- ベストアンサー
期中での連結外しの会計処理
子会社が期中において支配要件を満たさなくなったため、連結範囲から除外することになりました。 期末決算においてどのように連結仕訳をしていいのかわかりませんので教えてください。 また、PLは支配要件を満たしていた時点までチャージすればいいのでしょうか?等々、お願いします。 できればおすすめの参考書なり教えてていただければ助かります。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
連結の基本は「足して要らない部分は除外する」です。 したがいまして、期末決算での処理は(1)期首開始仕訳 (2)期首開始仕訳の修正仕訳となります。 (1)期首開始仕訳・・・投資と資本の相殺消去 (借)資本金 (貸)子会社株式 利益剰余金-期首 (2)期首開始仕訳の修正仕訳 (借)子会社株式 (貸)資本金 利益剰余金-S/S となります。 また、投資と資本の消去仕訳の修正仕訳で貸方に記載される子会社利益剰余金はS/Sで利益剰余金増加高の欄に「連結除外に伴う剰余金増加高」として記載されます。 その他、P/Lは質問通り、支配時点までチャージすればOKです。 日本公認会計士協会より出されている(出版は中央経済社ですが)「監査小六法」の連結財務諸表作成における実務指針や各大手監査法人で出版している「連結財務諸表作成実務」と言った本に記載されています。
お礼
Tmakuroさん、早々のご回答ありがとうございました。 連結の基本理念から教えてていただき非常に納得いたしました。 仕訳もご丁寧に解説してくださりわかりやすかったです。 本当にありがとうございました。 先日、今年度版の新しい「監査小六法」がきましたので、早速実務指針をみて参考にしたいとおもいます。 本当にありがとうございました。