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中国在住の方、又は経験者の方 教えてください
「中国という国は、酷い国だ!国民も反日に狂ってるし 特に中国共産党は、近隣地域にも酷い仕打ちをしてる」 というような報道、著書をたくさん見聞きしてますが本当でしょうか? 私自身も、そういう本等を何冊か読み、嫌な国、国民だなと 感じ、海外旅行をするにしても中国だけは行きたくないと思ってます。 でも最近、思うようになり始めました。これは仕組まれたものじゃないのか?アジアの国同士が仲良くならないように何者かに仕組まれてるんじゃ、、と。 もちろん中国側にも、反日思想を植えつけてるわけですから、 日本から見ればあまりいい国とはならないことにはかわりないですが。 報道にしても、まったくでたらめを報道してるとは思いませんが、 事実の伝え方によっては、随分違った捉え方もできるわけですし、 在住経験者の方、本当の中国、教えてください。 又は、これぞ本当の中国だと教えてくれる著書、分かる方紹介してください。
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私は20日前後中国を旅行していました。 行った先は北京、泰山、西安ですが、No1さんNo4さんの意見に同意です。 彼らは超個人主義です、自分と自分の身内には熱いですが、他人には冷たいです。中国人には他者の事を考えるという文化がありません、中国人にとって他者とは道端に転がった石と同じなわけです。 いくつか例を出します。 例えば、脇道から車が出たそうにしていても、中国では譲るどころか、入れてたまるかと車間距離を詰めてしまいます。 その結果、車が脇道から出るためには強引に割り込むしかないので皆そうしています。すると太い道を走っている車も脇から車が飛び出すことを警戒しなければいけないのでスピードを出す事が出来ません、その結果車線が片側4車線もあるのに渋滞をしたりします。 また食堂に行っても一回目は凄い冷たいです。表情はムッツリですし、もろに『食わせてやってるんだよ』という態度がギンギンです。 しかし回数を重ねて通い顔見知りなると態度が豹変します、最初は出なかったお茶が出たり、台拭き代わりにティッシュが出たり、笑顔で応対してくれたりします。 中国ではこのような事が随所で起っています。 こんな人たちだから、集団行動が苦手なわけです。そしてそんな人たちを治める中国政府も一般人の生活には殆どノータッチのようでした。お互い無干渉という感じで一般の中国人が共産党政府を意識する事は殆どないと思います。 どの街でもいい大人が昼間からトランプや麻雀や将棋をして、ブラブラ遊んでいます。 日本人と中国人の違いは、両者の今までの歴史に関係していると思います。 日本人は長い間、自給自足の封建制度の元で暮らしてきました。 つまり数十人数百人の社会の中で暮らしていたわけです。そんな中では他人に親切をすれば相手も次の機会に親切で返してくれますし、悪い事をしたり、人を騙してもすぐにばれて皆に仕返しをされてしまいます。 しかし中国は広い国土に様々な人が暮らしているので、親切をしても次の機会などない事が殆どですし、北京で悪さをしても、西安に逃げれば帳消しになってしまうわけです。こんな環境では、悪さをしたモノ勝ちです。ですので、実際にそういう文化になったのだと思います。 ですので、そんな自分勝手な人たちですから、自分の特にならない事はしません。実際に反日的活動を行なっている中国人は殆ど居ないと思います。 私が仲良くなった中国人医師のワンさんは『日本が嫌いだから日本車に乗らない』と言っていましたが、持っていたカメラはSonyのサイバーショットでした(w こういう人たちが運営する『中国政府』が他国の事をあまり考えない酷い政府だというのは事実だと思います。そしてそのことを憤るのも当然だと思います。 そして『アジアの国同士が仲良くならないように何者かに仕組まれてるんじゃ、、』 私はこの考えは間違いだと思います。 両者の距離が近づくほど喧嘩というのは増えるものなのです。むしろ今まで喧嘩がなかった方がおかしいのです。 質問者さんも学校の友達と喧嘩をした事ありますよね? 同じクラスの友達と別のクラスの友達、どちらの友達と喧嘩をした事が多かったでしょうか?間違いなく同じクラスの友達だと思います。 距離が違いという事は色々な意見がぶつかり合う機会が多いということですから喧嘩が増えるのは当然の事なのです。 そうして表面化した問題を解決していく事が、お互いの問題点を修正していき、より深い協力関係を築く事に繋がるのです。 