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サ行変格活用

(1)、サ変は「~する」だけだと習った記憶があるのですが、(現代文で)「~す」もサ変になるのですか。 広辞苑では「臥(が)す」がサ変になっているます。 (ただし「臥(ふ)す」は五段になっています。) (2)、現代文でも四段動詞というのがあるのですか。 (3)、もし(1)で、「~す」がサ変でもありうるとしたら、五段(もしくは(2)にある四段)動詞とサ変の違いは何ですか? どう区別しますか? 具体的にはなぜ、「臥(が)す」がサ変で、「臥(ふ)す」が五段(もしくは四段)なのですか?

みんなの回答

  • sugartea
  • ベストアンサー率44% (43/96)
回答No.2

(1)サ変動詞は「~する」のみですが、これはいくつかの語と複合動詞を作ります。 1)国語の名詞と結ぶ。「噂する」「手習いする」 2)漢語の名詞と結ぶ。「勉強する」「研究する」 3)外来語と結ぶ。「パンクする」「キャッチする」 おたずねの「臥す」は、2)の例で、漢文訓読の際に出てきたサ変動詞です。ただし、この「臥す」は文語の用法だと思われます。口語では同じ意味なら「仰臥する」(この動詞の活用はサ変)が多くは使われると思います。 >(2)、現代文でも四段動詞というのがあるのですか。 もちろんありません。それとこの言い方はおかしいです。正しくは「口語でも四段動詞が~」です。広辞苑は文語も口語も同じく見出しを立てていますので、それで誤解なさったのではないでしょうか。 (3)口語の五段活用は文語の四段活用、ナ変、ラ変、下一段が変化したものですから、これらに該当するものは五段。具体的には未然形にア音のみ、命令形にエ音のみの活用をするものは五段。これに対して、文語のサ変が口語でもサ変として活用されるもの、ただし未然形、命令形にイ音を認める、これがサ変。 未然形にア音を認めるものについては、これをサ変とする説と、サ変以外に五段活用もされるとする説(「愛す」など)、別の動詞とする説があります。 とはいえ煩雑なので、一般的には未然形に「さ」以外を認めるもの、命令形に「せよ」と「しろ」の両方を認めるものをサ変として区別すればいいのではないかと思います。

  • garamond
  • ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.1

「臥(が)す」は文語のサ変で、口語「臥(が)する」のもとの形です。 「臥(ふ)す」は終止形で文語・口語同形ですが、文語では四段、口語では五段になります。 四段と五段の違いは、未然形です。 文語「行かむ」→(「行かう」)→口語「行こう」 で、オ段が増えたために五段活用と名付けられたのです。

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