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証拠を出せ

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  • tiuhti
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回答No.10

質問者が、「先生は吉田清治を本気で信じている」事を重点にしたいのなら、「強制連行はあった派」に分類される研究者からすら「吉田清治は、当てにならない」と評価している事を指摘するのが一番良いと思います。 吉見義明は『吉田氏の著書の「慰安婦」徴集の部分は、多くの疑問が出されているにもかかわらず、吉田氏は反論していません。…吉田氏が反論することは困難だと思われます。』と言っています。(元ネタは↓。長い文章なので、吉田清治で文字検索してください) http://www.jca.apc.org/JWRC/center/library/cwara.HTM 「このように、信頼性の低いとされている資料を証拠に授業を進めるのは、学者・教育者として問題があるのではないか」という批判は、充分成り立つと思います。 ↑のWebで吉見義明は「吉田氏の本に依拠しなくても、強制の事実は証明することができる」と言っており、それと同じ事をその先生に要求すればよいと思います。吉田清治が、研究の世界で「証拠」として使われる事は事実上ゼロで、それをあげているようでは、あまり大した先生とも思えませんけど…。 吉田清治に対する批判は、色々な人が言っていますが、例えば秦郁彦を持ち出せば、相対的には吉田清治批判としてはより有効になるでしょうが、秦郁彦は、「『従軍慰安婦』の募集は、半ば勧誘・半ば強制だった」と考えていますから、考え方全体としては、質問者の方の「強制連行は出稼ぎ」という主張と矛盾しており、そこをつかれる可能性はあります。 中川八洋には、そういう心配は無いと思いますが、何せ「太平洋戦争は、共産主義者の手先の近衛文麿が、山本五十六と共謀して、日本を破滅させる為に、開戦に引っ張って行ったもの」という説を主張する為に1冊の本を出してしまうような人です。資料としての価値がないもの(吉田清治)を、トンデモ学者(中川八洋)が批判したからといって、低かった価値が上がるわけではありませんが、わざわざ、中川八洋を選んで、反論のネタを作る事はないと、私は思います。中川八洋を読んで、それをそのまま主張したら、突っ込みどころ満載になってしまうかも…。 それから、相手は、一応は「学者」でしょうから、おそらく質問者の方よりも多くの『知識』は持っているでしょう。ですから、ネットで拾ってきたネタは、質問者の方の主張に深く関係し、かつ自信のあるものだけを厳選した方がいいと思います。議論のポイントを増やせば増やすほど、勝ち負けの数だけで言えば、負けが多くなる確率も高まります。そうすると、質問者の方の「吉田清治を根拠にしているところに対する批判」が正当であっても、全体としての印象は、根拠の無い難癖をつけて来た学生に対する先生の『勝ち』に見えてしまうからです。 例えば「皇民化政策」を、「朝鮮人も日本人にしてしまえ、ということは差別は無く同じ扱いを受けた」という事だ、という主張を出すのは止めた方がいいでしょう。植民地支配の類型として、大雑把に二分すると、「間接支配、旧来の社会・文化を積極的には破壊せず、むしろそれを利用しようとする」イギリス型と、「直接支配、言語を中心としたフランス文化を浸透させようとする」フランス型に分けられます。日本の植民地支配は、この2分法でいえば、フランス型であって、「日本語を話し、神道などの日本文化を受け入れるよう、要求し、それに適応したものは日本人と同等に扱う。」という考え方は、フランスの「同化主義」と非常に良く似たものです。(日本のほうが徹底していましたけど) http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ykawa/2nen2005/groupeA_jp.html だから、「日本人にしてしまえ、という政策だった」というのは、日本の皇民化政策は、フランスの植民地支配と同じ、典型的な植民地支配の発想である、と質問者の方がわざわざ自分から主張している事になってしまいます。これと、「朝鮮は植民地でなく日本そのものだった」というのは、矛盾していますね。 まぁ、植民地だったかどうかも、当時の日本政府が「植民地」と認識していた(疑問があれば、アジア歴史資料センターで確認してください)のだし、「ある民族が、他民族に対して、本国とは異なる法・政治体系を適用して統治し、かつ本国文化も移植しようとする」のを、植民地ではない、と言ったら、質問者の方が、独自の定義で、朝鮮は植民地ではなかった、と勝手に主張しているだけの話になってしまいます。 植民地かどうか、という事と、「吉田清治に基づいた議論は信頼性にかける」という事は、ほとんど関係ないのだから、主張する必要はないのでは? 相手も、一応は研究で日々の糧を得ている人のはずですから、ネット上に散乱している「証拠となりえそうな」ネタを、全部持ち出すと、逆に質問者の方が「さしたる根拠もなしに、信頼性の低いヨタ話を使って、先生にケチをつけている」という風な印象を与える結果になるリスクも高くなると思います。相手を論駁する為に、ミソもクソも一緒にして、言えそうな事はなんでも言ってやれ、っていうのは、よい結果にはつながらないと思いますよ。

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