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浄土真宗本願寺派について

舅が昨年亡くなり、浄土真宗本願寺派の葬儀をしました。今年は初盆があります。姑は祭壇飾りを、親戚からは提灯をなどいろいろ考えているようです。でも、浄土真宗本願寺派は初盆でも特別な事は一切しないようですね。 主人にその事を言ったら、「好きなようにさせてやったらいいじゃん。」でした。 私が直接姑にそんなことを言ったら、気分を害されそうで言えません。 主人の言うとおり、好きなようにさせてあげておけばいいのでしょうか。

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  • amida3
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回答No.3

浄土真宗本願寺派の僧侶です。 確かに都会では宗派の異なる周辺の方から言われたのでしょうが、ビックリすると共に笑いをこらえなければの各宗ごちゃ混ぜの飾りのときがあります。 また、地方では地場産業との関係で浄土真宗でも飾りとして室内で提灯を用いる地域もあります。しかし故人様にプラスになるための意味合いではありません。 お盆の前の時期になると「初盆にはどのようなお飾りをすればよいのですか」とのお尋ねの方が多いです。 これはお盆独特の飾り方があるのではないかと思われているからでしょう。確かに一部の風習(他の宗派)で、先に記した精霊棚・お膳などがあるようですが、浄土真宗ではそういったことはしないで、一般の法要と同じように、菓子、果物といった供物を仏前にお供えし、前卓には打敷を敷けばよろしいのです。 亡き方をはじめご先祖方のご恩に報いる道はまず私自身がお念仏を慶ぶ身となることです。報恩の思いから仏法を聞かせていただき、阿弥陀如来のお力によって救われていく身の幸せを慶ぶのが浄土真宗でのお盆です。  ですから、精霊棚を設けることもなく、ご本尊の阿弥陀如来さまに心から信順し、お供え等を行って下さい。お盆時期は13日から15日(地方によっては13日~16日)にかけてがピークと言われていますが、決して仏さまが13日に来て、15日(16日)に帰るなどというものではありません。いつでもどこにでもいらっしゃるのが仏さまですから、私たちのカレンダーの都合で、あるときに「さあこい。」そして数日したら「さあ帰れ!」ではおかしいのです。それも地方によって、7月であったり、旧暦であったり、月遅れの8月であったりバラバラなのです。  昔の故事から発せられた、仏教習慣と心得、亡き人をご縁として自分と仏教を考える日としてください。  お盆と言えば、いわゆる“先祖供養”と考え、しかも“特定の先祖のために”供養するもののように思いがちです。しかし、特定の先祖を追慕するにしても、そのお心を仰げば仰ぐほど、数限りないご先祖によってこの私のいのちが恵まれたことを慶び、仏法を依り所に力強い人生を歩むことの大切さを思い知らされます。したがって「先祖のために供養する」というのではなく、ましてや先祖が戻ってくる“日”にこだわる必要もありません。先祖が戻ってくる“日”があるのではない。先祖への感謝と仏法を慶ぶ週間としてください。合掌

tameiki08
質問者

お礼

僧侶様、自らのご回答本当にありがたく感謝申し上げます。 日頃、宗教とは無縁の生活を過ごしております。が、去年、初めて葬儀をいたし、その際、初めて舅の生家の宗派を知りました。こんな無信心な私達にでも、熱心にお経をあげて下さったその時の僧侶様に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。 これからまだまだ先のことなので、どうなるかはまだわかりません。僧侶様がお経をとなえるときに吹き出されないような結論になるといいのですが。 主人にもこのHPをみてもらうことにします。姑の弔いたいという気持ちも、否定できません。

その他の回答 (3)

回答No.4

私の母親の実家は、真言宗でした。(その近所で浄土真宗の方は1割もいません) 夏休みに田舎に行くと、盆提灯やらあって、にぎやかでしたが、父親の実家は真宗大谷派で、立派なお仏壇はありますが、行事としては「何もなし」 姑さんは、自分の親の親戚関係が、別の宗派で、法事とはかくあるもの、というご意志があるかと思います。 (いまの日本で、結婚したらといって、「家」に宗旨をあわせる義務はない。) うちの母みたいに、浄土真宗のほうが気に入った人は(父親より先に死んでしまいましたが)浄土真宗でとおせば問題ないのですが、(ことし「初盆」にあたりますが、何もしません) 姑さん自身の思想を強制することはできませんね。 でも、「浄土真宗はこういうもんだ」ということは知ってもらって損はないと思います。

tameiki08
質問者

お礼

回答、ありがとうございました。 おっしゃる通り、私も、お盆っていうと、キラキラの仰々しい祭壇、提灯、迎え火、送り火、野菜に楊枝をさして動物に見立てて飾ったりなど、いろいろ思い浮かべます。 そんなイメージが姑もあるんだと思います。 家の宗派は何もやらくてもいいんだよ、と言っても、初盆であれしよう、これしようとはりきっているのに、がっかりしてしまいそうな気がします。 まだ先のことですので、家族でいろいろと話し合う機会を作りたいと思います。

  • mukaiyama
  • ベストアンサー率47% (10402/21783)
回答No.2

100戸のうち90戸までが浄土真宗という地域に住む者です。 参考URLにもあるとおり、新盆は真宗でのタブーの一つです。 姑さんがお一人でやる分には、「好きなようにさせておけ」でよいかもしれません。 ただ、親戚や近所の人がきれいな祭壇を見たら、「御仏前」なり「お供え」なりを出さざるを得なくなります。 それはやはり真宗の教えに背くことですし、故人も望んではいないでしょう。 おそらく、姑さんのご実家は真宗ではなく、姑さん自身も嫁がれてはじめての葬儀を出されたもので、真宗の習わし、しきたりをよくご存じないのでしょう。 他宗でお盆にお参りするのは、死者の霊がお盆の時期に帰ってくると考えるからです。 一方、真宗では、仏様はいつでもどこにでもいると考えますので、特定の日にこだわらず一年中毎日お参りすればよいのです。 ご主人から姑さんを説得していただけるとよいですね。

参考URL:
http://kyoto.cool.ne.jp/monto/
tameiki08
質問者

お礼

回答、参考URL、ありがとうございます。 おっしゃるとおり、姑の実家は創価学会、姑自身も嫁いで初めての葬儀でした。 こちらはそんなに一つの宗教が浸透しているような地域ではないです。間違ったやり方で初盆をしても、間違いを指摘できる人は多分回りにはいないです。 でも、わかる人が見たら、こっけいですよね。 主人に言うと、自分で言えばー、と面倒くさそうです。

  • nonpq
  • ベストアンサー率30% (64/210)
回答No.1

実家が真宗本願寺派です。 祖父母の葬儀の際、お寺さんにいろいろ教えていただきました。 本願寺派は質素・簡略を旨とするそうで、焼香でさえ1度としているそうです。 ただ、いろいろ御供養したい人に対して「やるな」というような強制はしないそうです。

tameiki08
質問者

お礼

ありがとうございます。 「本願寺派は質素・簡略を旨とする」というのはいいですね。 姑は真宗本願寺派についてよく理解していないので、いろいろな宗教とごっちゃになっているような気がします。 ただ、供養したいという気持ちは理解できるので、あまり水を差すようなことは言わない方がいいのかもしれません。

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