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発振器の仕様書の読み方 - スプリアス
発振器の仕様書にSpurious Rejectionというのがありました。 規格が-80dBcとなって実測値が –81dBc となってます。不必要な成分(周波数グラフのなだらかな坂にヒゲのように飛び出す成分)というところまではわかりました(発生しないのが理想ですね)。 質問ですが 1) 実測値–81dBc ということは規格をパスしてるんですか?それともこの程度なら実用に差し支えない、ということで出荷してきてるんでしょうか? 2) 仮に規格外れとして簡単に手直しできるものなんでしょうか? この数値が大きいほうがいいのか、小さいほうがいいのかもよくわかってません(かなりレベル低いです)。ご教示ください。
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規格が-80dBcこれは、間違えてます(仕様書の記載ミスです) 正しくは-80dBc以下ですので以下が抜けてます このままでは、きっちり-80dBcでないと仕様外になります dBcとキャリアのと差を表す記号です(Cはキャリアの意味) 規格が-80dBcとは、 基準のキャリアのと差が スプリアス(不要周波数)が80dB以上 (判りやすく書けば、発振器の発信周波数の出力の1/1000以下となるような規格)となっているってことです 1) 実測値ー81dBc ということは規格をパスしてるんですか?それともこの程度なら実用に差し支えない、ということで出荷してきてるんでしょうか? 規格値より1dB良いので一応合格ですが・・・ 会社によっては出荷規格があるのもあります 仕様書の値より少し厳しい値、 実測値ー81dBc であれば少し条件が悪くなると規格外になる恐れがありますので会社によっては出荷しないこともあります このへんは、会社によって考えが違います 会社の中に品質を管理する部署が通常ありますので、そこで確認して下さい 例を出すと 仕様書の規格 規格が-80dBc 社内規格(出荷規格) -83dBc (3dB安全マージンを持たせている例) と辛くしている所は沢山あります 会社の中に品質を管理する部署にて確認下さい 2) 仮に規格外れとして簡単に手直しできるものなんでしょうか? 物に寄りますね、調整箇所が無いのでした・・・ 廃棄ですね 調整可能な発振器であれば、再調整となります この数値が大きいほうがいいのか、小さいほうがいいのかもよくわかってません(かなりレベル低いです)。ご教示ください。 この場合は 規格が-80dBcで実測値ー81dBcであれば・・・ 規格より1dBしか良くないってことです 同じ製品の中には・・・ 実測値ー90dBcとかー95dBcとかも存在するでしょうね ー90dBcであれば規格値より10dBも良い ー95dBc・・・・・・・・・15dB ことになります 実測値ー81dBcは規格より1dB良いので かろうじて規格に入っているってこと 規格スレスレで合格ってことです ー90dBcであれば規格値より10dBも良いので 余裕で合格ってことです
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既に回答が付いてますが、規格にはパスしてます。ただし普通は温度範囲を指定して規格を作ってますので、低音や高温で測定したらアウトかも知れません。今回は規格OKのようですが、仮に規格外れだったとしたら、手直しを「求める」のではなくデータを添えて商品を返却して規格外れの原因解析と交換を「要求」しましょう。お金を払ってるなら当然のことです。サンプル供給だとしても規格外れの指摘位はすべきです。もちろん半田コテによる過熱等の自分の側の問題でない事は確認してからですが。メーカの対応の良し悪しの差が出る部分でもあります。 規格OKだったとして、やっぱり求めるレベルがさらに高い場合は手直しを要望します。手直しは簡単な場合と難しい場合があります。もし出力電力等の規格を緩めても問題無いなら「ここを○○まで緩めてもいいからスプリアスを改善してくれ」と言うのも一法です。その場合に問題になるのは、カスタム品を作ることになるので、先方にとって商売になることが条件です。量産しても数が少ない場合は無視されます。
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- nature345
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こんにちは Spurious Rejectionは発振器のメインの周波数の 寄生発信波ですので、、質問者が指摘の不必要成分 ですね。規格が-80dbですから、パスですね。 2)は設計の変更で手直しが出来るはずですが 難しい場合も有ると思います。 LEVELはかなり低いですね。 >数値が大きいほうがいいのか その通りです。 参考まで
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