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硬膜下水腫とは?
両側硬膜下水腫と言うものを調べています。脳内出血の後遺症と思われますがどのような症状が出るのか、どういったことに注意すればよいか教えてください。
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硬膜下水腫は、主に、脳が萎縮した状態で生じることが多いようで、一般には、慢性硬膜下水腫と呼ばれます。また、比較的高齢者で、脳出血や脳梗塞の後、あるいは、頭部外傷の後にも生じやすいようです。結論としては、硬膜下水腫という診断であれば、たいていは、放置していても良いと考えられます。 注意すべきは、頭に対する振動で、頭を強く揺さぶったり、頭を何かにぶつけたり、サッカーで強い玉のヘッディングをしたり、尻餅をついたり、などをキッカケに、水腫の中にジワジワと血液がにじみ、慢性硬膜下「血腫」という病態になることです。この場合、血腫が大きくなると、血腫により脳が圧迫されて、押された脳と反対側の手足の麻痺が生じることがあります。具体的には、スリッパが脱げやすくなったり、転びやすくなったり、という症状が出ます。こういう症状が出た場合には、CTなどで確定診断を受けて、溜まった血液を抜いてもらう手術を受けることになります。