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マクロ経済学のIS=LMモデルにでてくる経済変数について

noname#5336の回答

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noname#5336
noname#5336
回答No.2

Cainさんのレベルに応じた回答ができる人は、ここにはいないと思います……。 ここでは、伊東光晴『「経済政策」はこれでよいか』(岩波書店)に拠りつつアドバイスを出します。カッコ内の数字は、同書のページを指します。 ヒントだけですので、お答えは別途お考えいただければと思います。 利子率を集計可能な変数としているのは、私が見た教科書では「中谷マクロ」の1冊だけですが、中谷マクロも利子率が実際の経済の何に相当するかについては言及していません。 とすれば、日本の利子率は、公定歩合に従属すると考えざるを得ません。 公定歩合が下がれば、理論の利子率も下がります。しかし、具体的なデータは出てきません。 貨幣利子率についても債券利子率についても、集計したデータを出している教科書は見当たりません。 #方程式に代入すれば、出てくるはずなんですけどね。。。 日本銀行は、バブルの崩壊後、公定歩合を下げつづけました。もとより、アメリカ・ケインジアンやアメリカ新古典派の理論に基づきます。しかし、彼らのモデルでは上昇するはずの投資は伸びず、景気も回復しませんでした。IS=LM分析が有効性を持っていないのに、大蔵省は金融緩和を進めました(22-26)。そして、現在でも理論を疑わない人は、金融の量的緩和を求めています。 さらに重要なことは、ヒックス自身が自らの一般均衡分析(ノーベル賞受賞の対象になった業績)を否定しているということです。それがアメリカには伝わらなかった(33-34)。もちろん、彼を受け継いだドブリューなどの業績もありますが、ヒックスが否定した理由ぐらいは知っておくべきでしょう。 そういう理論を後生大事にする官僚は、偉いのか、馬鹿なのか。。。 理論をどう取るかはその人によります。 現在のアメリカや日本は、理論をやらないとアカデミズムのポストが取れないということもあって。かつて心理学でも実験をやらないと教授になれなかったそうですが(35)、今の経済学では理論をやらないとポストが取れません。 理論を擁護しないとアカデミズムの世界に入れない。 経済学界は、「言論の不自由」が横行しているようです。 IS・LM理論も「理論」でしかなく、それ以上使えば人間を不幸にさせる可能性もあることを考えなければいけないはずなのですが。 「トービンのq」も、実証されているとは言えないのはご存知でしょう。 モデルは、現実を説明するためのもの。 社会学も政治学も、モデルを持っていれば経済学のように学者が行政に口を出すことができるはずなのですが、残念ながら、数値化されたモデルは存在しませんので、現実の政治・行政においては、これらの学問は「経済学帝国主義」の支配下です。 どう取るかは、学者次第なのですが……。 私が今使っているテキスト(浅子マクロ)には、実証分析の参考書として 小川一夫・玉岡雅之・得津一郎『マクロ経済学』(有斐閣、1991年) がありました。 しかし、分析はバブルの発生以前に限られ、バブルの分析は自力で行なっていただく必要があります。 実証と言っても、IS曲線のモデルに数値を導入すれば、利子率は1通りに決まりますから、意味があるのかどうか……。 これをどう取るかもCainさん次第。 お粗末でした。

Cain
質問者

お礼

詳しくありがとうございます。 伊東光晴『「経済政策」はこれでよいか』(岩波書店)は、よさそうな本ですね。購入してみます。 あと、実証分析の参考書は古そうですが、探しているタイプの本かもしれません。ありがとうございます。 ところで、ヒックスが自らの業績を否定したお話はなにをみればよいでしょうか?IS=LMもヒックスでしたよね。かなり気になります。ぜひ、ご教授を。

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