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もっとも~の、ひとつ の訳し方に就いて教えて下さい。
もっとも~の、ひとつ のような表現方法が外国語にはあるようですが、奇妙な感じがします。このような表現がでてきた場合、日本語の文章として違和感なく訳すとすれば、どうのようにすれば良いでしょうか? もっとも~の、ふたつ と書いた日本人の小説家もいますね。…… 宜しく、お願い申し上げます。
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ちょっと違うかもしれませんが、自分が英文で書くときに、 「one of the 最上級 物」は、ある意味「逃げ」で使いますね。 つまり、「これが最高だ。」と限定してしまうと、読んだ人から、 「いや、こっちのほうが最高だ。」とかつっこまれたりしますし。 もし、「本当の最高」でなかったとしても、弁解ができますし。 たぶん、そういう感覚で使っている場合って結構多いのでは ないでしょうか。
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- puni2
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回答者の皆さんは,べつにmagelanさんを糾弾しているわけではないと思いますよ。 >日本語の文章として違和感なく訳すとすれば、どうのようにすれば良いでしょうか? とのご質問でしたので,これは外国語を日本語に訳す時の問題ととらえた上で, 「違和感のない翻訳といっても,結局は文脈や文章の性格などいろいろな条件によって異なってきます。和訳しようとしている原文があるのであれば,示してください」 という回答になったのだと思います。私も「 」内と同意見です。 runeeさんの回答の文章など,たいへんおだやかな言葉づかいの文章で,人柄が伝わってくるようです。 それが糾弾と受取られてしまい,補足要求に対して「もはや結構」とおっしゃられてしまうのであれば,いったいどのような回答をすればよいのでしょうか? どのような内容の回答を,どのような書き方(文体)で投稿することを求めていらっしゃるのでしょうか? ちなみに,最近電車の中で見たある家具店の広告ですが,ある店舗には「日本最大」(店の床面積が),別の店舗には「首都圏最大級」と書かれていました。 この「最大級」を使えば,「最大級の店舗の一つ」のような言い方ができますね。「最も広い店舗の一つ」よりは日本語としてこなれていると思います。 しかし,これをもって「one of the most ~」=「最~級の一つ」のように公式化するわけにはいかないこともまた明らかです。 (たとえば,引用なさった『潮騒』の一節など,「美しさが最高級の場所の一つ」にしたらかえって不自然でしょう。少なくともニュアンスは大きく変わります。) というわけで,「ど(う)のようにすれば良い」と聞いているのだから「こうすれば良い」とズバリ答えてほしいのだとしたら,それは無理ということになります。
お礼
ご回答ありがとうございました。 漱石は、確か『三四郎』で、Pity is akin to love.を「可愛そうだとは惚れたってぇことよ」と訳していたような記憶があるのです。そんな感じで訳せないかと思ったわけでして…… みなさんには、お知恵を披瀝していただきながら、宜しくない挨拶をしてしまいました。お許しください。お詫び申しあげます。
私が英語を日本語に訳すときは、状況と目的によって意訳したり直訳します。ビジネス関係のときは、おかしくても完全に翻訳しないとあとで訴えられるかもしれないからです。小説は難しいですよね。和訳された英語の小説を読むと痛感します。 もし、何を訳したいかという資料がありましたら見てみたいです。これだけでは、なんとも言えません。
お礼
畏れ入ります。お手を取りました。 もはや、結構でございます。 質問したことで、回答ではなく、自己満足の表現活動に類するとも思える言葉により、こちらが糾弾されているように感じることに疲れ果てました。 教えるというのはむつかしいですね。 菜食主義の人に、動物性たんぱく質の効用を力説しても相手の胸には決して響かない……というような。