人で例えれば友達の欠点を正すのは友達の役割なのと同じです。 今までの日本はそれをしてこなかったから、外交で出遅れていたわけです。こちらが文句を言わなければ相手はやりたい放題にやります。するとこちらだけが損をするわけです。そんな関係が何時までも続くわけが有りませんから、やがて両国の関係は疎遠になるでしょう。これは国際社会にとっても望ましい事ではありません。 これでは何時まで経っても真の協力関係を気づく事が出来ません。よく外国の人が『日本はもっと自己主張して欲しい』と言いますが、これは日本へのおべっかでも、奇麗事でもなく国際社会の本音なのです。 世の中ギブアンドテイクです。与えるだけでは駄目ですし、与えられるだけでも駄目です。同じようにやられっぱなしでは駄目なのです。 だからちょっと前にあった対立は中国と日本が本音でぶつかり合う為に必要な時期だったと思います。 最期に、絶対に中国というか北京には行っておくべきです。あそこへ行かないのは勿体無いです。 中国はトイレ汚いし、公共バスでもボラれるし、油断ならない人が多い国ですが、最強の観光国家だと思います。 特に北京が凄まじいです。 万里の長城(まさしくグレートウォールです)、故宮(紫禁城)、天壇、頤和園などの超S級の世界遺産が揃っています。そして当時は皇帝以外は入れなかったような場所に一般人である私たちが入れるのです。西安はたいした事なかったですが北京だけは桁違いに凄かったです。恐らく近いうちに世界で北京ブームが起ると思います。本当に本当に凄まじく素晴らしいので一生に一度は見ておくべきだと思います。 ですので機会があれば1度一週間くらい見て廻ると良いと思います。 最期に幾つか資料を紹介します。 まず自分の中国の雑感を答えた事があります。この質問のNo5が私です。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2452331.html 中国人の気質が分かる本です。 『こころ熱く武骨でうざったい中国―書くことを禁じられた長旅』 http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E7%86%B1%E3%81%8F%E6%AD%A6%E9%AA%A8%E3%81%A7%E3%81%86%E3%81%96%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%84%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E2%80%95%E6%9B%B8%E3%81%8F%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E7%A6%81%E3%81%98%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E9%95%B7%E6%97%85-%E9%BA%BB%E7%94%9F-%E6%99%B4%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/4795842124/sr=1-6/qid=1165571400/ref=sr_1_6/250-9096728-0041868?ie=UTF8&s=books もう一つ 中国の統治の仕方や中国の文化を知るには、歴史小説を読むのが一番だと思います。お勧めは蒼穹の昴。浅田次郎の最高傑作です。『ぽっぽや』の100倍面白いので興味があれば読んでみてください。 『蒼穹の昴』 http://www.amazon.co.jp/%E8%92%BC%E7%A9%B9%E3%81%AE%E6%98%B4-1-%E6%B5%85%E7%94%B0-%E6%AC%A1%E9%83%8E/dp/4062748916/sr=1-1/qid=1165572250/ref=sr_1_1/250-9096728-0041868?ie=UTF8&s=books 最期に質問とは関係ありませんが、自分の外交(他国政府との付き合い方)に対する意見を別の質問に際して答えたものがあります。NO29とNo.38が私の外交に対する意見です。もし興味があれば読んでくださると嬉しいです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2556950.html
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- tiuhti
