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華麗なる突貫工事
TBSドラマ「華麗なる一族」で気になることが2点あります。 (1)2/25放映の第7回で、万俵鉄平(木村拓哉)が、佐橋総理の縁戚にあたる帝国製鉄のエリート社員・佐橋和也(猪野学)とのお見合いを終えた妹の万俵二子(相武紗季)に対し「なあんだ、気落ちしていると思ったけれど、全然大丈夫そうじゃないか」という意味のことを言いました。この「全然大丈夫」というのは、現在ではもはや多くの人が使っていますが、ドラマの設定である昭和40年代でも使っていたのでしょうか? (2)もう一つ。2/18放映の第6回での、万俵鉄平が執念を燃やしている新高炉建設について。かき集めてきた多くの作業員に対し、あるいは銀行関係者に対し「突貫工事を開始します」旨のせりふがありました。突貫工事とは、国語辞典的には「全力を挙げて一気に進める工事」という意味にすぎないのでしょうが、裏のニュアンスとしては「計画に無理がある欠陥工事」という意味も含まれているような気がします。少なくとも私には余り良い意味は感じられず、「これから突貫工事を始めるぞお!」と気勢を揚げるシーンには違和感を持ちました。昭和40年代において「突貫工事」という言葉に悪いイメージはなかったのでしょうか?
- gootaroh
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質問者が選んだベストアンサー
突貫工事の 突貫は 本来は 吶喊。 戦争の時に ときの声を上げることです。 昭和40年代において、企業のトップは結構元軍人とか多く、工事現場の監督=40代くらいとなれば、軍隊体験者だらけです。 個人的に思い返せば、星飛雄馬の父、星一徹も軍隊経験者として、オリンピックに向けての工事に汗を流して働いていました。 突貫工事中です。
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- merlionXX
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#2です。 「全然」が、戦前は肯定形にも使われていたというのは#1さんや#3さんのご指摘の通りですが、質問者:gootarohさんのおっしゃるドラマの設定である昭和40年代ではあきらかに誤りとされています。 かつて肯定でも使ったとはいうものの圧倒的に否定形が多く、そのため「全然~ない」という言葉は、戦後「呼応の副詞(陳述の副詞とも)」として旧文部省により規定され、戦後の国語教科書では否定形にのみ使用するとしています。その戦後教育を受けた万俵鉄平の世代が主役となった昭和40年代ではあきらかにあやまりといえます。
- luune21
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(1)「全然+肯定表現」は、昭和40年どころか、漱石も芥川も太宰などもよく使っています。その多くは「まったく」「ことごとく」「すべて」というような意味です。 しかし「非常に」「とても」の意味で使われるのは俗である、とする辞書がほとんどです。「全然同感だ」「全然のんびりしている」などから横滑りした言い方なのだと思います。 (2) 「突貫」はもと軍事用語として多用された、いさましく猛烈に突き進んでいくというような大日本帝国好みのことばでした。「突貫工事」というのは、このイメージを借りた造語です。ということは、本来は、悪いイメージのことばとはいえないでしょう。 個人的には、そもそもの生の語感としては、今でも悪いイメージはないような気がします。ただし、皮肉をこめて使ったりすることはあるでしょう。
- merlionXX
- ベストアンサー率48% (1930/4007)
1.昭和40年代は、通常は全然は否定形にしか使わないはずです。もちろん誤って使用する方もいたとは思いますが、現在ほど多くはありません。 2.高度成長期ですから「突貫工事」はごくごく当たり前の時代です。まったくマイナスイメージはありません。急速な産業の発展や、昼夜をわかたぬ建設工事、そして今では大気汚染の象徴のような煙突から煙がモクモク上がる様子も、当時の工業地帯の小学校の校歌や市歌などに誇らしげに歌われています。(もちろん四日市喘息はすでに問題にはなっていましたが)
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
>昭和40年代でも使っていたのでしょうか? 明治、大正、昭和初期にかけての時代にはむしろ、「全然」は肯定 、否定の両方で使われていました。ところが、いつしか、否定的な 語とセットで使うという「常識」が出来上がってしまったのです。 >昭和40年代において「突貫工事」という言葉に悪いイメージは? それは、昨今の公共工事の談合など悪いニュースばかりを見せられて いるせいですね。東京オリンピックをはさむこの時期、日本は高度成 長期で国民は勤勉でそういうイメージはなかったでしょう。
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お礼
みなさん、ご回答ありがとうございました。突貫工事に悪いイメージを持っていたのは、過去に突貫工事による事故が多かったからで、突貫工事という言葉そのものに悪い意味はなかったんですね。勉強になりました。 >昭和40年代において、企業のトップは結構元軍人とか多く、工事現場の監督=40代くらいとなれば、軍隊体験者だらけです。 ・それにしても、1960年代(昭和35年~昭和45年)の神戸が舞台で、34歳という設定の木村拓哉は、どうみても軍隊経験がなさそうで、貧弱に見えて仕方ありません。