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陰関数の定理がわかりません

陰関数の定理について、 証明はまだ習わないで、定理だけいきなり出てきたのですが、 読んだだけではいまいち意味がつかめませんでした。 この定理が何をいおうとしているかわかり易く 説明していただけないでしょうか? (漠然とした質問で申し訳ありません) ___________________________________  陰関数の定理: f(x, y) をR2 におけるC1 級関数とし, 点(a, b) において f(a, b) = 0; fy(a, b) ≠ 0とする. このときa を含むある小さな開区間I をとれば I の上で定義されたC1 級関数 y = φ(x) で次の条件を満たすものがただ1つ存在する: b = φ(a), f(x, φ(x)) = 0 (x は 閉区間I内), さらに φ’(x) = -{fx(x, φ(x))}/{fy(x, φ(x)} が成立する. ___________________________________

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  • ベストアンサー
  • kabaokaba
  • ベストアンサー率51% (724/1416)
回答No.3

とりあえず,もうちょっと偏微分や関数の勉強を 頑張ってください. 何か根本的な部分を勘違いしている可能性があります. >f(x,y)=0はそもそもxy平面上でのことで、3次元ではないのに、 >どうやって“fy(a, b)”を考えることができるのでしょうか? >fy(a, b)は3次元的に考えないと値を出せないと思うのですが、、、 これは次のように表現を変えてみましょう f(x)=0はそもそも数直線上でのことで、2次元ではないのに、 どうやって“f'(a)”を考えることができるのでしょうか? f'(a)は2次元的に考えないと値を出せないと思うのですが、、、 おっしゃってることが「おかしい」ことがお分かりになりますか? f(x,y)というのは,R^2上の関数fの点(x,y)での値です. したがって,z=f(x,y) と考えれば,これは 確かにR^3での「グラフ」になります. これは y=f(x) が平面のグラフになることと同じです 翻って,f(x,y)=0 というのは, R^2の点(x,y)でf(x,y)=0となる点(の集合)のことです. これは f(x)=0 の場合は「解」に相当しますが, f(x,y)=0も「解」(の集合)とみなせばいよいだけです. また,偏微分f_y(x,y)も単に点(x,y)での値に過ぎませんので 3次元とか考えずに計算できます. 陰関数の定理というのは, 陰関数f(x,y)=0を,y=φ(x)という形で表現できる ということを(特定の条件下で)保証する定理で 実際は,いろいろな理論の根底で使われます.

jacky03
質問者

お礼

解答ありがとうございます。 偏微分について読み直して、 根本的な部分の間違いをさがしてみます。 あいまいな表現の質問に付き合っていただき 本当にありがとうございました。 またよろしくお願いします。

その他の回答 (2)

noname#101087
noname#101087
回答No.2

「陰関数の定理」の証明を通読したとき、たいてい肩すかしを食らったみたいな感じがするようですね。 何の役に立つものやら。 使用例でもご覧ください。 -----------------------  http://ysserve.int-univ.com/Lecture/Optimization1/node22.html >陰関数定理とラグランジュ乗数 ----------------------- 制約つき極値問題解法の「道具」と書いてありますが、「踏み台」といった感じ。 LP(線形計画)でも「ラグランジュ乗数」を見かけたような覚えがあります。

jacky03
質問者

お礼

陰関数の定理がどのように使われるか 教えていただきありがとうございます。 しかし、私はそれ以前に偏微分についてまちがった 解釈をしているようなのでそこからやり直そうと思います。 質問に付き合っていただきありがとうございました。

  • kabaokaba
  • ベストアンサー率51% (724/1416)
回答No.1

要は 方程式 f(x,y)=0 が y=φ(x)という形に「解ける」ための 十分条件を明示しているんです. #出所は #http://www.math.waseda.ac.jp/~shibata/papers/lectures/implicitqa.pdf #ですか? 後半のφ'(x)に関しては,f(x,φ'(x))=0から自明なので, 陰関数定理の本質ではありません. ぶっちゃけた話,ある変数yでの偏微分が0にならない点の 近くでは,y=φ(x) の形にすることができるということです. 注意しないといけないのは 「y=φ(x) の形にすることができる」からといって 具体的なxの関数で表すことができるとは限らないことです. 具体例を自分で考えてみてください. 絶対に「y=φ(x)」と表せない例だけあげておきます f(x,y)=y^2-x^2 として,原点(0,0)の近傍では f(x,y)=0はy=φ(x)とは表せません.

jacky03
質問者

補足

解答ありがとうございます。 少しつかめてきたような気がします。 このなかで、 どうしてもこの定理の中でわからないことがあるのですが、 f(x,y)=0はそもそもxy平面上でのことで、3次元ではないのに、 どうやって“fy(a, b)”を考えることができるのでしょうか? fy(a, b)は3次元的に考えないと値を出せないと思うのですが、、、

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