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>議論が自由との事、意外でした。 誤解があるといけないので、念の為申し上げますが、私が言いたかったのは、誰もが金太郎飴のように同じ事を言っている訳ではない、という事です。どの程度まで、議論の『自由』があるのかは、私にはちとわかりかねます。 但し、個人同士の会話では、官僚の腐敗などについて、一般論として非難・批判するのは、全くNGではありません。TVでも、そういうニュースは流れていますし…。 私自身も、日本の過去の公害問題(水俣病の例など)について中国人と話した際に、相手は、「中国も、公害企業をもっと厳しく糾弾して、巨額の罰金を課すようにしなければならない。中国政府はもっとしっかりしなければダメだ」程度の事は言っていました。私が言ったのはそういうレベルの話です。 >でもやはり反日感情を持ってる人は多いようですね。 仕事、あるいは観光で滞在する分には、向こうから見れば、会社の上司、大切な顧客、悪く言っても「歩く札束」ですから、反日感情を直接経験しなくても別に不思議ではなく、これも断言はできないのですが、そういう利害関係が無いはずの中国人と直接話した数少ない経験では、「日本が好きか嫌いかと言えば、好きじゃない」という程度の人間にしかあった事がありません。それを「反日感情」と呼ぶと言い過ぎのような気がします。サンプル数が少なすぎるので、どの程度一般化できるのかは分かりませんが、「日本が好きか嫌いかと聞かれたら、嫌いだけど、金儲けとか、もっと他に悩む事があるから、反日なんてどーでもいい」というのが、上海の平均的な中国人だと思っています。上海人は、中国の中でも、特に政治向きに興味が無く、実利を追求する人達と言われています。 地下鉄の乗り降りについては、「降りる人が先」というルールはほとんど守られていません。私は休日しか地下鉄を使いませんが、平日のラッシュ時はさぞかし大変な事になっているのだろうと思います。バスなどで、ぐずぐずしていると、後ろの人間から「早くしろよ!」といった感じの叱責が出るのは、珍しくも無い光景です。 こけた老人に罵声を浴びせるというのは、それらしいものに遭遇した事はありません。(っていうか、老人だけで地下鉄に乗っている絵自体が想像できません。連れがいれば、こけないように手を引いていると思います。) バスで、老人が席を譲られるのは、何回か見ました。その頻度については、日本とそれ程変わらないのではないか、というのが個人的な印象です。 私自身は、郊外に行くバスに乗った時、料金を払う際に行き先を告げたら、車掌は私を自分の近くの席に座らせ、バス停が近づいたら、私に告げてくれた上に、私の目的地(大きな外資系スーパー)が想像できたのでしょう、窓越しに「あれだ」と指差して、教えてくれました。偶々、帰りのバスでも、指差し以外は同じ経験をしました。 これを一般化するつもりは毛頭ありません。実際、同じバス路線に何回も乗りましたが、こういう経験はその日だけです。外国人は偶にしか来ないであろう、普通の食堂のウェイトレスでも、中には、よく教育されているのもいれば、人懐っこさで感じが良いのもいるし、おそろしくぶっきらぼうでサービス精神ゼロのもいます。ぶっきらぼうの程度及び比率は、日本とは比較にならないぐらい高いので、平均すれば中国の食堂のサービスは、日本よりも遥かにダメですが、個人の経験では、中国の中でもかなりの差があります。 何が言いたいかというと、「こけた老人に罵声を浴びせる」と言った個別の事例を使えば、印象操作はどんな風にもできてしまう、という事です。私が、たった一回の経験で「『中国』のバスの車掌は、『日本人』にとても親切だ」と主張するようなものです。実は、降りるバス停に近づいたら客に教える、というのは、それ程珍しくない例のようです。そのように頼んでいる客もいるので、私の場合は、言葉に問題があるので、ちょっとだけ車掌が気を利かせて、こちらから頼まなくても、してのでしょう。
お礼
再度のご回答有難う御座います。 No5の方のご紹介の 『こころ熱く武骨でうざったい中国―書くことを禁じられた長旅』 をよんでます。まだ途中ですが 今の感想は 中国に資本主義が入り、昔から受け継がれた人間的な付き合いが、失われているんじゃないか? 金、金、金と走ってるんじゃないか、、 本当の中国人は、人と人の繋がりを大事に生活が成り立ってたんじゃないか ところがいつの間にか人を蹴落としても欺いても金を握った方が得、 それは日本が辿った道なのでしょうが、、、 うまく表現できませんが、なにか悲しい・・・・・ そんな気がします。 資本主義社会の中で、金銭的に豊かになることが「人間の幸せ」なのか 考えてしまいます!!!!!!!!!!!
