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高速増殖炉

高速増殖炉は発電ができるのでしょうか。反応させたプルトニウム以上のプルトニウムが出てくるという話みたいですので、もし発電できるのならある程度のプルトニウムを一度用いれば、永久に資源に困らないなぁと思いまして。

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  • mtnlnd
  • ベストアンサー率36% (89/242)
回答No.7

発電可能で敦賀に実験炉 もんじゅ があります 完成された技術ではなく開発段階なのです 初めて作る訳ですしコストも掛かるし予期出来ない事も多く 高速中性子を利用するので危険も大きいのです 商用まではまだまだです 何でも始めはこんなものですが 最近は原発に対する忌避意識も高くやり難くなっているのです 更にプルトニウムが1,4倍も作られるのでは やがて処分に困ってしまうでしょうから何時までも使えるものでもありません おまけに余分なプルトニウムで核兵器開発をするつもりでは と疑われたりもする訳です これを国が開発計画したのは そもそも日本の資源が少なく ひとたび世界情勢が不安定になればたちまちエネルギーが高騰し国の産業&経済が立ち行かなくなるからでしょう 30数年前のオイルショック時はまさにそのようになったのです 結果アラブの言いなりになったのは年配者なら御存知ですし 二次オイルショックでは石油備蓄基地が作られました 当地の付近にもあります  つまり高速増殖炉ですと世界情勢に左右されずにエネルギー供給出来るからです 将来は核融合が考えられておりますので 其れまでのつなぎとなっているようです 核融合は30数年前から研究段階で筑波でもやってます  超高温が必要で当時 1億度で1秒 持続出来れば可能と言われておりましたが その後何処まで進んだのやら

その他の回答 (7)

回答No.8

 逆にプルトニウムは増えてはいけない物質であると私は思っています。プルトニウムが増えると直接国際緊張を生み出してしまうみたいです。現在、原子力発電所から出る使用済み燃料を再処理しているのですが、そこからプルトニウムがわんさか産生してしまいプルサーマルという発電方法でごまかそうとしている有様です。  高速増殖炉に関しては、安全が保障されれば誠にすばらしい発電方法ですが、まだまだ問題は多いと思いますよ。原子力発電所でさえたびたび事故やら不具合が発生してます。ナトリウムを冷却剤に使うという事態恐ろしいです。(滝汗)  生半可な知識で書き込みました。すみません。ただ、核による発電はいろいろな意味でかなり危険であるという事は確かだと思います。

参考URL:
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/fbr2.html
  • tojyo
  • ベストアンサー率10% (117/1066)
回答No.6

現在日本で稼動している加圧水型軽水炉・沸騰水型軽水炉いずれにおいても、燃料交換前になると発電に寄与するプルトニウムの割合は結構な割合になります。つまりプルトニウムでも発電は可能です。 ただ「商用」ということを考えると、プルトニウムだけでは採算が合いません。 所詮電力会社も営利企業なので、採算の取れない発電方式を採用することはありません。燃料代がかからなくても設備の維持には莫大なお金がかかりますので・・・。

  • Jophiel
  • ベストアンサー率33% (46/138)
回答No.5

高速増殖炉に関する本を読んだことがあります。(簡単なモノですが) それによりますと 発電できます。そしてプルトニウムを生産(?)するので コレを計画的に日本全土に建設していけば21世紀前半には 日本は発電に関するエネルギーを輸入する必要が無くなるという 試算まであるようです。 ただ、制御が非常に難しく安定稼働にはもの凄いコストが掛かります。 あと、日本は核に対しもの凄いアレルギーがあり、建設が非常に難しい というのもあり、実現は非常に難しいようです。 諸外国ではコストの面などから既に研究をやめているようです。

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.4

U238はほとんど無限にあるので、実現すれば永久に資源に困らないでしょう。ただし未だに成功例が無いほど技術的に難しいこと、そしてなにより問題なのは、冷戦崩壊以来ウラン鉱石の暴落でまったく採算に合わない、ウラン鉱石自体枯渇しているわけではなく、資源に困っていない、といった経済的側面で無用の長物と化しています。

回答No.3

金属ナトリウムを使うシステムである限り、ほぼ実用化は不可能でしょう。安定稼動出来ない発電所など、信頼性の点で太陽光や風力以下どころではないですから。鉛ビスマス冷却材もまだ未知数のようです。

  • mataoyu
  • ベストアンサー率40% (82/204)
回答No.2

もちろん発電はできます。 できなければ、造っても意味がないですね。 プルトニウムからプルトニウムができるのではなく、ウラニウム238からプルトニウムができます。 だから、ウラニウム238がなくなれば、高速増殖炉は使えなくなります。 ただし、普通の原子炉では、ウラニウム235を燃料として使いますが、ウラニウム235はとても少ないのです。 しかし、ウラニウム238は235より、はるかにたくさん地球上に存在します。 ですから、ウラニウム235を使う普通の原子炉より、燃料に困ることはないのです。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%80%9F%E5%A2%97%E6%AE%96%E7%82%89
  • yoshi-thk
  • ベストアンサー率38% (2059/5283)
回答No.1

理論上は、恒久的に発電は可能なようです。 でも、その発電施設については、技術的に確立してないです。 だから、「高速増殖炉・もんじゅ」で事故を発生しているのです。 人間が制御できる原子力発電施設では無いと言うことです。 また「プルトニウム」が出来てもそれを安全に処理できるのか疑問があります。 「プルトニウム」が「原子爆弾」の原材料になりますので、その管理が難しいと言うことです。 また、「プルトニウム」を生成しても、一般の原発で燃やす「プルサーマル」計画についても、 原発を設置している自治体では、玄海原発の佐賀県以外拒絶されているのです。 簡単に資源が出来ると楽観しているようですが、 実際には、高速増殖炉の計画に関しては、海外では辞めている研究ですし、 造っても、コストパフォーマンスの面では、割高になると言われています。

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