ノルウェイの森英訳 書評について
村上春樹『ノルウェイの森』をJay Rubinさんが英訳した"Norwegian Wood"(ISBN0-099-44882-3)の背表紙にある書評についての質問です。
洋書によくあるようにこの本の背表紙にはTime outやGuardianの書評が英語で載っていて、「この本はすばらしい。村上春樹は間違いなく世界的にベストな作家のひとりだ」というようなことが載っているんですけれど、Times Literary Supplementの書評がどうにも理解できません。
全文そのまま載せます
'Catches the absorption and giddy rush of adolescent love...It is also, for all the tragic momentum and the apparently kamikaze consciousness of many of its characters, often funny and quirkily observed. Quietly compulsive and finally moving.' Times Literary Supplement
私の和訳↓
(この本は)思春期の愛への没頭・目まぐるしさをとらえている。また、登場人物の多くにみられる悲劇的な勢いや神風的な意識は、ときに滑稽で気まぐれである。静かに引き込まれ、最後には感動する。
つたない和訳ですみません。この訳はあっているでしょうか?kamikaze consciousness は一体何が言いたいのでしょうか??確かにノルウェイの森では登場人物がけっこう自殺しますけど、みんな超個人的な理由だし、戦時中の国家が作り出した神風特攻隊の概念とは全然関係ないように思います。それともkamikazeという単語は、外国(イギリス?)では違う概念でとらえられているのでしょうか?
ノルウェイの森・英語・kamikazeにくわしい方、ご回答お待ちしてます!