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HPLCサンプルの除タンパク法について
醤油の核酸系旨味成分をHPLCで定量したいと思います。 前処理で除タンパクが必要だと思われます。 TCA、過塩素酸、アセトニトリルで除タンパクを試みました。 大変初歩的な質問で恐縮ですが アセトニトリルで除タンパクした場合、当然のことながら、完全に二層に別れますよね。この上澄みを移動相で10倍希釈程度にして、アプライしようと思っているのですが、そうするとあまりに、アセトニトリルの濃度が高すぎて、カラムをいためはしないかと心配です。 ちなみにカラムはODS、移動相は30mM、pH5.0のリン酸緩衝液で、1%のアセトニトリルを加えています。 アドバイスよろしくお願いします。
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流量とインジェクション量はどれぐらいでしょうか? > この上澄みを移動相で10倍希釈程度にして、 > アプライしようと思っているのですが、 上澄みがアセトニトリル 100% としても,移動相が『30mM、pH5.0のリン酸緩衝液で、1%のアセトニトリルを加えています』であれば,この溶液中のアセトニトリルは 10% 程度です。 「10% アセトニトリル/水」の条件は普通の移動相としても使用されますから,『カラムはODS』に間違いが無ければ,『カラムをいためはしないかと心配』する必要は無いと思います。 さらに,インジェクションした時点で移動相によって希釈される事を考えると,アセトニトリル濃度はそれ以下になりますし・・・。 なお,分離に影響が出るかどうかはまた別ですよ。 天然物を ODS カラム,アセトニトリル-水で分取・分析した「経験者」としての回答です。
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- ADEMU
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一度、アセトニトリルを窒素ガスを吹き付けながらドライブロックでとばして見てはいかがでしょうか(乾固)。 若しくはエバポレートでもいいですが(遠心エバポレーターなるものがあります)。 その後、移動相と同じ溶媒に再溶解してはどうでしょうか。溶けないようでしたら、少量の0.1%TFA(もしくはTCA)溶液などで可溶化したあとに溶媒を加えてもいいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼遅くなってすみなせんでした。 遠心エバポレーターはありませんが、上記の方法であれば、私のラボでも簡単にできるので、やってみようと思います。 また、よろしくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼、大変遅くなって申し訳ございません。 >上澄みがアセトニトリル 100% としても,移動相が『30mM、pH5.0のリン酸緩衝液で、1%のアセトニトリルを加えています』であれば,この溶液中のアセトニトリルは 10% 程度です。 >『カラムをいためはしないかと心配』する必要は無いと思います なんか自分でもそんな気がしていていましたが、もうひとつ確信が持てませんでした。 >なお,分離に影響が出るかどうかはまた別ですよ。 そうですよね。そこまで、頭が回っていなかったです。 いろいろありがとうございます。 今後ともよろしくお願いいたします。