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リグニンの染色

植物根に含まれているリグニンの様子を、染色法で調べたいと思っています。 本で調べたところ、フロログルシノール・塩酸法が一般的とのことでした。 その本では「切片に、18%の塩酸に溶かしたクロログルシノール(飽和)を加えてカバーグラスを置き、顕微鏡で観察する」とありました。 この文章だけだと (1)反応の原理 (2)切片を浸しておく時間 (3)塩酸に飽和するフロログルシノールの量 などがわかりませんでした。 この反応のことをご存知の方がいたら、アドバイスお願いします。

みんなの回答

回答No.1

その手法そのものは知りませんが、一般論で、 実験で飽和溶液とあれば、溶媒に溶質を溶け残りが出るまで加えて上澄みを使います。 フロログルシノールはベンゼン環にOH基が3つ付いたものらしいので、フェノールに似て、水を含むと液体化するのかもしれません。この場合、飽和溶液とは、水相(フロログルシノール飽和塩酸溶液)と有機溶媒相(塩酸飽和フロログルシノール)の二層に分離したうちの水相を使えば良いと思います。水相が上層に来ると思います。水に溶けにくそうですから、わずかな量で飽和にいたると思います。 >切片を浸しておく時間 試薬をたらしてカバーグラスを置くとあるのであれば、反応させながら時々検鏡して、ちょうど良い染まり具合のところで観察すれば良いのでは。

zxc123
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 わかりやすい文章で書いてくださったので、理解しやすかったです。 ありがとうございました。

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