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13CNMRのケミカルシフトの変化について。

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13CNMRでカルボン酸やカルボニルのC=Oの13Cのケミカルシフトは何ppm辺りに現れますか。また、NH・・・O=C水素結合やOH・・・O=C水素結合をしたときはどのようにシフトするのでしょうか?また、そのシフトの原因はどのような効果によるものなんでしょうか。
 あとNMRについて勉強出来るサイトがあれば教えてください。
お願いします。
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ベストアンサー率 44% (65/145)

カルボン酸やカルボニル基の炭素の化学シフト値は、ほぼ同じ範囲に存在します(以下、グリシンの主鎖カルボニル炭素の化学シフト値を176.03 ppmとし、それを基準としてます)。

環境にもよりますが、いずれも175± 5 ppmの範囲に入りますね。

水素結合については、私は蛋白質専門なので他は知らないのですが、アミノ酸のモデル化合物(ポリアラニンなどのポリアミノ酸)では、
αヘリックスでの主鎖カルボニル炭素は、おおよそ174~175 ppm付近、
βシートの 主鎖カルボニル炭素は、おおよそ169~172 ppm付近
となり、同じ水素結合でもコンフォメーションによりシフトが異なります。

実際の蛋白質では、もっと大幅に変化します。
私のところで実際に観測された膜蛋白質のカルボニル炭素は、
170~178 ppmにわたって信号が現れますね。
経験的に、175ppm付近より高磁場側はβシート、ターン領域で低磁場側はヘリックス領域と認識されてます。
またカルボニル基の炭素は、プロリンがC末側にあるとプロリン効果により、さらに1.4~2.5 ppmほど高磁場シフトする事も知られています。

カルボン酸については、一般には、脱プロトン化で178 ppm付近、プロトン化で175 ppm付近となり、プロトン化に伴い高磁場シフトします。しかし、これも周囲の環境によって大きく変わります。私の知ってる限りでは、蛋白中で脱プロトン化しているにも関わらず、173 ppm付近に信号を持つカルボン酸(アスパラギン酸)がありました(しかもプロトン化すると、169 ppmにシフトする)。

化学シフトは観測核の電子環境に影響するものなら何でも効いてるようです。
水素結合、コンフォメーション、プロトン化状態など・・・

また基本的なNMRの勉強には以下のサイトが動画つきで分かりやすいと思います。専門家にはやさしいとおもいますが・・
お礼コメント
123456s

お礼率 53% (15/28)

有難うございます。
時々NMRを測定するのですが複雑なものになるとアサインを決めるのも困難で大変です。僕が測定しているのは蛋白ではないのですが非常に参考になりました。
投稿日時 - 2001-01-16 03:09:22
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  • 回答No.1

以下のサイトが参考になりますでしょうか? 「有機化合物のスペクトルデータベース」 ・http://www.aist.go.jp/RIODB/SDBS/sdbs/owa/sdbs_sea.cre_frame_sea 成書は沢山あります。 ご参考まで。 ...続きを読む
以下のサイトが参考になりますでしょうか?
「有機化合物のスペクトルデータベース」
http://www.aist.go.jp/RIODB/SDBS/sdbs/owa/sdbs_sea.cre_frame_sea

成書は沢山あります。

ご参考まで。
お礼コメント
123456s

お礼率 53% (15/28)

有難うございます。参考にさせていただきます。
投稿日時 - 2001-01-16 03:03:46


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