• ベストアンサー

経済引き締め政策は、なぜすぐに効果が現れないのでしょうか?

 経済が過熱しているときに、景気のブレーキを踏むために 金利引き締めを実行するというのが一般的な中央銀行のやり方だと思います。(金利引き上げ、手形発行による資金の吸い上げ30兆円など)  しかし、3ヶ月、6ヶ月もたった跡に影響が出てくる。(株価が下がるなど)  なぜなのでしょうか? ここら当たりのメカニズムをご存知の方は、居られないのでしょうか?  (難解なので、ご意見でもいいです。)

noname#192248
noname#192248
  • 経済
  • 回答数3
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • marobom
  • ベストアンサー率24% (8/33)
回答No.1

マネーサプライを減らし金利を上げると 一番影響が出るのは企業の設備投資です。 最近は逆の事をして景気上昇をずーと、ずっとずっとずーと目論みました。 ですから現在、企業の設備投資が原動力の実感無きイザナギ景気越えです。 もちろん金利が上昇したからと言って、決定済みの設備投資や 契約の済んだ個人支出での家や車の購入がストップするわけではありません。 特に金利上昇の気配がすると、企業は設備投資を前倒しし チラシにも『今なら低金利ローン』の文字が躍るので 一旦は景気に好影響をもたらします。 =金利が上がった瞬間は1~2ヶ月分の受注残を持った状態です。 しかし金利引き上げと同時に設備投資やローンを使う個人消費が ストップしますので次の仕事が入りません。 タイムラグを経て景気に影響をもたらします。 分かりやすい例では消費税が3%から5%に上がったとき 特需が発生し企業は好業績となりましたが その後消費マインドがどんどん冷え込み景気が停滞しました。 悪影響は後からジワリジワリと来るのです。

noname#192248
質問者

お礼

わかりやすい説明ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • marobom
  • ベストアンサー率24% (8/33)
回答No.3

No.1です。 いい忘れましたが景気にブレーキを踏むというよりも インフレ防止の側面が強いです。 あと、金利が上昇すると 投資資金が株式より安全なものへ向かいます。 蛇足です。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.2

人間は予想をする動物であり、企業は予想を元に事業を展開しているからです。 金利の引き上げ行為が、丁半ばくちのような独立事象であれば予想は意味をなさず、予想による、事前行動はなくなりますが、金利が上がる下がるというのは、経済動向から推測(つまり予想)されます。 これによって、よく株価の話で「○○に関しては、市場は折り込み済みで」という表現にあるように、効果が前倒しになります。 金利引き締めが行われた時点では、引き締め効果が前倒しになっており、引き締め効果の結果が吉と出るか凶と出るかがわかりだしてから、また株価は変動します。

関連するQ&A

  • 日銀の金融政策による金利や景気への影響について

    日銀が景気対策のために金融緩和で買いオペを実施して。市中の銀行から国債を買った場合、国債価格は上昇、国債の金利は下降しますね。 逆に売りオペをしたら、国債価格は下降、国債金利は上昇します。この時の金利って、短期金利ですか?長期金利ですか? もし短期金利、長期金利ともに上下するのだとすると、景気対策が功を奏して、景気が良くなって、需要インインフレが生じた場合、金融市場のお金はより儲かる株や土地に流れ、国債は売られます。そうなると国債の長期金利が上昇します。 今度は日銀は景気の過熱を防ぐために、金融引き締めで逆に、売りオペで手元の国債の売却をしますので、長期金利のさらなる金利上昇を招くことになるのですが、こんなことしていいんですか?

  • 金利引上げに伴う株価のゆくえ

    金利引上げは、今後景気がよくなるという象徴だと思うのですが、折り込み済みで株価上昇、もしくは企業負担増加で株価低迷。みなさん、どちらの考え方ですか?

  • 原油高騰とFRBの利上げの関係

    経済番組で原油高騰で物価を抑えるために利上げを検討するかもしれないと言っていましたが、違和感を覚えました。 インフレも国内のデマンドプルなら金利を上げて押さえるのはわかるのですが、原油の輸入物価が上がったから利上げというのは腑に落ちません。もちろん国内のインフレ率は上がりますが、それで景気が過熱して物価が高騰するとは思えませんし、利上げする理由がわかりません。むしろ輸入インフレは不景気になるので金融緩和で対応すべきと思います。 アメリカの場合は原油の国内生産も増えているので輸入インフレではないのかもしれませんが、一般に輸入インフレに対しても金融引き締めで対応するのが中央銀行のセオリーなんでしょうか。

  • 長期金利の先見性

    株価は景気後退に10か月くらい先行すると言われていますが、長期金利(例えばアメリカや日本)の先見性はどのくらいですか?

  • 株式市場が大幅下落を引き起こす原因について

    そろそろ米金利の逆イールドから景気後退局面が見えてきて株価の大幅な調整がウワサされています。ただしそもそもバブルになっていないので下げも大きくないだろうとも言われています。そこで実際に何が株価の大幅な下落を引き起こすのか知っておきたいと思っています。根源的要因として考えられるものをいくつか考えてみました。 景気後退 ⇒実体経済の景気サイクルにおける景気悪化局面。バブル崩壊など他の原因によって引きこされたもの(在庫循環やクレジットサイクルから外れるもの)は除く。 資産価格調整 ⇒バブル崩壊(株、不動産) 過剰債務 ⇒過剰債務デフォルト連鎖による金融危機 資本流出 ⇒チャイナショックとかドル高で新興国が暴落するのがこれ 政策の失敗 ⇒日本のバブルはまさにこれ。アクセルの踏みすぎ/ブレーキの踏みすぎ 外的要因 ⇒リーマンショック後の日本の暴落は一言で言えばこれ。細かく言えば輸出が止まって実体経済が悪化したとも言えますが、景気サイクルとは別物。 ⇒戦争 1.これらはスパイラルになったりドミノになったりして単一で根源的要因とすることが難しいですが、他にありますでしょうか? 2.こうしてみるとアメリカや日本の過去の株価暴落局面において景気後退が大きな株価下落を引き越した例はなさそうな気がしますが、景気後退型の代表的な株価大暴落ってありますか? 3.現在の段階でアメリカ株の暴落を引き越しそうなバブルはありますか。アメリカの株や住宅価格あたりはそうでもないようですが。

