nomy_hiさん、今晩は。
そのときの記録がありましたのでご参考に。
優先道路を直進する車をA、わき道を直進する車をBとする。
車Aは下り坂をギアダウンによる減速中約40Km/h+(1)で走行、
交差点中心から20mの位置、衝突2秒前(2)で、Bを視認、Bの推定位置停止線前10m、
AはBが停止の姿勢であった(3)のでそのまま交差点を進行、
衝突1秒前に(4)Aが加速直進してくるのを見て、左に操舵回避操作(5)、
その直後助手席から運転者窓方向にBが見える(6)、
衝撃を感じブレーキ操作(7)、ABS不動作、後席ELR作動(8)、
Aは約90度右旋回し停止(9)。Bは約90度右旋回し少し前進して停止(9)。
A破損箇所:運転席ドア後部小破、ドアは可動、
後部左ドア大破、ドア不動、直後はPW作動、その後不動、
リアフェンダ曲がり(傷の一部は既存)、
後部バンパ曲がり(既存の曲がりと区別不能)、
助手席ドア、立て付け不良、
リア右タイア(使用5ヶ月)、曲がったリアフェンダ板に押され破裂、
タイアホイール破損状況は未確認、
ガラス類、機関類、直線性に大きな不具合なし(リアタイア交換後自走可能)。
B破損箇所:前部バンパ、グリル大破脱落、ボンネット大破、ラジエタ中破、
冷却水流失、オイル流失は確認できず、
右前等照燈取り付け部大破、右前フレーム潰れ、
電子ロック不動、
停止後はエンジン動作、再始動可能、
(1)衝突位置から停止位置の距離(10m)からの推定値
(2)写真1の位置
(3)衝突後のB運転者の証言「停止はしなかったが停止する姿勢をみせた」
(4)時速40kmとしての推定値
(5)衝突場所タイア片、写真2の位置から左エスケープゾーン内と判断
(6)衝突後のA助手席の証言
(7)前左タイア痕、写真4
(8)衝突後のA左後席の証言「締め付けられいたかった」
(9)写真
衝突後の様子
A運転者は停止後直ちにエンジン停止しPレンジに入れシートベルト開放後降車、
リアドア破損状況(開かない)と右後席の無事(寝ていた)を確認後、
B運転者に対し「帰れなくなったのでどうするのだ」と語気強く主張。
Bは不停止で衝突したことを謝罪。お互いの怪我の有無を確認。
AはBのエンジンを停止するよう助言。
直ちにBが(自分の)保険で修理したい旨を示したので、事故証明取得のため
Aが携帯から110番連絡(発信記録xx:xx)。
A,Bはお互いの保険会社に連絡、Aは所持していたデジカメ撮影(xx:xx)。
再度互いに怪我の有無を確認し、Aは通行人の助けで、フェンダのリアタイアへの食い込み
を、板金を曲げ実施。ジャッキアップし、緊急タイアに交換。
この後所轄の警察官による事故調査。
Bは近隣に住む身内(以下C)に来てもらいA車の破損状況を確認。
CはA助手席同乗者(以下D)が、「連休中の代車が無いと困る」という発言を受け
「相応の代車を用意して」と言われた(後日談)。
Bが知り合いの救助(レッカーか?)が来る旨話したので、Aは帰宅に向かう。
衝突責任に対する見解
AがBを視認した位置で、急制動を掛ければ交差点内衝突位置直前に停止できた可能性が
あった。しかしながらBは停止の姿勢を見せており、すべてのそのような状況下
(優先道路進行中に脇から出ようとする車に対する状況)で急制動を掛けていては、
公道を走行することは現実的でないので、通常は一時停止の信頼と法規に基づき優先車が
進行する。この場合もそれに該当するのでこの時点のAに過失は無い。もしAの過失が存在
するとすれば、その時点で警報器作動していればBの回避操作を促した可能性は否定できない。
衝突1秒前にAはB車が横方向から加速進行するのを認識して左衝突回避操作を行っており
また急制動では、衝突位置前に停止できず、B車前方側方に接触するのが明らかなので、
ハンドル操作のみによる回避に過失があったとはいえず、むしろ前面どうしの衝突を避け
自車の被害を最小にできた(結果として自走可能であった)ことから最善の操作であった。
この間Bは制動操作の遅れにより有効な制動操作をしていず(現場痕なし)、またハンドル
回避もしていない(写真5)。衝突は運転席後部以降であるので、Bは側方でなく
正面にA車が見えたはずであり、衝突回避ができなかったのは非常に大きな過失と考える。
以上を鑑みてAの過失割合は、5~10%が正当と考える。
以下現場図面と写真、全6頁。
お礼
3回も回答ありがとうございます!親切にしてくださり感動しています。 実際使用された文章、詳しく拝見いたしました。 これだけ裏づけされた文章を作成するのも大変だったと思います。 今回の私の事故のケースに似ているので、本当に参考にできると思います。 私の場合は助手席後方に衝突されたので、esezouさんの逆ですが、相手が 回避できたはずと言えると思います。 なんか明るい兆しを勝手に感じています。 今回、事故に遭っていろいろと大変なこともありましたが、勉強にもなり ましたし、esezouさんのような親切に対応してくれる方にもお世話になり その面ではよかったと思っています。 ありがとうございました!