公務員受験、修士留年か博士進学か?
現在25歳で、関東のマーチレベルの私大人文系修士2年です。
学部時代に難関公務員を目指し、卒業を延長して受験したものの失敗し、大学院に来ました。
研究は好きで、性格的にも向いていると思います。続けていきたい思いもありますし、周囲から勧められることもあります。しかし将来の安定を考えれば、やはり職に就くことが第一だと考え、去年の冬から民間の就職活動と公務員試験を両方やってきました。
希望しているのは地方公務員、教育関係、大学職員、出版・マスコミなどです。
しかし面接が苦手で、いまだに内定が取れていません。
今後も就職活動を続けていきますが、内定が取れなかった場合、来年以降にどうするか悩んでいます。
思うに選択肢は3つあります。
1.来年3月に修士で大学院を卒業し、プーの身分で就職活動・公務員試験を続ける
2.修士課程をもう1年続け、修士3年の身分で来年も就職活動・公務員試験を続ける
3.修士論文を書いて博士課程に進学し、博士1年の身分で来年も就職活動・公務員試験を続ける
去年卒業した先輩(女性)の一人は、1の選択肢で卒業後の5月頃に地方の民間中小企業で内定を獲得されたそうです。
別の先輩(男性)は2の選択肢を選んでさまざまな公務員試験を受けたものの、いまだ内定は取れていないようです。
1.を選んだ場合、来年の学費がかからず、就職活動に全力を注げ、面接の時に「(アカデミックコースではなく)就職を本気で希望している」と示しやすいことがメリットだと思います。
一方で所属と新卒カードを喪失してしまい、後戻りがきかないことがデメリットだと思います。
プーの状況になると、公務員試験ならとにかく、大半の民間企業でまともに採用される可能性もゼロになると思います。
2.については、「博士」ではなく「修士」ということで、まだ「彼岸の世界に行ってしまったヒト」(笑)と見られずに済むのかなぁ~と思ったり、今年の残りの期間を修士論文に忙殺されることなく、就職活動や来年度公務員試験の再勉強に時間を割けるのがメリットだと思います。
しかし、どう理由を説明するにせよ、学部と大学院で合わせて2回も卒業延長(≒留年)をしたというのは、大きなマイナスになると思います。
それに来年も内定を取れず、万が一の奇蹟を狙って博士に進学してアカポスを目指すと仮定しても、博士の入り口で1年足踏みするのは大きなロスだと思います。
3.については、留年なしの順当な進行であること、そして来年ダメだった場合でも(非常に甘い考えだと批判されることは承知で)万一の可能性を求めて博士に残り、アカポスを狙うなり、専門家もどきとして(塾講師や翻訳やライターなどで)食い扶持を稼ぐなりという道が残されているのがメリットだと思います。
一方で「博士まで行って中途半端に中退して就職するのはなぜ?」と聞かれたときに答えに苦労しそうなことと、「博士」という身分自体が官民問わず「修士」に比べて格段に浮世離れした人間という印象を持たれ、就職活動でいっそう苦労するのではないかという懸念があります。
当然学費もかかります。
1.2.3.のどれがいちばん良いのか(あるいは一番マシなのか)、皆さまのご意見をお聞かせ頂けないでしょうか。
まとまりのない長文で申し訳ありません。
お礼
主観、客観的に見て・・・勉強時間は多いとは言えませんね。 まぁ絶対職にありつけないということはないと思いますので がんばってみます。 ありがとうございました。