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ジエチルエーテルの除去法

植物組織から解糖系の中間代謝物である糖リン酸を抽出して酵素法で定量する実験を行っています。抽出操作においてジエチルエーテルを除去するための方法を教えてください。 以下に抽出操作の手順を簡単に書きます。 最初は16% (w/v)トリクロロ酢酸(TCA)を含むジエチルエーテルで抽出します。その抽出液に16% (w/v)TCA水溶液を加え、遠心機にかけてからジエチルエーテル相を取り除きます。水相に残留しているTCAを除去するために再びジエチルエーテルを加えて二相に分離させてから取り除くという操作を数回繰り返します。こうして最終的に得られた水相を糖リン酸の試料液として酵素法による定量に用いる予定です。 回収した水相からジエチルエーテルの臭いが消えないため、除去がかなり不完全であると予想されます。内部標準の回収率を求める際に、試料液中のジエチルエーテルの残留は酵素反応の阻害要因になる可能性も否めないので、できるだけ取り除きたいと考えています。 完全に除去する必要はない、あるいは除去できないが測定には影響しないという指摘もあるかもしれませんが、そのようなことも含めて教えてくださると助かります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • gori8063
  • ベストアンサー率36% (116/319)
回答No.2

SpeedVacやエバポレータ、もしくは窒素気流下でエーテルを飛ばしてみるというのはいかがでしょうか? 測定物は酵素そのものではないようですから、ある程度の処理はできるように思いますが。 あとはHPLCなどで分ける手もあると思いますがこれはあまり現実的ではないですね。

xenopus
質問者

お礼

SpeedVacか!なるほど、妙案です。というか、この実験をしている場所から10mと離れていないところに遠心濃縮機があるのに思いつかない自分が恥ずかしい・・。やってみて後ほど報告させていただきます。

xenopus
質問者

補足

うまくとばせたようです。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • Chicago243
  • ベストアンサー率38% (401/1043)
回答No.3

私もSpeedVacが最初に思いつきます。あるいはデシケーターみたいな容器に入れておいてアスピレーターで引くとか。

xenopus
質問者

お礼

アスピレーターという手もありましたね。そちらの方も試してみようと思います。

  • zoo123
  • ベストアンサー率32% (50/152)
回答No.1

ジエチルエーテルに水は10%も溶けるのです。ですから、エーテルを除くことは非常に難しいと思います。出来るだけ分離しようと思ったら、抽出後に2層に分かれるまで待つ時間を長くしてみる、等でしょうか。

xenopus
質問者

お礼

アドバイスをありがとうございます。確かにジエチルエーテルに水はかなり溶け込むようです。そこで、TCAを取り除くために加えるジエチルエーテルは水が飽和した状態のものを使用しています。逆に水にジエチルエーテルはどのくらい溶け込んでいるのでしょうか?

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