- tiuhti
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上海在住です。住み始めてまだ1年半程、中国語はほぼダメな為、日常的にコンタクトがあるのは英語(場合によっては日本語)を解する人間が多い、上海の住民以外では、仕事上の付き合いしかない、何よりも上海が中国を代表できないのは明白、といった理由で、中国全体について語るのは私には不可能と知りつつ、回答します。 1.対日感情について 参考URLに入れた調査によると、今年9月現在で、一般消費者の中で、日本に対して親近感を覚えない人の比率は6割強との事です。 しかし、直接的に反日感情をぶつけられた(とこちらが認識できる)経験は全くありません。ただ、北京に住んでいた事のある会社の同僚によれば、タクシーの運転手に議論をふっかけられた事が何回かあるそうです。これは、思った事は正直に口に出す北と、表面的にはトラブルを起こさない上海人(or&南)の違いもあるでしょう。上海の反日デモについては、ある中国人は「あんなものは、暇を持て余した学生や失業者がやった事だ」と言ってました。 尚、日中戦争の話については、日本の一部では「政府の反日宣伝で洗脳されている」式の説明があるようですが、こちらは共働きが多く、祖父母に育てられる比率が日本よりもずっと高いので、中年以上については、祖父母が直接体験した話がイメージのベースになっている人が結構いて、すべてを「教育」のせいにする事はできません。 2.全般的な日本へのイメージ 「日本人は勤勉」、「日本製品は高品質」という『固定観念』が非常に強いです。日本人を対象としたとは到底考えがたい場所にある、店、あるいは商品で、変な日本語を良く見かけますが、これは日本語が書いてあるとなんとなく品質が良さそうなイメージがあるからだそうです。私の家の近くの床屋の看板の「イラッツャイマセ」(ツとシが書き分けられない)に似たもの、あるいはもっと笑えるものは、上海のみならず、他の都市でも見られ、時々楽しませてくれます。 3.言論について 「中国では言論統制がきいていて、誰も彼もが金太郎飴のように同じ事を言う」というイメージを持っている人がひょっとしたらいるかも知れませんが、実際には、社会問題については、議論は存在します。例えば、化粧品のSK2については、中国の化粧品業界関係者が日本のメーカー側の主張を裏付けるような発言をしたのが、報道されていました。「共産党政権そのものを否定するような言動」は、直接は見聞きした事がありませんが…。また、私の知る限りでは、『自分達が世の中の出来事の大部分を把握していないであろう事を理解している人』の方がずっと多いです。(その為、『噂』の類が横行し、中国人も「ホントかいなぁ」と思いながらも、正確な情報を掴んでいる自信が無い為に、噂に振り回されている、という事がよくあります。)日本で防衛庁が防衛省になるのは、軍事大国化を目指しているという説をきいたが、本当のところはどうなのか、という質問をつい先頃受けました。少なくとも、自分の知らない事実があるのではないか、と検証する気はある、という事です。 4.中華意識について たしかに、「愛国的」発言には何回も遭遇しました。しかし、その一方で、さして根拠のない「外国人崇拝」「外国製品崇拝」もあります。自分達が経済的に遅れているという意識は充分にあり、そういう劣等感の裏返しとしての「愛国的言動」という側面もあると、今の所は思っています。 長くなったのでもうやめますが、今までの経験からすると、実に「矛盾に満ちた国」(よく言えば「懐の深い国」)で、この国をステレオタイプに「この本質さえわかっていればOK」といった説明をする人or本の言う事は、信じない事にしています。