#2です。補足します。
Q:これは、これでいいんでしょうか?わたしとしては、G(jw)のほうが複素数な気がするのですが。
A:G(jw)は虚軸で定義されたといった方が適切かも
しれません。(周波数wは実数です)
これを複素平面に拡張したのがG(s)です。
すなわち引数を純虚数以外にも拡張したといったほう
が適切でした。
Q:複素変数に拡張して、ナイキスト線図?とか書くと特異点が出てくるってことでしょうか?
A:G(jw)自体が複素数ということと引数が複素数(a+jw)であるということは違います。
ナイキスト線図はwを0から無限に動かしたとき
G(jw)がどうなるかを複素平面に書いているだけです。
特異点は引数をjwから一般のsに拡張したときに全て現われます。例えば1次遅れ要素はG(jw)=1/(Tjw+1)なので虚軸に特異点はありませんが、G(s)=1/(Ts+1)は実軸にs=-1/Tと
いう特異点があります。(もちろんこのようにGの解析形が分かっているときはG(s),G(jw)のありがたみはおなじです)
減衰のない系の共振の場合は、ある周波数w0で発散し虚軸でも特異的に振る舞いますが、一般には減衰があるので、その場合は周波数wを動かしても特異的には振舞いません。そのときの特異点はr+jw0という虚軸以外のところに隠れています(rは減衰率みたいなもの)。この特異点を(全て)求めれば、伝達関数の形が決定されるということです。
補足
解答ありがとうございます。 ちょっと分からないところが(単に私が馬鹿なだけでしょうが)あるので。 >>G(s)はG(jw)を複素変数に拡張したものです。 これは、これでいいんでしょうか?わたしとしては、G(jw)のほうが複素数な気がするのですが。 あともうひとつ。 複素変数に拡張して、ナイキスト線図?とか書くと特異点が出てくるってことでしょうか?