安部氏が総理に就任した際の靖国問題について

質問

昨今、次期首相の座を巡って安部、福田両氏が立候補しようとしていますが、次期総裁選の争点の１つである靖国参拝についてお伺いしたいと思います。
私の学校の講師は「安部が次期首相になったらアジア外交はめちゃくちゃになる」と言っていますが、私にはいまひとつよく分かりません。
もし靖国参拝派の安部氏が総理となれば本当にアジア（対中韓）外交は滅茶苦茶になるのでしょうか？なるとしたら、どのように滅茶苦茶になるのでしょうか？
あと福田氏が総理となればアジア外交はよくなるのでしょうか？

回答No.8

buchi-dog

No4の者です。

質問者様が重視しておられる「靖国参拝」ですが、これは中国も韓国も日本国内の左翼勢力も本当はどうでも良いのです。何しろ、戦後40年間、中曽根内閣に至るまで、日本の首相は定期的に靖国神社に参拝していて、どこからも文句はなかったのですから。

中国、韓国、日本国内の左翼勢力が騒ぐ「Ａ級戦犯合祀」とやらも、そのことを朝日新聞などの日本国内左翼勢力が大騒ぎしたから問題にしだしたのです。騒いでいる人たちは、「Ａ級」と「Ｂ級」と「Ｃ級」の違いも、東京裁判などの戦犯裁判の内容も、サンフランシスコ講和条約の内容も、中国や韓国が同条約と関係ないことも理解せずに騒いでいます。騒ぐこと自体に目的があるからです。

「憲法に定める政教分離」云々も、首相が毎年伊勢神宮に参拝することが何も問題にされないことを考えても意味がありません。

重要なことは
「靖国参拝で中国は何も損害を蒙らないが、日本が中国に『普通の外交』をすることによっては損害を蒙る(利益が減る)。これは中国にとっては困る」
ことです。だから、全力を挙げて「福田総理実現工作」を行っているのです。

なお、韓国は日本に政治工作を行うほどの力はないようですのでこの回答では無視します。

なお、「靖国参拝に反対しているのは中国・韓国だけではない」という話は最近の朝日新聞に良く載っているようですが、針小棒大な話です。中国・韓国以外の国は、遥か昔の「東京裁判」のことなどとっくに忘れていますよ。「靖国神社」など存在も知りません。なお、東京裁判を行ったＧＨＱの最高司令官であったマッカーサー元帥自身が「あの裁判は誤りだった」と後年に述べております。

以前に、アメリカの有力紙で、
「靖国神社は、『中国』に日本が作った日本戦没者を祀る神社である。そこに日本の首相が参拝して中国から抗議された」
なる訳の分からない記事を載せた例があるそうです。欧米の認識はそんなものです。