翻訳上の問題なら例文を示すべきではありませんか。外国語をどのように翻訳するかは、前後関係なく提示された例文を訳す場合と、小説のように作者の癖を捉えながら、もっとも日本語らしい表現を探し、創作する場合もあります。その場合、訳文が「もっとも~のひとつ」となるかどうかは分かりません。「もっとも」は時に「極めて」と訳しても不自然ではない場合があります。とにかく学校英語の感覚を小説や詩の翻訳に当てはめるのは妥当ではありません。 三島の潮騒にあるといわれる「もっとも」は翻訳ではないでしょう?日本語として使っているのなら必ずしも比較級として理解する必要はないと思います。この場合は、単に「極めて、とても」の意味ではないでしょうか。「もっとも」ときたら すぐ英語の比較級を思い出すのは英語中毒ですね。蛇足ながら、もっともには別の 使い方(意味)があります。あたりまえ、当然の意味のもっともです。 話を翻訳にもどしますと、英語のone of the best thingsは(例文なく訳しますが・・) もし、山の話なら、一番高い山、一番美しい山、 もし、人物なら一番とともに一等も使えます。あいつは一等悪い奴だ。 もし、国や土地なら一等国、一等地 日本語の最上級は一番です。 三年A組の中でもっとも悪いのは小泉です→もっと日本語らしく改めると→ 三年A組の中では小泉がもっとも(一番)悪だ。
お礼
お説ごもっとも、でございます。
- MinmMinm
- ベストアンサー率33% (43/128)
わたしはその表現について、日本語としての違和感は特に覚えない (むしろ正確な語り口だと思う)のですが、 いわゆる「翻訳調の文体」に対して、違和感をお感じになるんでしょうかネ? (わたしは翻訳調の文体は、わかりやすくて好きなんですが、 嫌いだという方もおられるようですね。) 「最も~」であるのは、必ずしもひとつだけとは限りませんよね。 たとえば、数百人が受験したあるテストの最高得点が95点であり、 その95点を取った受験者がAさん・Bさん・Cさんの3名だった場合、 3名は「そのテストで最も高得点を取った人々」となり、その中の Aさんが「そのテストで最も高得点を取った人々のうちの1人」 と紹介されることもあるように思います。 この例におけるBさん・Cさん、 (すなわち、他の「最も~」に該当する者・物・事) に対する配慮を必要としない場合には、 単に「そのテストで最も高得点を取った人」などといった表現をすることも 少なくないでしょうけど、そうした表現を用いた場合には、逆に、 「唯一の最高(得点者)」であるとの印象を与える(誤解を招く)恐れも ありますね。 #3のお礼に例として挙げられていた三島由紀夫さんの文章は、 ただ単にそこだけを「文」として見るなら、 「五本指にはいる」「一二をあらそうほどの」「甲乙付けがたいほどの」 といった表現に置き換えることもできるでしょうが、 こうしたボヤけた表現に置き換えてしまうと、 「この2つが最高なんだ!」という作者の自己主張とでもいうべきものまで ボヤけてしまうようですね。 (ogawa-ogawaさんが指摘されているように、) 訳されようとしている具体的な英文と、前後の文脈によって、 訳文に用いることのできる表現(の選択の幅)が決まっていくように思います。
お礼
お説ごもっとも、でございます。
- ogawa-ogawa
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例えばですが、「五本指にはいる」とか、「一二をあらそうほどの」などは どうでしょう。訳されようとしている英文があれば、どういったニュアンスかは 一目瞭然なのですが。
お礼
ご回答有難うございました。 《歌島に眺めのもっとも美しい場所が二つある。一つは島の頂きちかく、北西にむかって建てられた八代神社である。》 引用は三島由紀夫の『潮騒』第一章 2行目~ です。 かなり前に読んだ際にはそれほど気にならなかったのですが……。
- gogorapanui
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こんにちは。 たまたま今日TVでそのような表現を耳にしたのですが、 その時は「このサルは世界でもっとも小さいサルの一種です。」 と言っていたと思います。 このように「ひとつ」の部分を変えると日本語らしくなりますね。 ただ「ひとつ」としか言えない場合もあると思いますが・・・
お礼
ご回答ありがとうございました。 「ご覧いただきますのは最小種のサルです」
- chukanshi
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例えば、英語での one of the best things... みたいな場合ですよね。 うーむ。困った。 私は、日本語的におかしくても(という自覚もあまりなくなりつつあり) 「もっとも~のひとつは~である」 みたいに訳してしまいます。
お礼
ご回答有難うございました。 漱石や鴎外がどのように訳していたのか、なかなか行き当たらないのです。
お礼
ご回答有難うございました。