展させたもの)を学ぶ必要も出てきます。これに伴ってコンピュータや英語の能力も必須となります。 こういった本当の意味での心理学の基礎を学べば,wirerさんの望む仕事にも就けるはずです。言い換えれば,こういうことをマスターしていればどの分野の心理学研究もできるということです。

wirer
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そうですね。心理学の方法論を学ぶのならばまず、統計を含めた基礎から固める必要がありますね。 環境心理が僕の目標の実現に沿うならば、それを学ぶ上での苦労は厭わないつもりです。ただ、それが果たして自分の目標に適うのか確証が得られなかったので、この場で質問させていただきました。

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