- ベストアンサー
- すぐに回答を!
伝達関数ってどういうものですか?
伝達関数とは出力のラプラス変換したものを入力のラプラス変換したもので割ったものであると定義されますが これは単にその回路の増幅率の周波数応答を表した式だと考えて良いのでしょうか? もし伝達関数に虚数が出てきた場合などはどう考えれば良いのでしょうか?
- MASSYY
- お礼率18% (76/406)
- 回答数5
- 閲覧数8053
- ありがとう数7
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
- 回答No.2
- info22
- ベストアンサー率55% (2225/4034)
伝達関数G(s)とすると s=jω(ω:角周波数,j:虚数単位) ω=2πf(f:周波数) とおくと G(jω)は複素数になります。 G(jω)=A(ω)e^jφ(ω)=a(ω)+jb(ω) とおくと A(ω)=|G(jω)| φ(ω)=arctan(b(ω)/a(ω)) a(ω):G(jω)の実数部 b(ω):G(jω)の虚数部 となります。 伝達関数の利得(ゲイン)特性とか振幅特性は 20log_10 A(2πf) [dB] (または 20log_10 A(ω)[dB]) で表します。横軸に片対数軸で周波数f[Hz]を取り、 縦軸に[dB]単位の上記の式の値をプロットしたものを 利得(ゲイン)特性とか振幅特性と呼びます。 位相特性は φ(2πf)を横軸に片対数軸で周波数f[Hz]をとり、縦軸にφ(2πf)をプロットします。 位相特性の単位は無次元ですが角度ですので [°(度)]または[rad(ラジアン)」とします。 > 伝達関数に虚数が出てきた場合などはどう考えれば良いのでしょうか? 複素伝達関数G(jω)=G(j2πf)は、上記に説明したように G(jω)=A(ω)e^jφ(ω)=a(ω)+jb(ω) となります。 虚数部があればb(ω)の項やφ(ω)がゼロとならないため、 位相特性が0でなくなり、周波数f(ω)の関数となります。 複素伝達関数に虚数部がでてきた場合は 振幅特性だけでなく、位相特性φ(2πf)(またはφ(ω))とセットで考えればいいでしょう。
関連するQ&A
- 伝達関数と周波数伝達関数の違い(関係)
「伝達関数と周波数伝達関数の違い(関係)」ってなんでしょうか? 伝達関数G(s):入力のラプラス変換と出力のラプラス変換したものの比 周波数伝達関数G(jw):入力の複素振幅と出力の複素振幅の比 ぐらいしかいえなんですが、これらがどう関係していてどう違うのかが説明できません。後はせいぜい「sにjwを代入」したら出てくるとか・・・ 周波数伝達関数については、「加速度入力に対する加速度応答の比」という説明もあったのですが・・・
- ベストアンサー
- 物理学
- 周波数伝達関数の定義とは?
