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天井と屋根の二重断熱

mineokachanの回答

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回答No.5

こんにちは。 まず使用する断熱材は,壁・天井共ロックウールの75mmということですが,たぶん袋に入った耳つきのものだと思われます。 そうだとしたら,その耳を柱等にタッカーでとめていく施工になるわけなんですが,どうしてもコンセント・スイッチ周り及び筋交い周辺等に隙間ができてしまいます。 断熱材の厚みをいくら増しても隙間が出来てしまえば断熱材の能力は半分以下になります。 また,コンセントやスイッチ等からははっきりと感じとれる隙間風が進入してきます。 そのような理由でローコスト住宅は冬場でも寒くなるわけです。 また夏も外気と通通になっているため,エアコンでいくら除湿しても湿気が進入してくるため,ランニングコストがかかります。 ということで,私からの提案ですが… 壁の断熱材等については,袋無しの断熱材タイプにして,気密or防湿シートを室内側に貼ってもらってください。そうすれば,コンセント・スイッチ周りもきっちり断熱材が詰め込まれますので,断熱材の性能は発揮されます。 袋状断熱材だと20mm厚みを増しても体感状&ランニングコスト状あまり分からないと思います。 断熱材施工の基本は隙間無く隙間無くですから,現場ではそれを実行してもらって下さい。 また,コンセント・スイッチ周りも気密がとれるように気密カバーを施工してもらって下さい。 断熱材及び気密カバーともたいして差額にはなりません。むしろ,住み始めてからのランニングコストで元がとれます。 次に天井の断熱材ですが… 天井と屋根の2重に断熱しても効率面から言うと?です。 天井に2重にするか屋根に2重にするのかいずれかを選択して下さい。 私は屋根で断熱する方法をお奨めします。 なぜかというと,そうすることによって,屋根裏が収納として使用きるからです。 たぶん,建売なので収納もあまり満足にとれていないような気もします。 そこで,屋根裏をあまり使わない物の収納にしてしまえば,1階・2階の部屋を広く使うことができます。 随分余談になりましたが,2重に断熱するということは75mm×2で150mmの厚みになるということでしょうか? 本当なら200mmは欲しいところですが,屋根に断熱するとなるとなかなかそう厚みが確保できるわけではありませんね。 ということで,屋根に断熱するのであれば,プラスチック系断熱材を100mmで施工するのをお奨めします。 母屋と母屋の間に施工するのです。 それもできるだけ隙間なく施工してもらってください。隙間ができるとせっかくのものが台無しです。 コストですが,繊維系をプラスチック系に変えるのは 倍くらい値段が違いますが,それも快適性などランニングコストで元がとれるでしょう。 実は天井や屋根の断熱は壁よりも重要でなのです。 理由は長くなりますので,控えさせていただきますが…。 あと,天井に断熱するのであれば,袋状よりもセルローズみたいにブロー式のものが良いです。 施工はホースから断熱材をブローするのです。 それで厚みを200mmくらいにすればしっかりとした良い断熱性を確保できるでしょう。 予算の関係でダメなら袋状断熱材を2重に敷設してもらって下さい。 その場合も千鳥張りといって,断熱材どおしの隙間ができないように施工してもらってくださいネ。 最後に… 断熱と気密を強化することによって信じられないくらい快適でコストがかからない生活が実現できます。 ちなみに私の家は4.5~6畳用エアコンで60畳の面積を冷房・暖房しています。 ランニングコストもびっくりするくらい安いですよ。 良い家ができることを祈っています。 がんばってください。

cooper24
質問者

お礼

非常に分かりやすい回答ありがとうございます。 余談話もとっても参考になりました。具体的に説明して下さって助かります。本当なら、屋根裏が収納として使用は、建売の設計上もう変更はきかないと思います・・・。でも、天井2重でお願いするようにします。ありがとうございます。

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