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塩酸のあたため方について
中学3年生で勉強する根の細胞の観察で,わからないことがあり, ネットや参考書で調べたのですが,わかりませんので, ご存じの方よろしくお願い致します。 植物の根の細胞を観察する際,あたためた塩酸に根をつけるのですが… その塩酸は,どの参考書を見てもあたためたお湯の入ったビーカーの中に, 塩酸を入れた試験管を入れています。 塩酸を直接火にかけてあたためてはいけないのでしょうか? なぜ,湯煎のようなやり方で塩酸をあたためるのでしょうか? よろしくお願い致します。
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塩酸を直接火にかけてあたためてはいけないのでしょうか? やめて下さい 危険 危険 危険です 非常に 危険 危険 です なぜか、塩酸を直接火かけると簡単に沸騰します そして気化します ・簡単に沸騰で試験管から飛び出ることがあります もしそれが人間に掛かると 大変ですよ 、目に入ると失明することもあるんですね ・気化してそれが目やのどに入ると・・・・ 凄いことになります 下手す失明することもあるんですね のどがただれてれしまうことがあります したがって・・ 沸騰する恐れの無い安全な湯煎のようなやりで暖めて下さいね
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- nayu-nayu
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温度的には37℃~42℃程度で良いはずです。 実験室には「恒温槽(こうおんそう)」と呼ばれる装置があります。 水槽に入れてあるお湯を設定した温度に保ち続ける事が可能な装置です。これを使います。 塩酸を沸騰してはいけない理由は「過度な熱による細胞への影響」(タンパクの変性、100℃は大やけどです)、「塩酸が気化する事での塩化水素中毒防止」「煮沸して塩酸が実験者に飛び散る危険性の防止」などの観点が考えられると思います。 (ちなみに塩酸は毒物劇物取締法で「劇物」に指定されています) 高校レベルになると反応させるために濃塩酸を加熱する実験もありますが、今回の実験の場合、湯煎で出来る実験ならわざわざ危険な煮沸を行う必要はないでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 塩酸は劇物に指定されているほどなのですね。 劇物に指定されているとは知らず,勉強になりました。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても具体的でわかりやすく,食い入るように読んでしまいました。 ぜひ,この内容を参考書にものせて欲しいと思うほどです。 本当にありがとうございました。