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鴻門の会(項羽と劉邦)で・・・
caesar-x2の回答
要するに 史記の項羽本紀の鴻門の会の場面というのは、 人物の性格をあらわすエピソードなんです。 特に項羽がどういう人間かというのがこの話の 主眼になってます。 これは紀伝体という書き方のお約束といっていいでしょう。 項羽はまず曹無傷の中傷を簡単に信じるなど 猜疑心が強い人間であることがわかります。 次に范増の劉邦を暗殺せよという案をあっさり承諾するほど 残忍であり、帰順した相手を殺そうと考えるほど不義です。 さらに劉邦に詰問されると、あっさりと曹無傷に責任転化するほど 無責任で愚かだとわかります。 考えに一貫性がなく、明らかに敵意がある勇壮な樊噲を絶賛するなど 能天気でもあり、范増が最後にぶちきれるように 天下の大事を語る人物ではないことがはっきりするわけです。 曹無傷は使者をつかって項羽陣営とコンタクトを図っており、 そもそも劉邦が無事に帰ってくることは無いだろうし、 知られてもいないと思ったと考えるのが自然でしょうね。
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なるほど、確かに項羽の特徴があの一連の流れにでていますね。 分かりやすい回答ありがとうございます。