  • ドル下落と日本経済の脆弱性

    先日、世界的に著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏がドル資産を他国通貨資産に変えているとの記事がありました。今後ドルは下落すると読んでいるからです。 もし今後、円高ドル安になれば、また政府・日銀は為替介入に踏み切るでしょう。問題は介入によって得たドルを米国債として所持している点です。今や米国債の半分を日本と中国が持っているとされています。 一方、米FRBはFOMCにおいて徐々にFF金利の引上げ、つまり金融引締め方向に動いています。これは米国景気のリフレ懸念が遠のき成長トレンドに入っていることの何よりの証拠です。しかし、これは金利上昇イコール債券価格下落という事態を招き得ると思われます。この結果、日本が持っている米国債はドル下落と債券価格下落というダブルパンチを食らう危険性をはらんでいるわけです。 さらに日本国債は700兆円あるとされており、日本の財政事情は一皮むけば非常に脆い基盤の上に成り立っていると思われます。一体誰がこの国の借金を返済し、さらに米国債の為替と価格変動リスクをヘッジするのでしょうか?しかも今後、日本は少子高齢化社会となっていき、労働力人口の低下から経済成長の先行きは決して明るいとは言えません。そのうちGDPもBRICs各国に追い抜かれてしまうかもしれません。 私はマルクスは嫌いですが、マルクスの言う「経済は下部構造」というのを引用すれば、日本の下部構造は一皮むけばまるで大地震の後の液状化現象のような状態ではないかと思うのですが…。

  • 連続して質問させていただいてます。

    為替相場に投資をする上で、みなさん何を考えてますか? 経済指標に対する中央銀行の政策?(各国の中央銀行の目標が達成しつつあるなら、緩和縮小、もしくは市場金利があがるかもしれませんね) 国債利回りの妙な高騰?(指標がよければ、政策金利の引き上げがあるかもしれませんね) 平均株価の高騰?(国債利回りよりも、リターンがあって、経済が上向いているなら、国債投資にお金を費やすよりも賢いと思います) 金の高騰?(これは、国際情勢が大きく関わっていると思われますが、通常ではそんなに関係ないと思います。むしろ、金が高騰するときは、よほどの時と……) 原油価格の高騰?(OPECの世界経済の見当違いな解釈が原因か、それとも、世界経済の上昇についてこれていないのか、もしくは、情勢悪化。だいたい、OPECが個人的に嫌いです) 皆さんは、どのような経済の先行きを見て、通貨を購入しますか?

  • FRB

    最近、米国の早期利上げが話題に上がりました。 それに伴い、ドル高円安などへ進行しつつあります。 しかし、米国が仮に量的緩和終了して金利を引き上げれば、今でこそ、ようやく膝立ちくらいに立ち上がった米国が、また、四つん這いになる勢いなのは、誰でもわかると思います。 サブプライムローン、リーマンショック、年間、70万人の移民の受け入れに値する労働環境、政治的な情勢の不安、さらに、不思議なことは、株価が上昇しすぎているにもかかわらず、米国債10年物既発債は、2.3%近辺の利回りを未だ、うろうろしている始末。 ココでお聞きしたいのですが、金利引き上げに期待する物は、もちろん、インフレ撃退、もしくは、過剰なお金の供給を止めることだと認識します。しかし、今の米国には、日本以上のインフレが必要だと思います。 皆さんが、仮にFRBでも、中央銀行でも、トップの役職に就いたなら、今程度の経済環境で金利を引き上げますか?

  • 面白そうな経済政策

    私は経済政策に興味があり、経済政策の勉強をしようと思っています。しかし、経済政策と言っても、公共事業、減税、公定歩合引き下げ、金利引き下げ、貨幣の量的緩和・・・などなどたくさんあります。ですので、どれが勉強してみて面白そうか迷ってしまいます。そこで、みなさんからアドバイスをいただきたいと思います。みなさんが勉強して面白いとか、興味がある経済政策がどんなことか。そして、どうしてその経済政策が面白いと思うか、または興味があるのか教えてください。あと、その経済政策が必要な背景なども簡単に教えてください。よろしくお願いします。

  • 「経済政策」をどう考える?

     今回の選挙で何が争点なのかわからないといわれていますが、昨日BSTVで「世界の格差問題」をとりあげていました。そうか、日本も世界も、格差問題と、財政破綻問題で悩んでいるように思えます。  じゃあ政治家の人にも、これらの問題の対策、考え方を充分論じてもらいたいと思って政治討論を見たら、「経済政策」という形で自民、民主さかんに論じていました。  ところが私は経済がちんぷんかんぷんなので、「経済政策」の討論になると「つまんない」といって先へ飛ばしていました。ですので経済政策の討論をもうちょっと興味を持って真剣に聞けたら、他のことも含め政治家の方の考え方がだんだんわかってくるような気がしました。(世界的にも重要テーマですし) ただ一般人にわかりやすく説明できる人が少ないようにも感じます。  というわけで一般庶民レベルの目線で、日本のデフレ脱却、現在の日銀の金融緩和政策と政党の役割など、各党の経済政策への意見、疑問、全く興味なしなど、何か言いたいことがあったら教えてください。