- ベストアンサー
期中での連結外しの会計処理
09Tamakuroの回答
連結の基本は「足して要らない部分は除外する」です。 したがいまして、期末決算での処理は(1)期首開始仕訳 (2)期首開始仕訳の修正仕訳となります。 (1)期首開始仕訳・・・投資と資本の相殺消去 (借)資本金 (貸)子会社株式 利益剰余金-期首 (2)期首開始仕訳の修正仕訳 (借)子会社株式 (貸)資本金 利益剰余金-S/S となります。 また、投資と資本の消去仕訳の修正仕訳で貸方に記載される子会社利益剰余金はS/Sで利益剰余金増加高の欄に「連結除外に伴う剰余金増加高」として記載されます。 その他、P/Lは質問通り、支配時点までチャージすればOKです。 日本公認会計士協会より出されている(出版は中央経済社ですが)「監査小六法」の連結財務諸表作成における実務指針や各大手監査法人で出版している「連結財務諸表作成実務」と言った本に記載されています。
関連するQ&A
- 連結会計、連結決算につきまして。
連結会計、連結決算につきまして。 お世話になります。 私どもの会社は非上場株式会社です。 連結決算書の作成を義務付られてはおりません。 ただ、グループ全体では営業赤字のため、早急に部門別の連結PLを 作成できるシステムを構築したいと考えております。 グループでは下記のような部門に分けられます。 化学部門 機械部門 医療部門 管理部門 国際部門 関係会社は国内10社、海外5社となっております。 売上高は単体ベースで1500億、連結ベースで2000億です。 営業赤字を脱却すべく、早急に月次単位で、連結PL、連結BSが作成できる仕組を作り上げたいと思っております。 今までは年に1度、決算期に全社単位での連結財務諸表を作成しているだけでした。 ただ、非上場会社ですし、上場会社のような、細かい部分まで正確なものは求めておりません。 あくまで、管理会計目的です。 連結処理にあたっては、資本取引、持分変動取引、連結グループ間取引、未実現損益の連結、持分方の処理、税効果会計、等があると思います。 連結グループ間取引は部門別に自動消去仕訳を作成するシステムを採用すれば良いと考えております。 資本取引では、 資本金500/子会社株式500 等という前期以前の連結消去仕訳が開始仕訳で自動におきてくれるシステムを採用すればいいのでしょうか? また、前期の のれん償却500/のれん500 という仕訳は今期の開始仕訳で 資本剰余金機首残高500/のれん500 というものが自動で起こってくれるシステムにすれば良いのでしょうか? 正直連結を担当して、間がないので、質問自体が検討外れかもしれませんが、会社の赤字の原因を連結ベースで月次単位で見るにはどこまでのどういった連結決算システムを採用するべきかわかりません。 資本取引、持分変動取引、連結グループ間取引、未実現損益の連結、持分方の処理、税効果会計、で必要と考えられるもの、そして、どういった仕訳が自動で起きるシステムを採用すべきかをアドバイスいただきたく。
- ベストアンサー
- 財務・会計・経理
- 子会社が連結範囲から外れます
今期中に子会社が解散して連結範囲から除外されることに なったのですが、貸倒れ引当金を設定していたので、 毎期、洗替処理で期首分の貸倒れ引当金繰入額を連結仕訳 で振り戻していました。 今期末は連結範囲から外れるので期末貸倒引当金を消去 しなくていいとおもうのですが、期首貸倒引当金の実現 仕訳で貸倒れ引当金繰入額が計上されてくるままでいいの でしょうか?かなり多額(しかも特損)なので、 処理に困っております。 質問がわかりづらいかと思いますが、よろしく お願いします。
- 締切済み
- 財務・会計・経理
- 連結決算において、減損処理をした際の債権債務の不突合はどうすればいいのでしょうか?
