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組換えタンパク質発現の培地について

 大腸菌で組換えタンパク質の発現をしています。タンパク質の機能解析を目的としているので、可能な限り可溶性にとりたいのですが、なかなか可溶性にいってくれません。  そこで、色々な論文をあさっていたのですが、たまに培地に1Mのマンニトールを加えている系があるようです。  なんとなく浸透圧調整なのだろうとは思っているのですが、1Mもの浸透圧がタンパク質の発現にどのような影響を与えているのかは想像つきません。書籍でもそこに関する記述は見つけられませんでした。  どなたか、1M マンニトールの意味をご存知な方がいらっしゃいましたら、教えてください。ついでに、現在1xLB培地を使っていますが、他に試すべき培地がありましたら、教えてください。  よろしくお願いします。

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  • Dr_Hyper
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間違っているかもしれませんが、1Mのマンニトールは大腸菌内のヒートショックタンパク質(HSP)を誘導しているのだと思います。同じような手法で3-4%のエタノールをIPTGと同時に加えることがあります。ご存知の通りHSPはシャペロンタンパク質と呼ばれタンパク質の構造を保ったり構造形成に重要な役割をするタンパク質です。真核生物のドメイン単位のホールディング様式と大腸菌のフォールディング様式が異なることから大腸菌内でうまく構造がとれなくて可溶化しないのであれば、浸透圧ショックや薬物ショックなどで熱を上げずともシャペロンタンパク質を急激に発現させることで可溶化を助けるのだとおもいます。 培地については、いじりだしたらきりがないようにおもいます。 大腸菌がフレッシュであること、IPTG濃度が適切であること、浸透速度とフラスコの形状、発現誘導時から回収までの温度と時間、pHなど、、、いろいろとありますので、もしこれらでまだ検討されていないことがあれば、まずそちらからの方がいいと思います。もしこれらで疑問点があれば何か回答できるかもしれません。

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質問者からのお礼

先日の言葉の使い方に関してに引き続いてのご回答ありがとうございます。 >同じような手法で3-4%のエタノールをIPTGと同時に加えることがあります。 原理が分からないまま1M マンニトールを試してみたことがあるのですが、浸透圧によって増殖が著しく低下するために誘導までの培養時間が非常に長くなりました。一方、この方法では誘導までの培養時間は変えずにすむはずなので、是非一度試してみたいと思います。

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