それから「痰とか大便」の話は、事実かどうかは知らないし、「へたな食堂」というのがどんなところかはわかりませんが、私の周りではそういう心配をしている日本人はいません。そもそも、厨房で何をやられても、よほどたくさん入れない限り、こっちは気付きようもありませんから…。(その週刊誌か何かは、そういう事が『多数』あると、どうやってわかったんでしょうかね・・・。) また、日本でネット上で流れている反中的発言の中には、こちらの若者などがネット上に流している反日発言と、同レベルの、「笑わずにはいられない」話がよく見つかります。
お礼
上海在住の方、回答有難う御座います。 他の方もそうですが、上海でもそれほど反日感情はあらわにしてないとのこと、又、議論が自由との事、意外でした。 でもやはり反日感情を持ってる人は多いようですね。 上海では、電車の乗り降りで、降りる者をかまわず我先に乗ろうとする、そして降りようとしてる老人がこけたりすると「邪魔だ、じじい」と罵声を浴びせる、と読んだことありますが、いまでもそうでしょうか?(オリンピックに向けて変えていこうと運動してるようですが)
- weber7009
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一口に中国といっても余りにも広いし、民族もいろいろ、都市もいろいろです。質問者の意図からしますと、中国の政治体制のことを気にしているようですね。 中国は一党独裁体制。日本人が考える以上に独裁による弊害が、目に余るほどあります。 昨年から今年にかけて中国の一部で繰り広げられた反日のデモの影で、中国政府は反政府の分子を密かに粛清している。 反日運動は中国の長老グループから当局に対して厳しく批判されました。長老グループの言い分は、「周恩来が築き上げた日中友好を壊す気か」と。現在の胡錦濤政権の構成メンバーはまだ、反日の急先鋒・江沢民の息の掛かった幹部が大勢います。胡錦濤は日中関係を未来を据えた観点から勧めて行く指導者です。 中国の若者は、一部を除いて共産党に関心を持っていません。 言論・出版・表現の自由、集会の自由、思想の自由は極端に制限されています。12月1日、上海国際空港は突然閉鎖されました。日本から向かっていた飛行機のみならず、世界中の航空機の乗り入れが突如出来なくなりました。理由は当局の発表によると、軍事訓練とためとしかいわれていません。常識に考えて、いきなり軍事訓練をやる訳は無いのです。成田から飛び立った飛行機は、また成田に引き返しました。こういう事を平気でやります。 私は上海、抗州、雲南によく行きます。 特に、雲南は中国で一番少数民族の種類が多い省です。 少数民族そのものが一時抑圧されており、我々の日本人は非常に親切な扱いをされました。 質問者は海外旅行を計画しているようですが、旅行するのに中国の政治体制をそんなに気にする必要は無いのではないでしょうか。 雲南の麗江市(ナシ族自治区)には外国の観光客より中国国内から来た観光局が圧倒的に多く、ナシ族はとても親切で、中国人特有の人間的冷たさは感じられません。 遼寧省出身の中国人に共産党一党支配について質問したら、必要悪として認めると答えました。党が崩壊すれば、中国は分裂して、昔の中国のように諸外国の干渉が多くなることを懸念している、との事です。 現在の中国は、オリンピックの成功を目指しているのでしょう。文化大革命で追放された海外の中国人を温かく迎い入れています。
お礼
中国に行きたくない、というのは 何かで(多分週刊誌かな?)、読んだのですが 「中国では、日本人観光客がへたな食堂で食事をしようものなら 食べ物に、タンを吐いたり、人糞を入れたりされることも多数 ある」と言うようなことを読んだことがあったためです。 >文化大革命で追放された海外の中国人を温かく迎い入れています そうなんですか、自分の無知さを知りました。
