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工業高等専門学校の授業の高度さ、進学について

毎度お世話になります。 先日、ニュースで高専が報道されていて、高専に「生徒が所属する研究室」が有ることを初めて知りました。 その後、調べていて解ったのですが、2年生の段階でフーリエ変換を習うとの事です。 普通科の学校では2年生の段階では初等関数の微分積分が精々だと思います。 学校にも依ると思いますが、高専というところは大学の工学部以上に高度の数学を習うのでしょうか(修士課程以上は除く)。 高専から大学院への進学は可能でしょうか。 ご存じの方、ご教授願います。

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  • nomu_001
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回答No.2

自分は高専卒ですが、分かる限りで回答させていただきます。 普通科の学校がどういう勉強するのか分かりませんが、高専では数学の授業を特に重要視しています。 学科によって違いはありますが、高専の学科では数学を必要とする学科が多いからです。 自分の行ってた高専と近所にある学校の必修数学について比較してみました。 高専の1年生:基礎数学I(4単位)基礎数学II(3単位)電気数学基礎(1単位)の合計8単位 高校の1年生:数学I(3単位)数学A(2単位)の合計5単位 高専の2年生:代数幾何学(3単位)微分積分学(3単位)の合計6単位 高校の2年生:数学II(4単位)数学Bor数学演習の選択(2単位)の合計6単位 高専の3年生:解析学(4単位)確率統計学(2単位)の合計6単位 高校の3年生:文系は0、理系は数学III(3単位)数学B(2単位)数学C(2単位)の合計7単位 おまけ 高専の4年生:解析学II(2単位)線形代数(2単位)の合計4単位 高専の5年生:数学の授業は0 高専の場合は高校3年間で習う数学を細かく分け、専門に特に必要な微分積分を低学年のうちに教え、 そうでない内容は後回し(ちょっと言い方が悪いけど・・・)にしてるような気がします。 微分積分学というように1年間微分積分をみっちりやるというのが専門らしいですね。 >高専というところは大学の工学部以上に高度の数学を習うのでしょうか 自分は高専卒業後就職したのでわかりませんが、高専と同程度だと思います。 高専卒業後大学に編入した場合、高専で履修した科目については免除となり、履修してない教科を大学で履修することになると思います。 つまり、高専以上の数学を大学で勉強することはあっても、大学以上の数学を高専で勉強することはないと思います。 >修士課程に進学も出来ると言うことは、資格が取れる(らしい)高専の方が 就職には有利ですね。 大学に編入した友人の話によると、高専の方が実習が多いと言ってました。(編入1年後のことですが) 会社によっては、能力が同じなら大卒と高専卒の人が来た場合、高専卒のほうを好む所もあるようです。 なぜなら高専は大学と違い、 1・毎日同じ登校時間が決まってる (今日は授業が午後からだから朝寝坊できるというのがない) 2・高専の方が実戦的なことを多くやっている 3・高専の方が給料が安い というのを聞いたことがあります。 先ほどの編入した友人の話によると、大学3年生にもなって簡単な回路も組めない人がいたと言ってました。

noname#20865
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 高専の3年生はベクトル解析なども履修するようですね。 微分積分は工学に重要だとは知っていましたが、経験者が仰有ると、さすがって感じですね。 高専卒業は即戦力になり、人件費も安いのであれば就職には有利ですね。スッキリしました。

その他の回答 (1)

  • gyamboi
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回答No.1

高専といっても場所によって結構レベルに差があります。 大学の工学部もピンキリなので、一概には言えませんが 同程度の内容はやるでしょうね。 高専で取得できるのは短大卒の資格になります。 なので、修士課程へ進学するには通常は 4年制大学の3年次に編入し、2年学んだ後、 進学となります。

noname#20865
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 一概には言えないが、高専も工学部と同程度という訳ですね。 修士課程に進学も出来ると言うことは、資格が取れる(らしい)高専の方が 就職には有利ですね。

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