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芥川龍之介について

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お礼率 60% (3/5)

学校で、「芥川龍之介は、近代日本社会の中で、人間の存在をどのように認識したか」という課題が出たのですが、分からなくて困っています。このようなことが分かる(というか、分かりやすい)作品やサイトがあったら、どうか教えてください。お願いします。
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回答 (全3件)

  • 回答No.1
レベル12

ベストアンサー率 43% (186/425)

芥川の小説「みかん」だったと思いますが、「いいようのない疲労と倦怠」「ぼんやりとした不安」という言葉が出でくるとおもいます。芥川は、はじめ羅生門や鼻といった古典を題材としたユーモア小説を夏目漱石に誉められ文壇に登場しましたが、次第にネタもつき、独自の世界へ入っていきます。そんななか、大正から昭和に向かいつつあり、日本の政治社会状況も悪くなりつつあり、芥川も、「意味はわからないけれど、はっきりしないけれど、なんとなく不安」という人間の意識をとたえたと思います。漱石は、明かに「自己の存在に対する明確な疑問」に悩んだのに対し、芥川は「自己の存在の理由のないぼんやりとした、問題定義すらできない、不確かで不安な存在」として人間をとらえていたと思います。とくに後期の作品はそんな感じ一色で「河童」など、自己嫌悪の極度の表現だと思います。
お礼コメント
sacc

お礼率 60% (3/5)

ありがとうございます!後期の作品を中心に読んでみようと思います。
投稿日時 - 2002-01-12 00:20:14

  • 回答No.2
レベル6

ベストアンサー率 17% (3/17)

「人間の存在をどのように認識したか」…とはまたなんというか、
抽象的な課題ですね(笑)
あなたの言う「学校」が小中高のいずれかであることを前提に
助言程度のことを書かせていただきます。

先に訂正をさせていただくと、
〈ぼんやりした不安〉という語は「蜜柑」ではなく、
死の間際に書かれた、遺書に近い作「或旧友に送る手記」の中に出てくるものです。

芥川は人間の存在というよりも
「生きる」ということに対して懐疑的でした。
なぜこんなに苦しんでまでも生きることを続けなくてはならないのか、というような。
その辺りは「羅生門」執筆の前後の背景からも窺えます。
芥川は当時、自分の恋を家族に反対されて、あきらめました。
家族は自分たちの勝手な都合で反対するのであり、
芥川も家族には逆らえないという自分の勝手であきらめたのです。
純粋だと信じていた「愛」が人間のエゴイズムの前には無力だと言うことを感じます。
芥川は、生きる上で避けようのない悪が存在するのだと考えるようになります。
悪をおかしてまでも生存を続ける必要があるのかどうか。
その時その時で程度の差こそあれ、彼の一生をつきまとう疑問になります。
簡単にいってしまえば、学校の先生はきっと
「人間とは生きていくにおいて悪をおかすことを避けられない存在だと芥川は認識していたのだー」
という答えを持っていらっしゃるのだと推察します。
が、羅生門にも描かれている
「生きていくにおいて悪をおかすことを避けられない」ことを
良いとしたか悪いとしたか、
それは未だに議論の続くところです。

その辺りの心の葛藤は、晩年の作品「闇中問答」に顕著に現れていると
私は思っています。
「羅生門」と合わせてご一読下さい(^^)

以下のHPは、面白いのでとりあえずリンクはってみました。
お礼コメント
sacc

お礼率 60% (3/5)

本当に抽象的過ぎて何をどう考えていいのか分からなくて・・・。しかも、原稿用紙に10枚以上なんて。でも、aspyonさんのアドバイスを参考にして頑張って見ます。色々詳しく書いてくださってありがとうございます。
投稿日時 - 2002-01-12 00:25:03
  • 回答No.3

「近代日本社会の中で」「人間の存在の認識」というところで、ぱっと浮かんだのが「河童」という作品でした。「ガリバー旅行記」に似て、人間社会を痛烈に批判したものです。おそらく参考になると思うので、読んでみてください。
なお、下はWikiの解説です。
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