• ベストアンサー

ベクトルで外積の逆演算、外商ってある?

3次元ベクトルにおいて、 a=(a[x],a[y],a[z]),b=(b[x],b[y],b[z]) の外積 a×b=(a[y]b[z]-a[z]b[y], a[z]b[x]-a[x]b[z], a[x]b[y]-a[y]b[z]) が定義できます。いくつかの性質もあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E7%A9%8D ところで、逆演算も定義としてはありえると思います。 a÷b=xとは、 x×b=aとなる3次元ベクトルx ただ、そのようなxは一意的には存在しません。 しかし、外積を内積に変えて、 x・b=a(aは実数)となる3次元ベクトルx を考えると、そのようなxの集合は、3次元空間で平面になります。 ちょっととっぴにいうと、内積の逆演算、内商a:bは、平面になるということもできます。 では、 x×b=aとなる3次元ベクトルx を考えると、そのようなxの集合はどうなるのでしょうか? また、平方根を制限したものを√で表したりするように、逆演算はしばしば制限したものを考えます。 なにか制限することで、外積の逆演算、外商を考えれないでしょうか?なにか制限することで、内積の逆演算、内商を考えれないでしょうか? 他に発展的なことは考えれないでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#221368
noname#221368
回答No.5

 #1~#4は、幾何学的に見た外商という事になるでしょうか?。代数的側面に注目した場合、物理の回転運動で使用するために、似た考えがあるようです。  版が古いですが、ゴールド・スタインの古典力学(初版)のpp.171~177で、ダイアディックという名で紹介されています。例としては、Lを角運動量ベクトル,ωを角速度ベクトル,Iを慣性テンソル(行列)として、   L=Iω ですが、Iを、   I=L/ω で定義する方法が紹介されてます。3次元の外積は、回転成分を表す3×3の反対称行列の省略記法をみなせますから、ここら辺りは参考になる気がします。じつは外積を行列とみなせるという事も、この本で知りました。ゴールド・スタインの古典力学は、吉岡書店から、第5版くらいが現在出てる気がします。

その他の回答 (2)

  • ojisan7
  • ベストアンサー率47% (489/1029)
回答No.2

>x×b=aとなる3次元ベクトルxの集合はどうなるのでしょうか? x,a,bを位置ベクトルだとすると、xの集合はbを含みaに垂直な平面上で、bとの距離が|a|/|b|である直線です。 しかし、数学的には、この場合、(内積の場合も同様ですが)逆演算を考えてもあまり意味がありませんね。

回答No.1

x×b=aの両辺にbとxの内積を取ればaはbおよひxと直交します(図でも解ります)。 そこで、簡単のためベクトルa,bを直交座標のz,y軸にとり、 その成分を改めて(0,0,a),(0,b,0)とします。ベクトルxはx-y平面に あることは明白ですから改めて(x,y,0)とします。 これらを計算するとxb=aを得ます。yは任意。従って直線になる。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう