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知的障害者について
はじめまして。 私は知的障害のある方々が暮らす施設で働いています。 そこは程度は軽い方から重度の自閉症者までほんとに 百人百色ってくらい、いろんな方がいます。 みなさん様々な事情があるにせよ、ほとんどの方が身内から見放されていたり、 どこの施設も退所させられてうちに行き着いたという方ばかりです。 だからとは言いたくないのですが、本人にも(または保護者にも)問題を抱えた方が 多く‘これが仕事なんだ’と自分自身に言い聞かせながらもやり切れない気持ちに なる事もしょっちゅうです。 とあるお母さんはお子さんの他害や破衣行為を「自己主張なんだから止めるな」と 言いますし、ある利用者は家族(と言っても数年に1度訪れる程度)や他人には とても愛想がいいのに施設内では‘家に帰らせろ’と騒いだり暴れたり…。 すべてがそういう人たちでない事は勿論、理解していますが 同じような仕事をされている方たちのやり切れない、 または納得いかない気持ちなどありましたら是非、聞かせていただけませんか? 実際に接してみないと見えないことはたくさんあると思います。 よろしくお願いします。m(_ _)m
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nyucchanさんこんにちは 私は以前心身障害者のショートステイの施設で働いていました。 ショートステイということで、実に色々な人が来るんですね。 例えば・・・朝、通所施設に送迎しないといけないので起こそうとすると、「眠いからやだ~!」と1時間も格闘し、ひっかかれたり、蹴られたり、しまいには泣き出したり・・・。来るたびに毎回こうなのでほとほと疲れます。親も甘やかしていて、「ごねたら無理に連れて行かなくてもいい」と言うんです。その利用者もその点をわきまえているような気がしました。(騒げば行かなくてすむということ) それから、トイレに入ると自分の肛門をずっといじってしまう子もいます。止めさせようとすると大騒ぎになります。良くないことだと思うので止めさせているんですが、この子の親は子供が自分より力が強いことを怖がって何もできません。 それから、ひどい偏食の子がいて、ひどい時だとご飯だけしか食べないんです。これも親は仕方がないからとあきらめていました。 ほんの一例ですが納得のいかなかったことを書いてみました。 利用者の気持ち・親の気持ちわからないわけじゃないんですよね。 施設に勤めている時は「なんとかしなければ」みたいな、福祉の仕事に対する正義感みたいなものがあったように思います。 それが現実にぶちあたり「やり切れない」気持ちになる。なんで?なんで?って。 私の場合ショートステイということもあり、長く利用者と関われない事もあって なおさらそういう気持ちが強かったです。 でも、福祉の仕事って気持ちを上手く切り替えないとやっていけないですよね。 あまり深く考え込まないで、利用者の方々に笑顔を見せてあげてくださいね。 なんかあまり上手くかけなくてごめんなさい。
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はじめまして。こんばんは。 本当に大変なお仕事で、頭が下がる思いです。 私は学生時代に精神薄弱児(者)の施設に実習に行った経験があり、その後児童福祉関係の仕事を以前しておりました。 そして、何回も「何ていう親だろう…というか、親以前に人としてどうよ?!」という思いをした事があります。 そんな時いつも思い出したのが、実習の時にお世話になったベテランの、もうお婆ちゃんのような指導員さんの言葉です。 入所者と一緒の棟での泊まりの実習があった時、色々な話をしてくれた中でやはり家族に見放されたり、問題のある入所者の話があったんです。それを聞いて、当時若かった私は憤慨しました。 その時、その指導員さんは「すべてを受け入れてあげるんだよ。抱えているものを全部。自分が(家族に対して)何とかしてやろうなんて思っては、いけないよ。そういうのは驕り。でも私も何十年もやってきたから、言えるんだけどね。」と… また暴れる入所者に対して、若い男性指導員さんの暴力がある事も教えてくれ、涙を浮かべながら「本当に悲しい事だよ。」と仰っていたのが忘れられません。 nyucchanさんも大変なお仕事の中で、これからもやり切れない思いを沢山されると思いますが、どうぞ利用者さんたちの為に頑張って下さい。 質問の趣旨とははずれているかもしれませんが、一言応援のエールをおくりたい気持ちで書き込みました。 お身体大切になさって下さいね。