- guangbibi
- ベストアンサー率45% (74/162)
中国に駐在している人間です。 中国の色々な場所に行き、色々な中国人と会った経験から言わせて頂ければ、反日感情は有るにしても、彼らは実を優先しますので、あまり表面上には出て来ません。 だた酔った中国人に絡まれたり、地方に行くと、侵略戦争についてどう思うか?など聞かれたりしますが、あまり気にしてないです。 中国人はよく砂に例えられます。(集まるけど、固まらない) 個人主義が普通ですので、集団で何かするのには非常に弱い人種ですので、以前の反日デモは珍しい事件だと思ってます。 逆に私は日本の報道の行き過ぎを心配します。 何回も同じ場面を放送して、あれでは国民を洗脳しているのかさえ思ってしまいます。書籍にしても、中国は変だ、悪いなどの書籍が多いですよね。だたカントリーリスクは中国に限らず、海外なら何処にでも存在しますので、注意は必要ですが。 中国は日本と違い、56もの民族が居ますので、色々な人、習慣などありますから、中国人をひと括りで説明は難しいとは思います。 例えば、大声で怒鳴りながら話すは、実は北地方に多く、南地方の人はあまり怒鳴って話しません。 とりとめ無くなってしまいましたが、私が思うには、日本人が神経質になって考えるほど、中国人は考えていない、でしょうか。
お礼
砂、ですか、分かりやすい例えですね。 56もの民族の集まりですか、分かりませんでした。 やはりマスコミ、書籍は変は変ですよね。 ありがとうございました。
- rikukoro
- ベストアンサー率24% (63/258)
>前に読んだ本で、北から脱北した女性が吉林省で、親切にされ信用しきって安心してたのに、北に売られそうになった体験談を書いてましたが その程度は常識でしょうか?異例なことでしょうか? 私が見た感じなら 中国人は 日本人は恩を恩で返す。 しかし朝鮮族は恩を仇で返す。 ・・・と考えているようです それほど吉林省(特に北朝鮮に近い場所)で朝鮮族はそう思われています。 日本人を助けるのは金になる 朝鮮族を助けると、家の金を盗まれる ・・だから売ったのでしょう。 朝鮮族の日頃の行いが悪いせいです
- yot15
- ベストアンサー率24% (55/226)
月曜日に山東省の出張から帰って来ました。今年三回目の出張です。まだまだ表面しか見ていませんが、誤解していた事が色々有ります。 1、朝鮮族 漢民族は、韓国人などと呼びません。中国に住み着いた人々は、朝鮮族と呼ばれています。山東省は、韓国とも近くハングルが溢れています。経済的には、進出を歓迎していますが、半島から来る人々を少し軽蔑したところが感じられます。朝鮮族の第二外国語は、何故か日本語が殆どです。大卒でなくとも片言の日本語を話します。 2、仕事振り 日本人のかっての勤勉ぶりを見ているようです。言われた事は、キチット守ります。現場では、安かろう悪かろうは有りません。休憩は有りませんが、昼休みは二時間と日本の倍はあります。山東省の工場の現業員は、殆ど田舎出身で、日本の集団就職の時代を偲ばせます。そして安い給料から貯金や、仕送りを行います。労働者の質は、東アジア一と思います。 3、対日感情 年配の方々には、肉親が日本軍の戦闘で犠牲になった人も居て、当時の話を出せば、激昂する人も居ます。しかし犠牲者の多くは、あの国共内戦で発生しており、年代を聞けば戦後の犠牲者の方が日本によるそれを遥かに越える事が分かるそうです。田舎では日本軍、国民党軍、共産軍の区別は言葉か通じない為、不可能だったそうです。 若者の日本に対するアレルギーは皆無で、反日感情など「党員」の「やらせ」と思います。