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ビールを振ると吹き出す理由について

ビールの缶を開ける前に振ってから空けると泡が吹き出しますが、これはなぜでしょうか?いろいろ調べてみると、ビールに溶け込んでる炭酸ガスが気化して噴出すとありますが、なぜ、缶を振ると溶けている炭酸ガスが気化するのでしょうか?宜しくお願いします。

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noname#62864
noname#62864
回答No.3

No.2です。 缶を開ける前に、振ったということが、どのように影響するかということに関しては、前回の回答の時点では、自分でも釈然としませんでしたが、今になって自分でも納得できる理由を思いつきましたので以下に述べます。 つまり、振る前の缶の中では、ビールの部分と上の気体(主として炭酸ガス)の部分にきれいに分かれているはずです。この状態では、缶を開けても泡は吹き出しません。ただし、内部の圧力は外部よりも高くなっているはずです。 ここで、缶を振ると、気体の部分とビールの部分が撹拌されますので、気体がビールと混ざり、ビールの中に細かい泡が入ってきます。 そのまま放置すれば、泡は再び浮き上がって、ビールの上にきますので、これは振る前の状態と同じで、泡はでてきません。 しかし、振った直後の状態では、ビールの中に泡が存在しています。この状態で、缶を開けると、内部の圧力が外部と同じ1気圧になりますので、ビールにとけ込んだ泡の体積は膨張します。そうなることによって、泡を含んだビールの体積が大きくなり、口からあふれてきます。その際に、ビールが激しく混ぜられることになるので、その刺激でさらに泡が発生して、多量のビールが吹き出すことになるのだと思います。 つまり、振るか振らないかの差というのは、缶の中のビールの内部に泡が入っているかいないかということであり、その泡が引き金になるということだと思います、

suminori
質問者

お礼

再度の回答ありがとうございます。 確かに、それは納得できます。実際に透明な容器を使って、気泡の様子を見ながらいろいろなタイミングであけてみると分かりそうです。

その他の回答 (3)

  • zuyun
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回答No.4

気体の溶解は圧力にほぼ比例しますので、缶内の圧力が例えば3気圧とすれば、3気圧での平衡溶解量のガスが溶けており、同様に、常圧(1気圧)に置いてある水でもそれなりのガスが溶けています。 「缶を振るとガスが出てくるから」という説明をする人がいますが、おそらく間違いです。なぜなら、缶を開ける前に振っても缶の中は加圧状態のままであり、ガスが出てくる理由がありません。(その辺に置いてある水を振っても、大気圧下で溶解している空気が出てこないのと同じです。)  缶を開けると、圧力は高圧から一気に1気圧に下がるわけですが、そのため、液中のガスは過飽和状態になります。重要な点は、この過飽和状態がある程度安定であるということです。(缶を開けた瞬間に一気に放出してしまっては炭酸飲料は成り立たない。) この過飽和状態のガスは、沸騰石のような「きっかけ」(核)があると出てきます。例えば、ビールを注いだコップの底の特定の一点から泡が出続ける現象をよく見かけますが、多分そこにはゴミか何かがついているのでしょう。あるいは、紙コップにビールを注いだり、乾いた割り箸を突っ込んだりするとやたら泡が出るのは経験されたことがあるでしょう。 私は、#3さんと同じく、振ることによって缶内に細かい泡ができることが原因だと思います。この泡が、缶を開けた時に核になってガス発生を促すのでしょう。 蛇足:「ギネスビール」の缶の中にはプラスチックか何かの玉が入っていますが、おそらく中に空気を入れて小さな穴があけてあり、缶を開けた時に細かい泡が出てくるようなしかけだと想像しています。

suminori
質問者

お礼

ありがとうございます。 「缶を振るとガスが出てくるから」という説明には私も同様な理由で不思議に思っていました。 核が必要ということと、#3の方の泡が核になるという点で納得がいきました。 ギネスビールのことは知りませんでした。確かに、缶ビールだとグラスに入れ替えなければ、泡がでにくいので、玉が入っていると缶でも泡があっておいしそうですね。

noname#62864
noname#62864
回答No.2

重要なことは、ビールなどの炭酸ガスは、圧力をかけることによって、無理矢理に水に溶かし込んでいるということです。本来は、あれほど大量の炭酸ガスが溶けるわけではありません。 したがって、外部からのちょっとした刺激があれば、炭酸ガスが、泡となり、ビールから外に出てしまいます。振るという刺激によって、それが加速されるということでしょう。ただし、振った直後であっても、缶を開けなければ、その圧力によって泡の発生が押さえ込まれ、時間が経てば、再びビールにとけ込むことになるでしょう。 しかし、振った直後に缶を開けてしまいますと、缶の内部の圧力が急激に解放され、ガスが噴き出し、その勢いで新たなガスの発生が起こり、大量の泡が発生するのではないかと思います。 つまり、振るという行為とその直後に缶を開けるという行為がきっかけとなって。連鎖反応的に炭酸ガスの発生が起こるということだと思います。

suminori
質問者

お礼

ありがとうございます。確かに圧力をかけて無理やりに溶かし込んでいるんですね。「振るという刺激によって、それが加速される」というのはどういう仕組みで起こるんでしょうか?もし分かりましたら教えていただけると幸いです。

  • crazy_dog
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回答No.1

こんにちは ビール(炭酸飲料)に溶けている炭酸ガスは、高めの気圧(缶内)で液体に溶けています。(雰囲気的には押し込められているといったほうがいいかも) これを振ると、溶けていた炭酸ガスは液体中にじっと溶けていられなくなり缶を開けた途端に気圧の低い外に向かって噴出します。 といった感じでしょうか?自信はありません…

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