お礼
ayudonさん、ありがとうございます。 実習に行かれた時の貴重な経験を書き込んで下さり、その指導員さんのようになれたらなと思いました。 私自身もまだまだまだです(^^;)
- ho1004
- ベストアンサー率40% (130/319)
こんにちは。 本当に大変なお仕事をして下さっていて、ありがとうございます。 私は、自分の子供が軽い発達障害があったことから、特殊教育を受けさせるなかで、症状の重い方々ともお付き合いすることがありました。 一般に、身体障害の方に対するより、知的障害の方に対する偏見が強い世の中で、親子ともに、疲れてしまったり、あきらめてしまったり、開き直ってしまったりしている方も多かったです。 親戚から、友人から、近所の人から、心ないことを言われたり、いろいろ干渉されたり・・・ また、同じ障害者と言っても、程度の差があって、障害者の親同士でも、本当に腹を割って話し合ったり、分かり合ったりすることも難しかったりもしました。 私たちも、特殊教育を受けさせながら、職員の方や先生方に、よくわがままを言ったり、愚痴を聞いていただいたりしてました。 身近に甘えられなくて、専門の方に対してわがままになってしまうかもしれません。 体力的にも、精神的にも本当に大変なお仕事です。 が、nyucchanが、今後も「この人達が悪い訳じゃないんだ」と思って、笑顔で接して下さることを信じます。お体大切に、お仕事頑張って下さい。
お礼
ho1004さん、ありがとうございます。 保護者の立場の方からのアドバイス、とても嬉しく思います。 私個人では、もっと父兄の方々ともお話する機会を持ちたいとは考えているのですが、 目の前の仕事に追われ、そのような時間が取れないのが正直な所です。 >体力的にも精神的にも本当に大変なお仕事です。 お気遣いありがとうございます。でもどんな仕事でも大変な事はありますよね? この仕事に就いていて良かったな~と思える事もたくさんありますよ。
- himawarikun
- ベストアンサー率16% (12/73)
こんにちは。 私は、施設で働いた事はないのですが、キャンプのボランティアスタッフで関わることがありました。 その時は、あなたが言われた破衣行為をされるかたでした。その方のお母さんは、やはり「自己主張なんだから」、「何枚でも切らせてください」といってましたね。 憶測なんですが、半分諦めもあったのかもしれません。 その方は、自閉症でしたが、破衣行為をする時は、決まって自分の主張が通らない時でした。私が、その方の主張を理解できない時もあってその行為にいたった時もあり、その時は本当に悪い事をしてしまったと思いました。しかし、笑顔を見せた時、おでこを自分にくっつけてきた時は嬉しかったですね。なんか通じ合った、私を受け入れてくれたんだと感じました。 あまり回答という回答は出来ませんが、あまりマイナスに考えないで下さい。 あなたの言うとおり、十人十色、百人百色、いろいろな個性を持った方々がいます。 その個性は、悪い事だけではないと思います。良い事もあると思います。ですから、その個性を注意するだけではなく、受容する事も大切なのかもしれません。 悪い事も、別の視点に向けさせる事ができれば、それも解消するのではないでしょうか?たとえば、手が出るのであれば、手が出たとき、瞬時に握手してみる事も可能だと思います。その時、「握手してくれるの、ありがとう。」と、笑顔でかいしてみると少し相手の方の気持ちも変わると思います。 がんばって下さい。
お礼
himawarikunさん、ありがとうございます。 そうなんですよね、‘あ、もしかして今通じ合った?’と思える瞬間があると とても嬉しいんです。 手を変え、品を変え(笑)、押してもダメなら引いてみるかとか(笑)、 白がダメなら黒で責めてみようかなんて(爆)。 質問の内容ですと悪い部分ばかりが強調されたように感じられてしまったかも しれませんが、そんなことはありません。 皆さん、いい面もそれぞれ持ってます。 いい面も悪い面も合わせてその人の個性ですよね。
お礼
Massuruさん、ありがとうございます。 同じような方もいるのですごくわかります(苦笑) そうなんですよね、利用者や父兄に対して‘それでいいの?!’と思ったり ‘私たちが出来る範囲でなんとかしなきゃ’と思ってみたり。 そうかと思えば‘ここにいるのはお宅のお子さんだけじゃないんですよ’と 言いたくなるくらい職員に無茶な要求をしてくる父兄もいたりです。 いつも気を付けているのは この人達(利用者)が悪い訳じゃないんだ と自分に 言い聞かせて笑顔を見せるように(出来ない時もありますが(^^;))努めています。