それでも日中戦争については、タブーです。若者は反日教育など信じていないどころか、共産主義や社会主義なども信じていないようです。 4、経済 やはり党主導のところが有ります。党幹部が役員に名を連ねる企業は、資金が豊富のようです。山東省は、日本への野菜の供給地として知られていますが、「青島市」や「煙台市」では各種工業が盛んで、建設ラッシュが続いています。そして鉱工業生産では、中国第二の省だそうです。この二都市を見聞する限りでは、年率10%以上の成長が実感出来ます。ラッシュアワーも日本並みの自動車で溢れます。 5、国民感情 高度成長期の日本人のように、右肩上がりを信じています。むしろエネルギー問題や、地球温暖化、公害、老人大国化、農村部と都市部の格差拡大、等のマイナス要素や問題は党が意識して取り上げないのでしょう。殆どの知識人も無関心です。「党」と言う皇帝がいて、庶民は逆鱗に触れさえしなければ、自由であるといった雰囲気です。 取りとめも無い事を述べてしまいました。中国旅行をされるのであれば、日本国内よりもっと「英語」が通じない事を知って少しは中国語を覚えて行くと良いでしょう。特に簡体文字を覚えていくと便利です。
お礼
とても詳しい多くの情報有難う御座います。 お金を稼ぐため一生懸命なんですね。 >若者の日本に対するアレルギーは皆無で、反日感情など「党員」の「やらせ」と思います。それでも日中戦争については、タブーです。若者は反日教育など信じていないどころか、共産主義や社会主義なども信じていないようです。 この辺は、とても意外でした。勉強になります。ありがとうございます。
- rikukoro
- ベストアンサー率24% (63/258)
えーと 私が知るのは中国で北朝鮮と隣接している『吉林省』でよければ・・。 中国人自体は反日思想の人も居ますが、ごく一部です。大半の人はそんな事も考えずに暮らしています。ただ、吉林には少数ですが朝鮮族の人もいますが、朝鮮族は漢民族からはかなり嫌われていますね。 嫁に来ると家の財産を全て実家に仕送りする、見栄っ張りで金を使いまくるのが原因です。 ただ中国共産党自体は反日とえば反日ですけどね、地方ではそれほど酷くはありません。 ただ国民性が違うように感じます。とにかく街中でも飲食店でも大声でお互い怒鳴りあいます。ただ本人にとっては喧嘩しているつもりはなくても、日本からみれば喧嘩にしかみえません。 中国人は相手に対し、喧嘩のような価格交渉をするのです。そして喧嘩に勝ったほうが得をする。そのような国民性です。 我を押し通し、自分の考えを変えない、それが中国の国民性です。 和を尊ぶ日本から見れば「日本人は金がある」と思って中国人は必要に交渉(喧嘩)をふっかけます。 何も知らない日本人から見れば反日にみえても仕方がないでしょう。ただ中国人にとっては、それが当たり前の日常生活なのです。 貴方の考え方は日本の常識を押し付ける形の友好です。 中国人の場合は、大声で喧嘩をして怒鳴りあい、交渉するのが友好です。
お礼
そうですか、その国の文化の違いだからしょうがないことですが 日本人から観たら疲れそうな相手ですね。 前に読んだ本で、北から脱北した女性が吉林省で、親切にされ信用しきって安心してたのに、北に売られそうになった体験談を書いてましたが その程度は常識でしょうか?異例なことでしょうか? もっとも、日本人でもそうゆう事をする人間はいそうですが。
お礼
いろいろ詳しく・有難う御座います。 また、書籍の紹介有難う御座います。 ぜひ読んでみたいと思います。 goottttさまの回答を読むと 結局、中国の広大さ、人口の膨大さ、しみじみ感じました。 一度も行きもしないで狭い日本に居ながら語るには、あまりにも世界が違うんだなと思い知らされました。 有難う御座いました。