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私は一個の他者である。の意味がわかりません。

mamuku-の回答

  • mamuku-
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回答No.4

社会学の上から、簡単に説明をしてみましょう。 人間は誰しも社会性を持っています。社会性を持つということは、ある種の 他者性というものを持っているということです。自己を規定するのは、自己ですが、社会性を持つもの(他者)によっても規定されます。すなわち、自己には 社会性=他者が、自己の中に備わっているということです。 この自己の中の他者がなければ、人間として存在することはできません。 自己の中にいる他者とは、「あれをしてはいけない、これをしてはいけない」 あるいは、「これをすべきだ」という規範のことです。自己の中に他者性もっているということを言っているのではないでしょうか? このような解釈もなりたちます。 が、質問者の方の「私は一個の他者である」ということばは、 誰が言った言葉でしょうか?それを教えていただけると、私も勉強になります。 あえて、社会学用語や哲学用語を使わずに説明してみましたが、いかがでしょうか?レスおまちしております。

nigi
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。簡単に説明して下さろうというお気持ちに心から感謝しています。にもかかわらず…いまひとつ、ストンと解らない、ので苦しんでいます…何回も読ませて頂きました、考えました。確かに自己の中の他者は自己を助ける役割をしていると思います。が、反面、時として、本人でありながら判断、決断ができないスザマシイ葛藤を引き起こす素のようにも思え、浮かんできたのは、世間体、という言葉でした…せっかくのご回答に対する理解が、間違っている、ズレているのでしょうか…?又、自己の統合とはどういう状態をいうのか…自己の中の他者と一致した状態…?教えて頂きたいのです。宜しくお願い致します。最後になりましたが、ジャン・アルチュール・ランボーの言葉です。

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