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隣家から求められた境界線確定への対応について

ご教示をお願いします。 親族が所有している家の隣家が、自己の家・土地を売却を計画しており、親族の家との間で、境界線確定をしたいとの要望があります。なお、親族と、この隣家とは、かねてより折り合いが悪く、また、両者の間で、境界線についても、互いに主張がある経緯があります(境界杭が存在していませんが、法的プロセスにはなっておりません)。 お伺いしたいのは、以下の点です。 1)今回の境界線確定は、先方の売却の都合であり、親族として、この境界線確定のために「協力」する義務があるでしょうか(折り合いが悪いため)?もしこれを拒否した場合、なにか法的に不都合な状況が発生するでしょうか?また、法的でないとしても、何か不都合が生じる可能性があるでしょうか? 2)この場合の測量費用などについては、先方(能動的行為者)の負担と考えて差し支えないでしょうか? 3)先方は窓口を、仲介不動産業者にしておりますが、仮に確定のための作業に協力する場合、中立的な立場?の測量士の立会いを求めたいと思いますが、これは妥当でしょうか? 4)親族としては、協力に積極的でないものの、先方売却日付も迫っていることから、新地主との関係もあるので、必要な内容(費用負担は先方・測量士立会いが必要・境界線について争いがあると理解している事実)について、事前に内容証明郵便で、先方不動産業者と隣家主人に送付することを考えています。これは賢明な対応策でしょうか?また、付け加えるべき内容などほかにありますでしょうか? 以上、どうぞよろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

こんにちは。 1.協力しなければならないという「義務」はありませんが、隣も売却してしまうのですから、これを機に充分に双方の主張を整理し、境界確定を行う方が親族の方の土地の価値が上がるものと考えます。 もし、協力しない場合は、相手方が法務局の「筆界特定」という制度を利用すれば隣地の協力が得られなくても境界を決定する仕組みが一応今年から始まっています。 境界確定未了で売買ができないとなれば、折り合いの悪い隣家との関係はいつまでたっても切れないことになります。 2.一般的に売却や自己都合に伴う登記のための境界確定は「それを必要としているものが費用を負担」します。今般のケースでは隣地所有者が、売るために必要な作業として負担するのが普通であると言えます。 3.境界確定ですから、測量士ではなく唯一境界の専門家である「土地家屋調査士」が介在すべきです。本来は当事者同士で境界は好きなように合意できるものではなく、様々な資料、過去の経緯、実測結果など総合的に勘案してもっとも合理性の高い境界を決定することになります。プロである土地家屋調査士抜きでは「とりあえず」になってしまいます。 土地家屋調査士は一方的に依頼人に有利な判断をすることはありません。むしろ隣接の方に充分に納得してもらうために、依頼人に可能な範囲で妥協してもらうケースが多いと言ってもいいでしょう。 4.仲介業者にその旨(費用負担はしない・信頼できる土地家屋調査士を依頼するように)を口頭もしくは書面で伝えればよろしいのではないでしょうか。(相当深刻な紛争となっているのであれば、内容証明郵便でも結構だと思いますが)紛争が存在している隣家の方のことは、「過去の所有者」と割り切り、必要以上に刺激することもないように思います。 境界紛争問題は、突き詰めれば「土地で争っていると言うより、人と人が争っている」ことが多いものです。質問のケースでもそうだとは言えませんが、所有者が変わることですし、可能な限り今までのことを抜きにして、冷静に客観的に境界確定に協力した方が、結果的に親族の方の日々の生活の安定につながるものと思います。

musaizu
質問者

お礼

レスありがとうございました。大変参考になりました。

その他の回答 (2)

noname#22812
noname#22812
回答No.3

1.法的に協力義務というものは無いです。事情は別としても境界に関して立会い拒否、押印拒否という事態はしばしば発生する事柄ですが、それによって拒否する側が罪に問われたという話も聞いた事が有りません。しかし仮に境界確定の訴訟を起こされれば応じなければ不利になる可能性が有りますし、現在では筆界特定制度というものが出来ましたので、立会い拒否しても境界を確定する事は可能です。(この内容に不服があれば逆に訴訟も可能ですが) 不都合が生じる可能性としては、質問者が売却する必要が生じたなど逆の立場で境界を確定させなければならない場合に当然相手が応じるはずが無いという推測は出来ます。更に言えば境界も定まっていない土地(不動産)とすれば評価としては落ちます。 2.両者にとっての境界ですから合意の上、費用折半で行う事も悪くはないですが、質問者にとって今回不必要な作業であるという認識で臨むのであれば能動者である先方の全額負担で対応して貰う事も一向に構いません。実際にも能動者のみで負担するケースは多いですし、自らの負担は一切無く、隣家が勝手に動いてくれて立会いや書類に押印しただけで全境界が確定したという事例も有ります。 3.まさか不動産業者のみの立会いで行うわけでは無いですよね?境界確定作業は基本的には資格有る測量士や土地家屋調査士が中立的な立場で行う仕事ですから質問者の方まで測量士を立てるべきだなどという程の事柄では有りません。しかし先方に対する不信感がそこまで強いのであればそういう対応も致し方無いのでしょうね。質問者も測量士を立てる場合の費用は質問者が負担すべきというのは書くまでもありませんが。 4.そこまでやるのかという印象は拭えません。「立会い等の協力はするが費用は全額そっち持ちで場合によってはこちらも測量士を立てるかもしれない」と口頭でもそれだけ伝えれば十分かと考えますが、色々事情がお有りみたいですからこの部分の対応は自身で判断してください。

musaizu
質問者

お礼

レスありがとうございました。参考とさせていただきます。いろいろ事情があるようなのですが、極力穏便に済むよう、アドバイスしていきたいと思います。

  • mahopie
  • ベストアンサー率64% (563/872)
回答No.1

(1) 従来曖昧であった自分の土地の境界が確定する点では、自分にメリットがあると考えて普通の人は対応します。 (2) 普通に考えれば境界確定の為の費用は両当事者の折半負担でしょう。 (3) 自分の要求があるのなら、申入れすれば宜しいかと考えます。不動産会社が介在しても測量が必要なら測量士が出てきますが、何が中立かは判断できません。通常は請負仕事をする人はお金を払う人の為に仕事をする、と考えます。 (4) 自分で能動的に要求をするのであれば、質問者の論理展開では質問者が費用を負担するという結論にはならないでしょうか?  自分で書いた質問の文章を冷静に読んで見て下さい。全体として「隣人の状況に付け込んで、費用の負担をすることなく、自分に有利な境界線の確定が出来るでしょうか?」という欲の皮が突っ張った文章に読み取れます。(と、親戚にでもアドバイスされれば如何でしょうか?)

musaizu
質問者

お礼

早速のレスありがとうございました。参考とさせていただきたいのですが、費用負担については、両論あるようですね。

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