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武器輸出三原則について。

「政治」のカテゴリーで質問したのですが、回答が無かったので、こちらのカテゴリーで再度質問しました。「近現代史」に入るでしょうか? 最近、俄かに武器輸出三原則に関しての話題が持ち上がって来たので興味を持ちました。 以下の質問に関して、教えて下さい。 (1) 戦後、日本は武器を海外に輸出していたか。(部品ではなく、殺傷能力のある兵器として。) (2) 武器輸出三原則が決定される以前の、武器輸出に関する意識(意欲)。(共産圏以外の国に対する武器輸出に関して) (3) 武器輸出三原則制定の経緯。   (対共産圏輸出規制、紛争当事者への輸出の規制等の他に理由があったか。 例えば、倫理的な理由等。) (4) 武器輸出三原則制定時の、日本の軍需産業の抵抗はなかったのか? (5) 現在、武器輸出国である、イタリア、ドイツとの違い。(イタリア、ドイツと日本の違い。) (6) 世界的な武器の商取引の動向に関しての見解。(地雷や、小銃に関しては、規制され始めているが、その他武器に関しても今後、規制されるのか。) 一応、ネットで調べたのですが、分かりませんでしたので、質問させて頂きました。 上記の事に関して、ご存知の方は、部分的でもいいので、お答え頂けると幸いです。 よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • SSGB
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回答No.1

(1)に関しては、軍ではなく警察用、一般用として銃を輸出したことがあります。アーマーライト社のM18アサルトライフルを豊和工業がライセンス生産、民間向けセミオート型のM180としてアメリカに輸出しましたが、これをIRAが入手、フルオート作動に改造して北アイルランドでテロに使ったため国会で問題になったそうです。なお、銃砲でなくトラックやジープなどの車輛は世界のあちこちで軍用として普通に使われています。

moscata
質問者

お礼

回答、ありがとうございます。 武器は輸出していたのですね~。 でも小銃程度で、一大産業を形成する程ではなかったようですね。 回答、ありがとうございました!

その他の回答 (2)

  • SSGB
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回答No.3

追記 (1) 三菱製のジープは、米軍を介して韓国軍と南ベトナム軍に供与・配備されているのが写真で確認されています。(ただし、日本製であることを示す三菱のマークは入っていません。左ハンドルになっていても形式が日本製独特なのでまるわかりですが。) また、三菱がライセンス生産したF104スターファイター戦闘機は、一部が自衛隊から退役後、やはり米軍を介して台湾空軍に渡っていますが、これは厳密には輸出ではなく、初期に米軍から自衛隊に貸与されたロッキード製のF104(老朽化でスクラップ)の代わりに米軍に返還され、それが台湾に供与されたものです。

moscata
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 参考になりました!

回答No.2

A(1) 私の知る限りではないです。 A(2) 日本では終戦後、武器の生産すら禁止されていました。   朝鮮戦争勃発後、あくまで「国連軍の命令下」生産していたので、積極的に生産しようという意欲はなかったみたいです。 A(3) 主に倫理的、次に現実的理由です。   現実的理由とは、先進国といわれる国々は、兵器の輸出で経済を支えているという側面があるので、また、日本製兵器に対する信頼度が低かったという現実から、民生品にシフトしたのです。 A(4) 前記理由から、抵抗はなかったようです。 A(5) 日本は「江戸時代」という兵器に対する需要の低い、長い時代があり、イタリア、ドイツと違い、「兵器が必要」とされることがなかったため、武器の生産は国営機関が主流であり、経済に対する兵器生産への依存度が低かったのです。 A(6) 規制は進まないでしょう。   左前の経済を軍需産業が支えている現状があり、中国みたいに国連で禁止している国に兵器を輸出する国か後を絶たないので。

moscata
質問者

お礼

回答、ありがとうございます。 参考になりました。 戦後の状況から、兵器輸出が可能になっても、民生品の生産に比べて、商業ベースに乗せる合理性が無かったという事ですね。 現在、経済界からも三原則の見直しを求められているようですし、武器市場も巨大ですから、以前の日本も武器製造に興味があったのかと想像していました。 ありがとうございました!

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