連結決算において、以下の場合にどのような会計処理をすべきでしょうか、教えてください。 ある会社が、グループ会社のゴルフ会員権を保有しています(簿価\1,000,000)。 そのゴルフ場の運営母体は連結対象会社であるため、連結決算において債権債務の消去を行わなければなりません。 =仕訳= 長期預り金 1,000,000 / ゴルフ会員権 1,000,000 しかし、期中に当該ゴルフ会員権の時価が下がったため、保有会社は会員権の減損処理を行い簿価を落としました。 (簿価\1,000,000 →\500,000)。 期末になり、連結決算時に債権債務の消去を行おうとしましたが、会員権の簿価を落としたためにうまく突き合わず、とりあえず未達勘定に流すこととしました。 =仕訳= 長期預り金 1,000,000 / ゴルフ会員権 500,000 未達 500,000 以上のような場合、このまま未達勘定で処理してしまって良いのでしょうか? それとも、何か別の勘定に振替える必要があるのでしょうか? 適切な会計処理を教えてください。
- 締切済み
- 財務・会計・経理
- 持分ゼロの実質的支配会社の連結仕訳
連結決算の実務経験がないのですが、事業会社にて取り組んでいるところです。 現在の社長は他にも会社を所有していて(100%株主)ただしその会社は 私が就業している会社とは資本関係がありません。しかし参考書によれば実質的に支配している連結子会社となると思います。 すると資本連結の仕訳では相手勘定(関連会社株式等)がないのですべて少数株主持分に振替えるのでしょうか。 連結決算が義務ではない会社ですので何分質問できる人がおりません。 どなたかお力添え頂ければと思います。
- ベストアンサー
- 財務・会計・経理
- 連結キャッシュフロー計算書のCTAの取扱について
海外子会社を、BS期末レート、PL期中平均レートで連結すると、キャッシュフロー計算書にCTA(Currency translation adjustment)が残ってしまいます。税引前当期利益の換算差額だと思いますが、これはどの科目に押込めばいいのでしょうか。 どなたかお教えください。よろしくお願いします。
- 締切済み
- 財務・会計・経理
- 簿記2級の連結決算について
簿記2級の連結決算の初歩で質問があります。 投資と資本における相殺消去についてですが、 たとえばS会社の純資産が1,000とした場合、 期末にP会社がその株式の80%を1,200で取得したと したら、相殺消去の仕訳は 資本金 1,000 / 子会社株式 1,200 のれん 400 / 非支配株主持分 200 となるかと思いますが、この仕組みがよく分かりません。 P社がS社の株式80%を1,200で取得したときのPとSの 仕訳はたとえば P社 子会社株式 1,200 / 現金 1,200 S社 現金1,200 / 資本金 1,200 となり、そうするとS社の純資産はその時点で2,200となる のでしょうか。それとも80%分、つまり800が1,200となり、 残りの200と合わせて1,400となるのでしょうか。 そうすると株式取得時のS社の仕訳はどうなるのでしょうか。 資本金 800 / 資本金1,200 現金 1,200 / ??? 800 このあたりが上手く理解できません。どなたかご教授いただけますと 幸いです。よろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 簿記
- 会計期間が違う親子間の連結修正仕訳について
親子間の連結相殺仕訳について教えてください。 親会社の会計期間は4/1~翌年3/31、子会社は1/1~12/31です。 親会社が子会社の応援に行った場合の第2四半期決算(親会社:4-9月、子会社:1-6月) における相殺仕訳です。 個別仕訳では子会社は親会社に応援費用を払い、親会社はその分収益をもらいます。 4-9月の応援費用を100、9月末における債権・債務を50とすると 相殺仕訳は次のようになります。 収入(親会社)100/費用(子会社)100 未払金(子会社)50/未収入金(親会社)50 ただし上記の金額は親会社の9月末時点における金額なので、 子会社の方でも7-9月の金額を連結上追加計上しなければなりません。 (子会社の第2四半期は6月までのため) 7-9月の応援費用が80の場合追加仕訳は次のような仕訳で良いのでしょうか? 子会社の追加仕訳 (1)費用80/未払金80 9月末時点の債権・債務が50なので次の仕訳も必要でしょうか? (2)未払金30/現金30 どうも(2)の仕訳がしっくりきません。 (1)の仕訳だけでよいのでしょうか? 以上宜しくお願いします。
- 締切済み
- 財務・会計・経理
- 期中に事業用口座を家事用に変更するには
現在、事業用口座が2つあるのですが、一つを家事用にしたいと思っています。 期中でも、仕訳時点の残高を 【事業主貸】○○○円/【楽天銀行】○○○円 として帳簿上の残高を0円にすれば、以降は家事用として記帳しなくても大丈夫でしょうか? また、大丈夫なのであればネット銀行の取引履歴のPDFは、期末まででなく仕訳時点までだけを残しておけばよいのでしょうか?
- ベストアンサー
- 財務・会計・経理
お礼
Tmakuroさん、早々のご回答ありがとうございました。 連結の基本理念から教えてていただき非常に納得いたしました。 仕訳もご丁寧に解説してくださりわかりやすかったです。 本当にありがとうございました。 先日、今年度版の新しい「監査小六法」がきましたので、早速実務指針をみて参考にしたいとおもいます。 本当にありがとうございました。