私は周波数伝達関数G(jw)について、伝達関数G(s)のsにjwを代入したものと解釈していたのですが、よく考えてみれば、これはどういうことなんでしょうか? つまり、周波数伝達関数の定義とは何なのでしょうか? どなたか教えてください。よろしくお願いします。
- 締切済み
- その他(学問・教育)
- 周波数伝達関数の振幅の式について
周波数伝達関数の振幅の式についての質問です。 入出力についての伝達関数が、 G(s)=wn^{2} / ((e^{Td s} s^{2}) + 2ξ wn s + wn^{2}) であり、ξ=1/2 ((v/(ug)) + T) k^{1/2}、wn=k^{1/2}のとき、 周波数伝達関数G(jw)の振幅が|G(jw)| < 1となるためには、 ((v/(ug)) + T)^{1/2} K > 2/(cos w Td) となる。 と、書かれているのですが、最後の式にたどり着けません。 そもそも、2次遅れ系の伝達関数に無駄時間要素Tdの入る形が 最初の伝達関数の式であっているのかも謎なのですが、オイラーの公式を つかってcosとsinが出てきて、虚数と実数部の二乗和の平方根をとって。。。 などとしてやっていっても、途中でぐちゃぐちゃになってしまって、 最後の式のようにまとまりません。 どなたか教えていただけないでしょうか? よろしくお願いいたします。
- 締切済み
- 物理学
その他の回答 (4)
- 回答No.5
- sh8238nr
- ベストアンサー率0% (0/1)
逆伝達関数 ある伝達関数の逆特性(伝達関数×逆伝達関数=単位数)を持つ関数のことです。 信号処理では非常によく表われます。例えば、ある通信システムにおける伝送路のひずみを除去するための等化器(Equalizer)や、音声信号の残響除去などにも用いられます。
- 回答No.4
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
逆伝達関数 あるシステムで、出力Yがわかっていたとき、どんな入力を入れればYになるのかを知りたいことがあります。このときに使うのが、逆伝達関数です。 ラプラス変換やフーリエ変換だと伝達関数の逆数になります。(伝達関数がY/Xに対して、逆伝達関数はX/Yになるので)
- 回答No.3
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
#2さん回答にあるように、「増幅率(振幅比と位相変化含めて)の周波数応答」に対応している、と捉えてよいかと思います。(定常状態、という限定は無くても良いかと思います。) (もうひとつ、「時間領域におけるインパルス応答を、周波数領域(あるいはs領域)で表現したもの」という見方もできるかと思います。) で、伝達関数を周波数領域(ωを変数として)で記述すると、#2さん回答にあるように、jωとして式中に現われるため、複素数(大きさと位相をもつ)になります。(ラプラス変換を使って、sを変数として表記するときには、複素数が出てくることはあまりありません。(ちょっと特殊な場合には、係数が複素数になることはありますが。))
質問者からのお礼
非常に分かりやすい回答ありがとうございます。 もう一つよろしいでしょうか? ある論文で逆伝達関数というものがでてきたのですが、これはどういうものなのでしょうか? 単に伝達関数の逆数のようなのですが、ではどういった用途で使われるのかを教えて下さい。
- 回答No.1

系統の定常的な状態において(「全ての初期値を 0 にする」という前提が付く のはこのためです)、系統にある入力があった時、応答としての出力の増幅度 を示すのに、出力と入力のラプラス変換の比をもって表したものです。 現実のシステムの振る舞いを示す微分方程式を線形化し、ラプラス変換を施す ので、伝達関数自身には虚数は表れません。 Bode線図やNiquist線図として示す時には、伝達関数の変数sをjωと置き 応答の位相の遅れ、強度などを調べます。
関連するQ&A
- 4端子回路の伝達関数H(s)
画像のような電気回路をラプラス変換を用いて解く場合、伝達関数H(s)=V0(s)/V1(s)がわからなくて困っています。 A1は出力インピーダンスRの増幅器、A0は入力インピーダンスRの増幅器です。 また、図中Aは、入力インピーダンス∞、出力インピーダンス0、増幅率1の理想増幅器です。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 物理学
- 伝達関数の問題が解けません
ラプラス変換を用いた伝達関数の問題が解けません。 質量(m2)----------→y2 | ばね(k2) | 質量(m1) | | | ばね(k1) 減衰器(D) | ---------→y1 入力をy1出力をy2として伝達関数を求めよという問題なんですが、m1、m2とも固定されておらずどこから考えればよいのかわかりません。 車のモデル(m1が車、m2が人)として有名らしいのですが、さっぱりわかりません。回答お願いします。
- ベストアンサー
- 物理学
- 伝達関数の周波数特性
ある伝達関数の入出力の位相差は、周波数伝達関数の虚数部を実数部で割ったものの逆正接関数、とある書物にありました。 正接関数、つまりtanですから、この逆関数の取り得る値の範囲は-π/2からπ/2までです。 つまり、伝達関数の周波数特性としての入出力の位相差の絶対値は、高々π/2ということになりますが、私の理解は正しいでしょうか? 高々π/2ではなく、これを超えることがありえますか?
