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科学者の研究成果の書き方

変な質問ですが、科学者が研究や実験でわかったものというのはどのように書き残しておくのでしょうか。自分がわかりやすいように(他人が見ると理解しにくい)か誰が見ても(知識がある人)わかるようにか。ほかの分野で応用したいのでわかる方教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ikkyu3
  • ベストアンサー率43% (535/1229)
回答No.3

大変おもしろい質問だと思いました。 >ほかの分野で応用したいので... とすれば、誰が見ても分るようにとの回答を期待しているように思えるのですが、若し違うとすれば興味シンシンです。 さて本題ですが、昔のように一人の天才的科学者が大発見や大発明をするというのではなく、現在では大量の大学や院から、これまた大量の科学者が輩出され各研究機関や企業のそれが競っている時代です。 そこで研究も一部の学際的研究機関は別として、生産性の向上?が計られるようになりました。 企業の研究機関も公的研究機関(国民の税金を使っている)も与えられたテーマに対してチームで研究を行ったり、共同で研究をするようになりました。研究専門の企業も入ります。 もう、お分かりですね。チームや共同で行う限りは、当然、誰にでも分る、だれからも評価されるように二度手間をかけないためには、理解できるように記録することになります。 他人に理解されなければ、成果ではないという立場と言うことです。 (秘密の記録も無いことは無いでしょう) まあ、私としては、与えられたテーマから何時のまにか違うことを始めていたり、テーマは、与えられず予算だけが与えられたり、やみ研究で別な研究をしていたりの時代も懐かしくないことは無いのですが。とうぜん記録などは、他人はおろか、少し経つと自分でも分らない人もいましたね。 これも全くだめなわけではなく、時として、予想外の大発見になることも有りました。

netminarai
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。とても参考になりました。やはり『わかりやすい』というのがポイントなんですね。

その他の回答 (3)

noname#1583
noname#1583
回答No.4

実験結果や覚書、実験計画といったものは、本人にしか分からないような書き方でノートに殴り書きされている場合が多いかも(笑)。 少なくとも、私はそうです~。(^_^;) ですが、科学者と呼ばれる人達が研究成果を残す場合は、殆どが「論文」の形を取ると思います。 研究ノートはあくまでも論文を書いたりするまでの個人の「まとめ」みたいなものです。 実験ノートに書きなぐった実験結果は、それだけでは「業績」とは認められません。 いくら凄い成果をあげても、それを学会で発表するとか特許をとるとかしなければ、誰も認めてくれないんです。 周囲の人に「●×を発見した!」と口で言ってみたり、キレイにまとめたノートを見せてみたりしても、基本的には無駄です。 ですので、きちんとした書式に則って論文なり特許なりを書き、それを専門雑誌に投稿して掲載されることが必要になります。 …というわけで、論文の書き方についてちょっと説明(?)しますね。 まず、分かりにくい書き方はダメです。 また、大体の論文の形式は、「アブストラクト(概略みたいなものです)」、「実験方法」、「実験結果」、「考察」、「謝辞」、「参考文献」といった形で書かれています。 最初にアブストラクトで研究の概略を記します。 今までどんな研究がなされ、どういったことが発表されて明らかになってきており、それゆえ、どういったことを研究することが求められてきたか…なんていう「研究に至る経過」や「自分の研究に絡んだ周囲の状況」を説明し、自分の研究の重要性をアピールします。 そして、どういう実験をし、どういう結果を得、そこから何が推察されるかを簡単に記しておきます。 ですので、アブストラクトを読むだけで、大体の研究テーマを知ることができるんです。 そして、次に「実験方法」です。 実験装置や使用した試薬といった材料についてもことこまかにここに記します。 薬品等を使用した場合は、その製造メーカーも記します。 そして、その上で自分が行った実験方法を詳細に記します。 誰でも追試が可能であるように、曖昧な部分を極力なくして書きます。 実際、論文を読んで追試を行う他の研究者も多いです。 「実験結果」はその名の通り、結果を記します。 グラフや表を使ってできるだけわかりやすく、結果を相手に訴えかけやすく記すのがポイントです。 「考察」は、実験結果をもとにどういったことが分かったか、どういった可能性が考えられるかを理路整然と論じます。 ここでは相手(読み手)を納得させなければいけませんから、疑問を持たれる様な表現は避けます。 そして、最後にお世話になった方々への謝辞、参考文献の紹介です。 尚、参考文献にはちゃんと番号を振り、論文の本文の中で参考文献から引用した箇所があれば、その横にきちんと文献ナンバーを振ります。 これは、ルールです。 勝手に他人の論文を引用することはできず、結果や文章を引用した場合はきちんとその旨を明記しなければいけません。 こんなところかな? ちなみに、論文の始めには研究者の名前が記載されますが、一番最後に名前がある人が一番偉いです。 大体、大学の教授や企業のお偉いさんの名前が入っています。 そして、一番最初に出ている名前が、その研究をメインで進めた人です。 真ん中に入っている人は、いわゆる共同研究者になります。

netminarai
質問者

お礼

ありがとうございます。早速取り入れてみようと思います。

  • ykkw_2001
  • ベストアンサー率26% (267/1014)
回答No.2

>誰が見ても(知識がある人)わかるように のほうです。 ちなみに、 >他人が見ると理解しにくい ように残している人たちは、非科学的とされます。 つまり、「科学」とは、Aさんでも、Bさんでも「同じようにやれば、同じ結果が得られる」ということが、かなり重要なポイントなのです。 サイババさんが、手から砂を作り出せるとか、ある人たちだけがハンドパワーでスプーンが曲がるというのは、科学的でないことです。 ただし、発表するまでは、秘密にするために、わからないような書き方で記録をつけることはあります。

netminarai
質問者

お礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます。

  • alicia-y
  • ベストアンサー率40% (85/208)
回答No.1

論文を書く。本を書く。とかする。 誰が見てもわかるように書く。 追試出来るように詳しく書いておく。 実験手順、条件、使った装置など。

netminarai
質問者

お礼

ありがとうございます。参考になりました。

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