- ベストアンサー
- 物理学
- 伝達関数 ラプラス変換
回路方程式 i=i1+i2 u=R1i+1/C1∫(i1)dt y=R2i2 y=(1/C1∫(i1)dt)- L(di2/dt) を初期値0でラプラス変換しUからYへの伝達関数を求めたいのですがどのようにして導けばいいでしょうか? 初期値0でラプラス変換するところまではできますが、伝達関数を導くところまで変形できません。 お手数おかけしますが教えていただきたいです。また、この問題以外でも伝達関数を求めるコツなどがありましたら、教えていただきたいです。 よろしくお願いいたします。
- 締切済み
- 電気・電子工学
- 伝達関数
この運動方程式から伝達関数を求めるやり方を教えて下さい。 m1*(d^2(x1)/dt^2) = c*(d(x2)/dt - d(x1)/dt) + k*(x2 - x1) + f ・・・(1) m2*(d^2(x2)/dt^2) = -c*(d(x2)/dt - d(x1)/dt) - k*(x2 - x1) ・・・(2) ここで , m1,m2は質量、k,cは係数、fは入力である。 出力y = x2のとき 入力f から 出力x2までの伝達関数を求めよ。 <解いたやり方> (1)+(2) m1*(d^2(x1)/dt^2) + m2*(d^2(x2)/dt^2) = f 両辺をラプラス変換 m1*s^2*X1(s) + m2*s^2*X2(s) = F(s) X1(s)の扱いが分かりません。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- PID制御と伝達関数についてです
PID制御の伝達関数と応答についてです。 PID制御の伝達関数K(s)=Kds+Kp+Ki/sとしたとき Kp=0.1,Kd=Ki=0の比例動作を考えます。 この比例動作におけるステップ応答が下の図のようになる理由が分かりません。 K(s)=Kpにおいて K(s)*1/sのフィードバックを考え (K(s)*1/s)/(1+K(s)*1/s)として逆ラプラス変換をしても この図のようにはならないと思うんですけど。
- 締切済み
- 物理学
- 伝達関数からのオペアンプ設計
こんにちは、早速ですが質問させていただきます。 私が悩んでいる問題は H(s)=-(s+1)/(s^2+7s+12) とういう伝達関数をオペアンプ1つとRとCをいくつか使って設計しろというものです。 いろいろと試してみましたが、 二次のローパスフィルタやアクティブフィルタにあてはめようとしても上手くいきません。 部分分数分解をしても入力が2つあるわけではないので加算回路や減算回路にあてはめることはできません。 分母と分子をs+1で割ってその式を逆相増幅器の伝達関数に当てはめればいいかなとも思ったのですが、それもうまくできません。 思いつく限りのことはしたつもりです。これ以外にオペアンプを設計する手法はあるのでしょうか。 たとえば、零点と極からオペアンプを設計するということができたりするのでしょうか? 回答よろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 物理学
- LPFと積分の伝達関数について
LPFと積分の伝達関数から、ブロック図を書いて、 シミュレーションを行っているのですが、 つじつまが合わないことに気が付きました。 そこで、たどっていくと、 ”LPF"と”積分”の伝達関数が違うのではないかと思い出したのですが、どうなんでしょうか? 共にあるカットオフ周波数から-20dBで落ちていくと思っているのですが。 宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- 物理学
質問者からのお礼
ありがとうございます。 自分でもいろいろと調べてみたのですが、具体的に、逆伝達関数はどういう形態で存在するのでしょうか? 例えば、音声信号に対して音響をつけたい場合に逆伝達関数は適用されるように思うのですが、となると逆伝達関数とはデジタル信号にのみ適用されるものであり、一種のアルゴリズムみたいなものと考えて良いのでしょうか? 扱ったことがないのでいまいちイメージがわきませんので出来れば教えて下さい。 よろしくお願い致します。